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三菱UFJまた劣後債発行

三菱UFJ銀行、また劣後債で資金調達するんですね。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20090727-OYT8T00328.htm

感想としては、『まだ金が足りないのか…』というところです。2月に劣後債で資金調達したばかりです。そのときは絶好調で調達額を上乗せしたくらいです。今度はさらに利率まで悪くなっています。これでも最近の市況から個人の資金はやってくるという自信があるのでしょう。私はたぶんお金があっても買わないでしょうね。デフォルトする確率はゼロとは言えません。それにしては利回り低すぎると思います。やはり国内にはいい債券が少ないなぁ、と嘆いてしまいます。
よい条件を引き出すために不買運動を展開したいですね!

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手数料値下げ合戦

楽天証券とSBI証券が株式の手数料の値下げ合戦を繰り広げています。主戦場は10万以下の売買手数料とか。

私は野村で20万円以下では手数料を払っていないのであんまり関係ないんですけどw

『国内最安値』の看板を手に入れて顧客を増やしたい楽天と、看板を守りたいSBI。もういっそのこと0円でいんじゃね?え、まさかマイナスまで突入とかw

安くなるのはいいことですが、よくよく考えますと10万円以下ってだいぶ銘柄絞られますよね。手数料ばかり見てしまい、銘柄を選択できないのは投資としてはあまりよくないです。結論的にはあんまり気にしなくていいですよ、ってことで。

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住宅ローン金利が上昇

7月から大手銀行の住宅ローン金利が0.05〜0.15%引き上げられるそうです。

http://charge.biz.yahoo.co.jp/vip/news/jij/090630/090630_mbiz046.html

金融危機により低金利政策なるものが言われていますが、これは中央銀行が操作できるインターバンクレートと呼ばれる金利です。これは銀行が資金を調達する際に使われる金利です。

国債の金利も低下しました。(最近はもみあっていますが)ゆえに預金金利やMMFといった金融商品の利回りが低下しています。

一方、日本の市場金利、たとえば社債であったり個人向けローンであったりと言ったものは一貫して上昇しています。

これは一般の消費者にとっては非常に大変な事態でしょう。預金や保険から得られる利回りが減る一方で、支出されるローン金利はあがっているのです。この流れがわかっている賢い投資家ならば、すでに準備は調っているかと思います。金利を支払う側に立つのか、受け取る側に立つのか。このファイナンシャルリテラシーの差が後々の財産に大きな影響が出るのは間違いありません。

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モリモトも減資

今日の日経を読んで知りましたが、モリモトも100%減資を行うようです。やはり一度破綻してしまうと株主に対する責任が重くのしかかるのを思い知らされます。上場廃止だけでなく本当に紙切れになってしまうのですから。株式投資は株価の上げ下げだけをみてのほほんとはいかないものです。

さて、ボーナス後の仕込みはほぼ完了しました。あんまり買わないぞと言っておいてなんだかんだで結構買ってる。。新興国株は結局やめにして日本株買いました。ネクスト不動産株なるか…?日本がんばれ〜。

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ラディア墜つ…100%減資

ラディアホールディングス(旧グッドウィル)が終わりのときを迎えるようです。

全部取得条項付種類株式を利用した発行済株式の全部の無償取得および消却(いわゆる100%減資)の予定について

http://www.radiaholdings.com/rhd/pdf/20090623155625.pdf

日雇い派遣、介護事業(コムスン)で一時代を築いてからあっという間の転落劇です。旧グッドウィルの業績を支えたこの2つの事業はいずれも行政処分によってその基盤を失ってしまいました。因果応報というべきでしょうか。やはり好からぬ手を使って得たものはそれによって終わりを迎えるという例になったと思います。

実は私、一瞬だけこの会社の株を持ってたことがあるんですよね。まだ短期売買をしていたころの話。値上がり益を狙いましたが、1週間で9000円くらい損切りしました。会社自体には希望が持てなかったんで保有はしませんでしたね。当時の株価は24000円くらいあった気がしますが、今は…161円。やっぱり、株は恐ろしい。。たぶん1ヶ月後には1円売り気配。

会社にはこういう終わり方もあるのですね。いわゆる倒産(会社更生法、民事再生法、破産申請)ではなく、減資によって株式は価値を失って、見込みのある子会社がそれぞれ巣立って行く。こういう手段を選んだのは、スポンサー(デット、エクイティともに)であるプロモントリア社が主導権を握れるように配慮したものでしょう。プロモントリアは株式を全損するものの、子会社をお持ち帰りできますから、それなりのメリットがあるでしょう。全く持って大損なのは他の小口株主です。資本主義経済は、かくも厳しいものです。

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ワクチン債について

ワクチン債(南アフリカランド建て)が楽天証券などを通じて販売がなされています。

楽天証券より

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/bond/foreignbond/bond_vaccine_200905.html

“”世界には、貧しさ故に予防接種を受けられず、幼く尊い命が失われている現実があります。「IFFIm」の活動は、途上国の子ども達へのワクチン提供支援に賛同する加盟7カ国からの寄付金で支援されています。この寄付金は2006年から2026年までの20年間という長期間に渡ることから、ワクチン供給が限定的にならざるを得ないのが大きな課題になっています。そこで登場するのが“ワクチン債”なのです。長期に渡る寄付金誓約を担保に債権を発行することで、より早く資金を調達し大規模な予防接種に展開することによって、その効果を最大限にすることが可能になるからです。「IFFIm」は将来に渡って加盟国から寄付される総額の内、40億ドルをワクチン債発行による資金調達に充当し、予防接種の為に一気に拠出することで2015年まで5億人の幼い命を守ることを目標として掲げています。

なにやら聞こえからすると債券投資であると同時に社会貢献であるかのようなすばらしい商品であるような気がしてきます。

しかしながら、私から正直に申しますと、こういう類の資金を負債によって調達するのは根本的に間違っていると思います。

この債券の性格を要約しますと、寄付金によってワクチンを賄っているが、それだけでは足りていない。そこで寄付金を担保に債券を発行することでその資金を一気に使えるようにしようということです。簡単に言いますと「前借り」です。

負債と言うものは前借りの性格をもっていますから、別にここに関してけちをつけるつもりはありません。しかしながら、負債である以上そこには「金利」が発生します。負債を抱えた以上はそれを上回る資金を数年後へ向かって返していかなければなりません。

これを実現するためには「成長のシナリオ」が必要になってきます。

たとえば、

  • 年平均6.85%で寄付金が増えていく
  • 年平均6.85%でワクチンの供給で利益を生む

と言ったものです。しかし、このような成長のシナリオが描けるでしょうか。年平均6.85%安定的に寄付金を増やしていくのはなかなか大変だと思います。営利目的ではないでしょうから、ワクチンを付加価値をつけて売ることも出来るものではないと思います。

もちろん、インフレの影響もあるのである程度ランド安に傾けば、6.85%をすべて成長で賄う必要があるとは思いませんが、これは非常に当てにならないものです。(ランド安に傾けば投資家は損をします!)

以上から、このようなことをしていたらこの団体は早晩資金繰りに窮するのではないでしょうか。

世間の話にたとえるなら

『ものすごい別品な女性と付き合っている。でも交際を続けるには今の給料では足りない。だから給料を前借りさせてほしい。』

と言っているようなものです。あなたが彼の上司ならどうしますか??

『自分の給料で賄える人と付き合いなさい。そんなことをして一生涯の給料を食い尽くしたらそれで君の人生は終わってしまうのだよ?うまく別品さんと結ばれたとしても君の給料が上がる保証なんてどこにもないじゃないか!』

と言って諭すのではないでしょうか。

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アプレシオ倒産

アプレシオが倒産しました。マジですか!?
世の中は不景気です。

http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3050.html

って日記をアプレシオから更新しています
身近な会社が倒産するのってなんだか感慨深いですねぇ。
特に倒産の影響はなく普通に営業をしているみたいでほっとしました。
でもアプレシオは随分前から倒産がささやかれてたんですよね。。

実際、マンガ喫茶って3時間マッサージチェアとフリードリンクやらネットやらが付いてきて1,500円くらいですから儲かるもんなのか不思議でしたが、大赤字です。そして債務超過。

今さっき、前期の決算を見て唖然としました。
ROEマイナス500%って何すか??終わってる。
総資産でもマイナス20%…ものすごい勢いで金を食いつぶしてます。

これは倒産は時間の問題。

民事再生なんでちゃんとスポンサーがついて借金のかたがつけば営業の継続は可能かと思いますが、不採算な店は潰れていくでしょうね。 私は結構アプレシオを利用しているので、市野のアプレシオが潰れると結構悲しいな、出来て1年くらいしか経ってない気がしますし。あと、ダーツに入り浸ってる友人とか。

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ライフステージが倒産

久々に倒産記事を書くことになりました。これでんー10社目ですか?

https://www.kacky-investment.net/?date=20080817

やっぱりこれからも潰れていくんですね。。

でも、株価は上り調子なんでこれからに期待しています。一昨日に買ったのは正解だったみたいでこの上昇気流を真正面から受け止めています。明日には日経9000円、損失100万切り行きますかね!!!

クライスラー、倒産するなら今だ!今しかない!!

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maneoの融資保証サービス『G-Loan』について

国内唯一のソーシャルレンディングサービス『maneo』にこのたび融資保証サービスがオープンしたそうです。

https://www.maneo.jp/apl/landing/gloan

今までは借り手のリスクを貸し手側が一方的に負うという超貸し手不利なルールでしたが、この『G-Loan』を使えば、借り手がデフォルトしてもオリックスクレジットが代わりに返済をしてくれます。保証される利回りは1.5%(税引き前)おおお!!!超便利じゃないですか!

…いや、落ち着け。。落ち着きましょう。冷静に投資対象として分析しましょう。オリックスクレジットが債務を代行すると言うことは信用リスクに関してはオリックスクレジットと同等と考えてもよいでしょう。では、オリックスクレジットの信用リスクはどんなものでしょうか。調べてみましたが、オリックスクレジットの格付けは見つからなかったので、代わりに親会社のオリックスで代用することにします。

オリックスの格付けはJCR、R&IでA+です。

最近の社債の実績では金利が年利2.03%(2年債2008/09)です。

結論からすると同じ信用リスクを負うならオリックスの社債を買ったほうがお得ですね。お金持ちさんは素直にオリックスの社債を買いましょう( ´∀`)ノ

『G-Loan』で資産運用するメリットというとなんでしょう。1万円からの小口で運用できるところでしょうか。小口でもSBI債(1.96%1年)とかありますしね。こちらの格付けはBBBです。まあ、こちらはバカ売れらしいですけどw

つぅ感じで、よくよく世間を見渡してみると取り立ててすばらしく便利で有利な資産運用というわけではなさそうです。金利が3%くらいまでいったら大絶賛だったかもしれません。maneoさん、これからもがんばってください。

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お金をどぶに捨てたい人がたくさんいるもんで

イラク通貨に投機熱 「20万円が1億円」 両替商宣伝 識者はリスク警鐘

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090410-00000151-san-soci

なんとまぁ、お金をどぶに捨てたくてたまらない人がいるもんですね。まあ、完全に自己責任でやっているはずですので、止めはしませんが。どんだけの失敗を見てきても、バブリーな人は決していなくならないと言う典型ですね。『もしかしたら…』という射幸心から宝くじ感覚で買ってしまう気持ちはわからんでもないですけどねwでも18万円はでないですな。。どぶに捨てるくらいならNGOに寄付するなりもっといい使い方をしてほしいものです。