震災復興への関心を絶やさない

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今週の投資成績です。

今週も株価は大幅続伸で、kackyファンドも過去最高益を更新中です。順位としては低いですが、株式への配分が相対的に少ない中で、インデックスをよく追いかけている方だと思います。このままの上昇がいつまでも続くわけではないので、その後を考えて慎重に見守っていきます。長期投資が実りつつあります。

 

さて、今週私は去年からやり始めたミュージックセキュリティーズのセキュリテ被災地応援ファンドへの出資を行いました。

http://oen.securite.jp/

 

今年は下記の3ファンドへの出資を行いました。

  • 世嬉の一酒造 蔵とビールファンド 3口(31500円)
  • マルトヨ食品さんまファンド 2口(21000円)
  • さんいちファーム野菜ファンド 1口(10500円)

ファンドの口数は優待をもらうために合わせてあるのはご容赦ください^^;

このファンドのページはちょくちょく見ているのですが、最近ファンドへのお金の集まりが鈍っているところが気になっています。震災から早いもので2年が経とうとしています。過ぎたことは記憶から忘れ去ってしまうのは人の常であります。しかし、考えてみてください。東日本大震災はもう過ぎ去ってしまった出来事でしょうか?震災復興はすでに達成されたでしょうか?

 

いやいや、震災復興はこれからなんです。まだスタートラインにたったばかりです。ですから、我々はこれからも継続的な支援をしていく必要があります。この気持ちを忘れずに、私は結婚した今も被災地へ資金とエールを送り続けます。

はっとセキュリテセットを買ってみた

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はっとセキュリテセットを買って、食してみました。

 

うどん風に茹でてみただけ。具はたけのこと刻みネギを入れてみました。2杯目は卵をといて落としました。はっとの味に関しては、うどんというよりもワンタンの皮のような食感とおもちのようなどっしりとした味がしました。このセットに関してはつゆがとくに美味しいと感じました。かつおだしを基調としたシンプルな味ですが、ランニングを終えた後の疲れた体にはとても沁み入る味でした。

 

つゆはセキュリテ被災地応援ファンドの『丸光食品』のつゆだそうです。

 

味的には満足でしたが、ただ正直なところ、4食で2500円は高い!のと、賞味期限が2週間しかないというところで1人暮らしの私が完食するのはなかなか大変なお仕事です(´Д`;)

 

私がこれを買った動機ですが、今年の3月に被災地応援ファンドへ投資したのですが、その内の一つが丸光食品であったこと、このときにもらったポイント(500円引き)が6月末で切れることといったことがありました。

 

今はまだ丸光さんではうどんの生産ができないそうです。今は2500円でおつゆを嗜むだけしかできませんが、震災前にはこの味が気仙沼で当たり前に食されていたんだなあと思うと感慨深いものがあります。

 

というわけで、万人にお勧め、というわけにはいきませんが、美味しいつゆでうどんが食べたい方、気仙沼を応援したい方は買ってみてください。また、ファンドへの出資も検討してみてください^^

 

http://www.securite.jp/shopping/231/

[投資戦略] 被災地支援ファンドの紹介

被災地を応援してあげたいという志をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますので、この場で被災地支援をうたったファンドを紹介します。

 

まずは野村アセットマネジメントが設定した東日本復興支援債券ファンド1105です。

 

http://www.nomura.co.jp/retail/fund/boseki/east_japan_support/index.html

 

投資対象は

東日本大震災からの復興に寄与すると考えられる政府機関、地方公共団体および企業の発行する債券を含む国内債券(新規に発行される債券を含みます。)および国債に投資を行ないます。

 

だそうです。

 

あと、信託報酬(年0.415%)の半分を復興支援の目的で寄付するそうです。

 

投資対象がわかりにくいですが、まあ、東北地方の自治体や企業の債券を買うことになるのだろうと思います。信託報酬も割と普通です。というわけで、平々凡々な国内債券の投資信託になると思います。

寄付される金額は年間0.2%です。10万円投資して年間200円です。

高い志をお持ちの方は直接のご寄付をご検討くださいw

 

募集期間は5/16までです。


次はミュージックセキュリティーズのセキュリテ被災地応援ファンドです。

 

http://oen.securite.jp/

 

こちらは地震で被災した企業に直に資金提供をする形のようです。いろいろサイト内を回っていますが、ファンドと銘打っているものの、利益還元の仕組みが明確ではないような気がします。投資というより寄付に近い形でしょうか。

 

日本赤十字等々が集めている義援金は、被災した方々に行き渡っていない現状が報道されています。また、現物での支援もニーズと合わなかったりして行き場を失っていたりします。私は今までの募金や義援金のあり方では限界があるのだろうと思います。

 

そう考えれば、資金を必要としている被災企業に直接資金を提供するという形はありかも?とも思います。

 

あくまで、投資とは切り離して考えたらの話です。利益を追求したときに被災企業にお金を出すのが正しいかはちょっとわかりません。

 

といったところです。ご参考まで。

 

私は上記のファンドに投資しておりませんし、する予定も今のところありません。あしからず。

[投資戦略] 地震から1週間、投資戦略の振り返り

地震から1週間が経ち、予想通り国内株式市場は暴落しましたが、ようやく落ち着きを取り戻してきたように思いますので、ここらでいちど投資戦略について振り返りを行いたいと思います。

 

まず、結果はグラフの通りで、kackyファンドは大きく下落し、順位も3位に後退しました。年初来からのリターンも-5%強と大きく後退してしまいました。

 

前週からの下落率でいいますと、kackyファンドは-9%強と日経平均株価(-10%)に次ぐワースト水準です。その時点での私の国内株比率は65%ほどでしたが、平均以上に下落した株も多く、また海外株でも大きく下落してしまいました。私の投資戦略はこの種の災害に対しては弱かった、と言えると思います。1〜2年に相当する利益を一瞬にして失うショックはとても大きいです。

 

こういう時にはやはり分散投資という戦略が強さを発揮しています。セゾンバンガードや楽天525といったバランス型ファンドがこういう局面では優位なパフォーマンスとなっています。

 

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では、私の今までの投資戦略は間違っていたか?という命題は必ずしもYESではありません。評価の幅を2010年始までさかのぼりますと、私のポートフォリオは他のファンドを大きく引き離しており、その状況は今も変わりありません。(2番目のグラフ)

 

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投資のリターンというのは上昇、下落両方の局面を見なければ正しい判断は下せません。たしかに私のポートフォリオは今回の事故では大きく下落しましたが、それ以前の上昇局面ではきちんと利益を得ているので戦略としての失敗とは言えないと考えています。

 

では、私の投資戦略はリスクが高かったのか?という命題を考えます。

 

2010年以降の各ファンドの標準偏差は次のとおりです。(年率換算ではありません)

銘柄 標準偏差
kacky 4.29%
結い2101 1.92%
セゾンバンガード 2.96%
さわかみファンド 5.51%
楽天525 2.49%
日経平均株価 5.60%

 

この結果からすると私の投資戦略はバランスファンドよりは高リスクですが、日本株100%よりは低リスクであると言えます。つまり、すべてのリスクが高い投資(=高リスク投資)を行っていたわけではないということになるかと思います。

 

この2つの分析から私の投資戦略を早急に見直す必要はないとの結論に至っています。ただ、年初でも現状国内株一辺倒の投資戦略に懸念は感じていました。それが今回顕在化したわけですので、そこはしっかりと受け止めたいと考えます。しかし、海外株はどうしても投資信託に頼らざるを得ないところが不安材料でリスクの低減には有効に作用しないのではないかと考えています。よってもう少し国内債券を増やす保守的な運用に向かうべきかどうか悩みます。6月までに結論を出して、ボーナスでのリバランスでリスクとリターンのバランスを図っていきます。

 

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先週の日記の件、木曜日に寄付を行いました。

領収証は2ヵ月後になるということでひとまずはメールのキャプチャーです。東北地方のいち早い復興を一日本人として願っています。