34年ぶりの快挙と投資戦略の調整

先月の投資成績です。

2月の投資市場は、多くの国の株式市場が史上最高値を更新するという前例のない状況を迎えました。国内では、NVIDIAの好決算が追い風となり、半導体関連株を中心に株価が大幅に上昇し、日経平均は34年ぶりに史上最高値を更新しました。為替相場は比較的安定していましたが、月末にはユーロ円やポンド円が円安に傾きました。

この期間中、kackyファンドはビットコインを中心に暗号資産が急騰し、過去最高益を更新しました。2017年の仮想通貨バブルの際にも同様の急騰を経験しましたが、そのときは税金の問題や市場の不確実性から利益確定を躊躇い、後悔する結果となりました。その経験から学び、今回は早めに株式で一部利益を確定させました。市場全体が高騰している現状では投資先を慎重に選びたいと考えており、次の一手を考えるため、一時的に現金として持っておきます。

3月にはメジャーSQが控えており、市場には警戒感が必要です。過去の経験から得た教訓を活かし、市場の動向を慎重に見極めながら、投資戦略を調整していくことが重要です。投資は予測不可能な要素が常に存在しますが、長期的な視野を持って冷静に行動することが成功への鍵です。

それでは今月も長期投資で行きましょう!

日経平均とkackyファンド過去最高値への軌跡まとめ

今週末、日経平均がついに過去最高値を更新しました。kackyファンドも過去最高益を更新中です。
これを期に5年前の記事から今までを振り返り、kackyファンドの過去最高益への軌跡をお送りします。
ここ最近の上げ相場と新NISAの開始で株式投資を始めてみた方も多くなってきたと思うので、この紆余曲折の歴史を見てそういった方々への肥やしになれば幸いです。

過去10年の振り返り記事はこちらを御覧ください。

まずはkackyファンドのリターンの推移のグラフです。(2018年3月を100とした指数です)

kackyファンドは2020年のコロナショック以上に2022年の利上げショックをモロに受けて5年間の利益を吐き出しましたが2023年に驚異的な回復を見せました。

また、リスク・リターンを主要な株式インデックスと比較してみてみましょう。

kackyファンドTOPIXMSCI KOKUSAIMSCI Emerging
年率リターン23.71%12.68%19.40%6.74%
年率リスク24.05%14.06%17.19%17.59%
シャープレシオ0.990.891.130.38
リスク、リターン比較 (5年)

この5年間は株式インデックスと比較しても非常に大きなリターンを得ていることがわかります。標準偏差も相応に高いですが、シャープレシオはMSCI KOKUSAIについで良い水準です。
この5年間は新興国インデックスが振るっていないこともわかりますね。

つぎは各年度の相場サマリーとブログ記事ハイライトをまとめました。

2019年

2019年は、米中貿易戦争が市場の大きなテーマの一つでした。これは、世界経済の成長見通しに影響を及ぼし、株式市場には不確実性をもたらしましたが、年末にかけては多くの市場でリカバリーが見られました。為替市場では、ドルが主要通貨に対して強い動きを見せました。暗号資産は比較的安定した年であり、ビットコインは一時的な上昇を見せたものの、年間を通じて大きなブレイクスルーはありませんでした。

暗号投資方針に悩むkacky

まず、BitcoinCash(BCH)が仲間割れして2つのコインに分裂してしまったので嫌気が指して全部手じまいました。売った資金はBTCとETHに変えて運用してきましたが、ETHやXRPは最近元気がありません。そんなこんなしている間にEOSやらTRONやらLitecoinやらStellarやらといったライバル達が追い上げてきて盛り上がりを見せています。私は通貨型とコントラクト型は強いモノが弱いモノを飲み込む性質があると考えているので(普通に考えたら、人気の無い通貨やコントラクトを利用したいと考える人はいないですよね)、このままETHやXRPを保有すべきか、ライバルに移るべきか頭を悩ませている毎日です。ちなみにステーブルコイン(ドルやユーロ、円、現物資産に価値を裏付けしたトークン)やセキュリティトークン(企業型トークンが株式に近い性質をもったもの)が話題ですが、私の投資対象外です。

https://www.kacky-investment.net/2019/03/31/%e4%bb%ae%e6%83%b3%e9%80%9a%e8%b2%a8%e6%8a%95%e8%b3%87%e3%81%ab%e6%82%a9%e3%81%bf%e3%81%be%e3%81%99/

2020年

2020年は、COVID-19パンデミックによって世界が震撼しました。市場は大きな落ち込みを経験し、多くの国でロックダウンが実施されました。株式市場は急速に下落しましたが、政府と中央銀行の積極的な財政刺激策と金融緩和策により、年末にかけて驚異的な回復を遂げました。為替市場では、不確実性の高まりとともにドルが強まる場面もありましたが、主要通貨に対してはさまざまな動きを見せました。暗号資産はこの年、特にビットコインが強いパフォーマンスを見せ、多くの投資家が安全資産としての魅力を再評価しました。

株安不安よな。kacky、動きます

ということで、私のファンドには暗号資産を清算した分のキャッシュが豊富に残っていまして、これはチャンスなのではないかなと捉えています。正直暗号資産はこれからどうなるのか予想がつかない。少なくともビットコインの半減期までは動きづらいところがありますので、このチャンスを逃さず、株式に振り向けるという決断をします。この投資が成功すれば、kackyファンドにとっても結構大きなインパクトがあると思います。

https://www.kacky-investment.net/2020/03/01/%e6%a0%aa%e5%ae%89%e4%b8%8d%e5%ae%89%e3%82%88%e3%81%aa%e3%80%82kacky%e3%80%81%e5%8b%95%e3%81%8d%e3%81%be%e3%81%99/

2021年

2021年は、ワクチンの普及により経済活動が徐々に正常化し始める中、株式市場は記録的な高値を更新しました。テクノロジー株を中心に、成長株が市場を牽引しました。為替市場では、ドルは変動がありつつも、経済の回復期待により主要通貨に対して比較的安定しました。暗号資産市場は爆発的な成長を遂げ、ビットコインやイーサリアムなどが過去最高値を更新し、暗号資産への関心が高まりました。

2018年の過去最高益を抜けてウキウキ

先月に暗号資産と株式を大きく仕込みました。結果はというと予想に反して株式や暗号資産は大きく上昇し、特に暗号資産は大きく伸びてkackyファンドは過去最高益を更新することができました。

https://www.kacky-investment.net/2021/11/01/%e6%ad%a3%e5%bf%b5%e5%a0%b4%e3%82%92%e6%8a%9c%e3%81%91%e3%81%9f%ef%bc%81/

2022年

2022年は、インフレの懸念と中央銀行による金利引き上げが市場の主要な動きを形成しました。株式市場は大きな波乱を経験し、特に成長株が圧力を受けました。為替市場では、ドルが主要通貨に対して強く、インフレと金利の上昇によりドル高が進みました。暗号資産市場は、セルシウス、スリーアローズ、FTX、BlockFiといったいくつかの大きな暗号通貨プロジェクトの崩壊と市場全体の下落により、厳しい年となりました。

前年から打って変わって瀕死のkacky

kackyファンドは暗号資産の価格が崩壊してブッチギリの大損になっています(´;ω;`)まあ、一時は700万まで行っていたビットコインが200万円まで下がってしまったのですからまあこうなりますよね。暗号資産の下落は、暗号資産でビジネスをしている企業にとっても打撃を与えていて、特に暗号資産に投資してきた企業は経営危機を迎えたり、倒産する企業も出てきました。具体的にいえば、セルシウスやスリーアローズキャピタルといった企業が経営危機や破産を迎えています。Coinbaseといった優良上場企業でさえも従業員の削減に追い込まれています。

https://www.kacky-investment.net/2022/07/09/%e3%81%9d%e3%82%8d%e3%81%9d%e3%82%8d%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ae%e5%ba%95%e3%81%8b%e3%81%aa%e6%b7%a1%e3%81%84%e6%9c%9f%e5%be%85/

2023年

2023年は、市場が前年のインフレ圧力と金融引締めからの調整を試みた年でした。株式市場は、経済指標や企業業績に応じて波乱含みの動きを見せました。為替市場では、経済の見通しや中央銀行の政策方向性によって主要通貨間で変動が見られました。暗号資産市場は、回復の兆しを見せつつも、依然として高いボラティリティと規制に関する不確実性に直面しています。

暗号資産の逆風からの逆転

kackyファンドは月中に暗号資産が10%程度暴落したため、トータルで8%下落と厳しい月でした。ランキングトップはかろうじてキープしましたが、かなりリードは縮まりました。しかし、ここはチャンスと捉えて8月末に暗号資産を多めに購入しました。しばらく暗号資産は様子見で株式中心につみたてて、米ドル定期も続けていこうと思います。

https://www.kacky-investment.net/2023/09/05/%e9%80%86%e9%a2%a8%e3%82%92%e3%81%ae%e3%82%8a%e3%81%93%e3%81%88%e3%81%a6/

いかがでしょうか。結果的に見ると順調に利益が出せていますが、2年前に利益を吐き出して、それを1年で取り返すジェットコースターのような5年間でした。結局投資はいつ利益を失ってもおかしくないリスクと隣合わせのものですが、そのリスクを受け入れてバイアンドホールドを続けることで今があります。

2018年ではまだまだマイナーな投資法だったインデックス投資は今やみんなが知る投資になり、eMAXIS Slimシリーズが総額8兆円を超えるまでになりました。すばらしいことです。そこで私としては投資で利益を得るには投資信託の選択だけでなく「バイアンドホールド」が重要だということを伝えて締めくくりたいと思います。

それではこれからも長期投資で行きましょう!

クラウドの先の新しい私

実は今年、私にとって大きな決断をしました。

先週末をもって転職し、明日から新しい会社での仕事が始まります。前職では、AIクラウドサービスをイチから作り上げるという仕事に従事しました。その過程で、AWS上でECS-Fargate、Cloudfront、Auroraといったインフラストラクチャを扱い、PythonやTypeScriptといったWeb開発のスタンダードな技術スタックを用いて、様々なプロジェクトを実現しました。さらに、機械学習をKubernetesクラスタで運用したり、ReactやWASMを使ってブラウザ上での画像処理を実現するなど、技術的な挑戦を重ねてきました。

さらにこの1ヶ月の有休消化期間を利用して、プログラミングスキルの向上と新しい技術の調査を兼ねて、約15年前に手掛けた麻雀アプリのプロジェクトをクラウドサービスとしてリニューアルしました。このプロジェクトは、GCPやサーバーレスアーキテクチャ、サービスメッシュといった最新の技術を試すエキサイティングな取り組みでした。しかし、構想を大きく広げすぎた結果、Parquetの読み書き処理、セグメンテーションフォールトのエラーのデバッグといった細かな課題に時間を取られ、現在時点でサービスをお披露目できなかったことは反省点です。1人でゼロから完成させる難しさを痛感しました。しかしこの経験は今後に活かせる有意義な時間だったと思います。

構想や成果物についてはzennに記事を載せているのでこちらをぜひご覧ください。

https://zenn.dev/kacky/articles/a861877327f760

今年は世界にとっても、私にとっても節目を迎える非常に重要な年になりそうです。より一層クラウドや機械学習の力を活かして、世の中に変化を与え人々の幸せに貢献していきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

波乱のスタートとその後

先月の投資成績です。ちなみに昨日は私にとって節目の日でしたがそのことは別の記事で書きます。

新年が始まり、投資市場には多くの動きがありました。1月は、株価が上昇しやすい時期とされています。正月に発生した能登半島地震という大きな災害は市場に波乱をもたらしましたが、株式市場はその後、月間を通じて堅調な推移を見せ、幸先の良いスタートとなりました。

特に注目すべきは、国内株式の動向です。好調な業績を背景に国内株は大きく上昇し、日経平均の史上最高値更新が期待されています。為替相場に目を転じると、年初は円高でスタートしましたが、様々な要因により月末には円安へと傾きました。その要因とは、日銀のマイナス金利政策の解除が先送りになったことや、米国の景気が堅調であることによる利下げ予想の後退です。

暗号資産に関しては、ビットコインETFの承認が期待され、年初から上昇しました。しかし、10日に承認された後は、利益確定の売りによって下落しました。kackyファンドは、暗号資産が少し落ち込んだものの、全体としてはベンチマーク並みの良いスタートを切ることができました。

このような市場の動きを踏まえ、2月も引き続き堅調な推移が期待されます。特に、日経平均の史上最高値更新やkackyファンドの過去最高益の更新に期待がかかります。投資の世界では、予期せぬ出来事が起こることもありますが、長期的な視点を持つことが重要です。

それでは、今月も長期投資で行きましょう!

昨年の投資振り返りと今年の投資戦略(2023年度版)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

昨年はどのような年になりましたでしょうか。昨年は前半はインフレと利上げが引き続きテーマとなり後半に連れて景気後退や利下げが意識される展開となりました。インフレを食い止めるべく米国を中心に行われた利上げにより金利が5%にまで引き上がりました。しかし一昨年の株価の下落を受けて割安となった成長株を中心に1年を通して株価が上がりやすい年でした。為替の方は11月くらいまでは一方的に円安に傾斜したものの、欧米の景気後退による利下げ期待と日銀の金利正常化期待が重なって12月に一気に円高に傾きました。

kackyファンドは相場を追い風に躍進を遂げた1年でした。前年比でマイナスになる月が1つもなく、ベンチマークを大幅に上回り、一昨年の下落から巻き返す事ができました。特に暗号資産が今年の米国ETFへの承認への期待から予想を上回るリターンとなりました。今年も一段と飛躍する年にしていきたいと思います。

それでは今年も、例年通り昨年の振り返りと今年の投資戦略を展望したいとおもいます。

昨年立てた目標は次の通りです。

  • 最大損失(対前年評価額) –30%未満
  • 投資コスト(税金+手数料) 前年水準キープ

さて、どれだけ達成できたでしょうか。

  • 最大損失 0%達成
  • 投資コスト 20557円 達成!

ということで、昨年は年初から大幅な利益となり損益は目標達成、投資コストも税金や手数料の削減に成功しました。

コストの内容ですが、

税金 20532円(9495円減)

手数料 25円(225円減)

と、手数料、税金ともに減少しました。手数料はSBI証券では10月以降株式が無制限で無料となりました。今後は手数料ゼロで運用でき、税金も新NISAの活用で削減が期待できます。

次はアセットごとの利益率です(預金、DC除く)

名称1年前現在利益率
暗号資産49.8%55.1%113.05%
国内株式13.0%11.3%63.91%
国際株式37.2%33.4%76.45%
国内債券0%0.2%0%
国際債券0%0%0%

といった感じで、昨年は全てのアセットがプラスかつ過去最大級の利益率となりました。

今年は暗号資産と国内株式は現状維持で行きたいと思います。国際株式は新NISAの積立枠でオルカン(eMAXIS Slim全世界株式)を購入予定です。国内債券は昨年ポイント目的で少しだけ買い、今年は金利上昇を意識して個人向け国債の変動金利型を購入予定です。国際債券は購入予定はありません。

  • 暗号資産 現状維持(40~60%)
  • 国内株式 現状維持(10~20%)
  • 国際株式 新NISA買い(30~50%)
  • 国内債券 個人向け国債を買う(0%~10%)
  • 国際債券 引き続きゼロ(0%)

と、いろいろリスクも勘案して幅を持たせることにします。

目標は昨年と同じく、リスクとコストをコントロールしたいと思います。

  • 最大損失(対前年評価額) –30%未満
  • 投資コスト(税金+手数料) 前年水準キープ

さて、2023年に行っていたEthereumと外貨預金のリターンをざっと振り返ります。

  • 米ドル定期 $515.90 72772円 (+1772円) +2.4%
  • Ethereum 0.9708ETH 313464円 (+93464円) +42.5%

米ドル定期については年初の良い時期から購入することができたため、金利も得られて上々の結果だと思います。Ethereumについては年初から3倍程度まで伸ばしたため期待以上のリターンを得ることができました。Ethereumについては今後も長期保有の予定ですが、米ドルについては今後の見通しが難しいため、早々に手仕舞いをするつもりです。

また、今年はEthereumと外貨積立は行わず、新NISAの積立を行うにとどめます。余剰資金は別の使い道を考えています。資産運用だけが全てではなく、様々な使い道を通じて自分の生活を豊かにすることが大切です。

今年1年も健全な長期運用を目指します。読者の皆様、今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m

11月は順調、12月は荒模様か

先月の投資成績です。

11月は、株式と暗号資産の世界で好調な一ヶ月でした。為替市場では、円安が進み、1米ドル=149円から始まり、一時は151円近辺まで上昇しました。しかし、月末には米国経済の減速が明らかになり、日米の金利差が縮まった結果、1米ドル=148円まで円高に傾きました。

株式市場は、10月の下落から回復し、特にNYダウの上昇が顕著で、年初来高値を更新しました。しかし、月末には米国の経済指標の弱さが見られ、業績懸念と金利低下の影響でもみ合いとなりました。結果として、株価は月次で約10%上昇し、年初来高値圏で月を終えました。

kackyファンドでは、株式と暗号資産の両方が大幅に上昇し、プラスで着地。他のファンドとの差をさらに広げ、年初来高値を更新しました。

12月に入ると、年末商戦の期待がありますが、米国や欧州の景気減速が顕著になりつつあり、株価と為替の乱高下が予想されます。特に、12月上旬では、為替が151円から141円まで円高に推移しています。

日米の金利差が縮まっている現状を踏まえ、この1年間で蓄えた米ドルの定期預金については、徐々に手仕舞いを検討しています。

それでは今月も長期投資で行きましょう!

今月の積立状況

  • 米ドル定期 $515.90 76533円 (+5533円)
  • Ethereum 0.9708ETH 292563円 (+72563円)

金利の迷宮を抜ける

先月の投資成績です。

10月は、伝統的に株価が下落しやすい月ですが、今年もその例に漏れず、下落基調が続きました。為替市場では円安が進行し、月初の1ドル=148円から月末にかけて1ドル=149円まで円安が進みました。

株式市場では、月末に控えるFOMC(米連邦公開市場委員会)と日銀の政策会合を前に、金利上昇のリスクから市場は慎重な動きを見せました。特にTOPIXは、10月26日に安値の2224をつけましたが、月末の日銀の政策会合では、長期金利の上昇は容認されつつも、マイナス金利を含む緩和政策が維持されることが発表され、これが市場の大きな持ち直しにつながりました。

しかし、月次で見ると株価は4%の下落となりました。kackyファンドは、株式ではマイナスでしたが、ビットコイン現物ETFの米国での承認に対する期待から暗号資産が大幅に上昇し、結果としてプラスで着地することができました。

日銀の政策会合では、インフレ率の見通し修正や長期金利の上昇容認などの政策変更が見られましたが、その見通しはまだ甘いと考えられます。来年は、インフレ率が4〜5%に達し、10年物の国債金利が2〜3%に上昇する可能性があるため、投資戦略としては、国内外の株式へのシフトや、円安に強い銘柄への投資をお勧めします。

11月に向けては、年末商戦の期待感から株価は堅調に推移すると予想されます。しかし、日米の金利の動向は不透明であり、為替市場の予測は難しい状況です。株式と米ドル定期預金に着実に積み立てを続けることが賢明でしょう。

それでは、今月も長期投資で行きましょう!

今月の積立状況

  • 米ドル定期 $481.17 72815円 (+6815円)
  • Ethereum 0.9708ETH 263911円 (+43911円)

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2023に投票しました

今年も投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Yearに投票させていただきました。この企画に投票するのはもう常連になってきました。特に奇をてらうことはなく皆様も知っているファンドに投票しています。3つ目に関してはETFから選ぶようにしました。どういう結果になるか楽しみです。月例の更新は来週やるので今日の更新はここまでにします。

それでは今月も長期投資で行きましょう!

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ブログ開設からもう10年以上過ぎて今更感もありますが、いいねボタンを追加してみました。毎月定期的に株式市場や自分の投資状況を発信してますが、どんなことに興味を持ってみていただいているか気になりまして。よかったと思われましたらぜひ下にあるいいねボタン(ハート)を押してください。よろしくお願いします。(以外にプログラミング関連ワードからの流入も多くて驚いています。暇があったら書くかリンクを貼るかもしれません^^)

暗号資産に光明

先月の投資成績です。

9月は、伝統的に株式が下がりやすい月と言われています。しかし、今年の9月は始めのうちはその伝統を打破するかのような動きを見せました。為替市場を観察すると、円は月間を通して円安に推移。月初めの1$=145円近辺から、月末には1$=149円近辺まで円安が進む動きを見せました。

株式市場もその影響を受け、中旬までの上昇が顕著でした。TOPIXは33年ぶりの2438までの上昇を記録。しかし、その後の市場は一転。月末にかけて、米国の政府閉鎖の懸念や金利の高止まりする懸念から、大きな下落を経験し、月初から見ると結局マイナスに転じてしまいました。

kackyファンドも例外ではありませんでした。株式部分はインデックスと同様にマイナスを記録。しかし、幸いなことに、暗号資産が月末に持ち直し、5%程度の上昇を見せてくれました。この結果、ファンド全体としてはほぼ横ばいでの着地となりました。

10月の展望としては、株式市場はやや軟調になると予想しています。しかし、これは長期投資をする私たちにとっては、積立の好機とも言える時期です。私自身は、Ethereumの積立を一旦停止し、株式と米ドル定期への積立を継続することに決めました。

投資の世界は、短期的な動きに振り回されることが多いですが、長期の視点を持ち続けることで、一時的な下落も乗り越える力を持っています。みなさんも、焦らず、自分の戦略を信じて、投資を続けていきましょう。

今月も長期投資で行きましょう!

今月の積立状況

  • 米ドル定期 $414.05 61845円 (+5845円)
  • Ethereum 0.9708ETH 244105円 (+24105円)