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maneoがんばれー

今週のmaneoは開催オークションゼロ、コーポラティブハウスローンも残り半分の段階で未だ12%とお寒い状況のmaneoさんです…orz

私はこれまでmaneoに対しては辛口なコメントを連発しておりますが、それは期待の裏返しでもあるわけです。『個人』という存在が株式のようなエクイティの出し手としてでなく、『融資』としてのお金の直接的な出し手となることは歴史的な意義は大きいですし、投資家としても投資の幅が広がるためとても期待が大きいです。

しかし、私が資金を投じるにはまだまだ情報の開示、特にリスク面の開示が不十分で、その点を基本的には指摘しています。

現在、ローン残高はようやく1億5千万。maneoが受け取れる手数料は225万円/年。たった一人の給料すら払えません。。もしこの状況が続いてこのまま消滅してしまうのはあまりにさびしいですね。

投資家としての意見では、やはりmaneo、ひいてはソーシャルレンディングの『リスク』を早く確立することだと思います。賢い投資家というものは『リターン』というものは『リスク』と表裏一体であることを理解しています。結論を述べれば投資対象の『リスク』が把握できなければ、その対象にどの程度の『リターン』を求めたらよいか分からないということです。

maneoの記事を初めて書かせていただいたときに貸し手の立場の弱さを指摘させていただきました。借り手の情報はネット上でしか得ることができませんし、返済原資に対する担保もありません。よって想定しうるリスクは『全損』となるわけで、必然的に投資家として求めうるリターンは限りなくエクイティに近い水準となります。数字でいえば年率10%近辺ですね。5〜6%だったら、REITの方が不動産の担保があるだけましです。maneoが見込んでいた『低金利』での貸借は残念ながらそうはうまくいきません。投資家もそうそう馬鹿ではないですよ。。

逆に借り手の立場から考えますと10%近辺の金利で借りたい需要としては既存のものではサラ金や商工ローンといったところになります。最近はそこらへんの市場も法規制が厳しくなりそうですからマネー需要が流れ込むことを期待するしかありませんが、借り手としてはそこらではそれなりの金利を払えばおそらく借りられるでしょうから借り手のニーズとしては恐らく第一に『金利抑制』、あるいはサラ金の極度額を超える『大口の借金』となると考えられます。

ここで大きなミスマッチが生じていることにお気づきいただけたでしょうか。貸し手としては『リスク回避』をしたいのにそれに応えられない。借り手は『金利を抑制』したいがそれに応えられない。おそらくこの問題が解決されない限り、(あるいはよほどおバカな投資家がバブルを形成しない限り)ソーシャルレンディングの劇的な発展はありえないでしょう。

でも、本当にmaneoには頑張っていただきたいです。くそ低金利になった今日この頃には飽き飽きしてきました。野村ホールディングスの社債金利1.0%(3年)って何!?なめてんの!?

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maneoの『コーポラティブハウスローン』について

maneoのコーポラティブハウスローンについての情報がぼちぼち来たのでお約束通りこちらについての見解をいろいろまとめておきます。

結論から言うと『まあ、投資先の候補として検討しても大丈夫』というレベルであると思います。ただし、現在の入札状況(10日経過時点で8%、残り20日)を考えると融資が実行される可能性はかなり低いです。よってわざわざ振込手数料を払ってmaneoに入金して入札して1か月置いておく意味があるかどうか…その間にもっといい債券が出てきましたってなったら泣けてきますよね。というわけで入札するんだったら2000万、3000万単位で融資実行を決めるつもりでやってください。自己責任、ご利用は計画的に。ええ、もちろん私はそんな勇気もお金も持ち合わせておりませんのでww

というわけで、かなーりやる気が失せていますが一応リスク開示に関しても見てみますか。

建設組合はどれだけの突発的要因に耐えられる余裕度をもっているのか? 

基本的にキャンセルに備えて組合員に必要資金の10%を入れてもらっているようです。この範囲内のものであれば耐えられるということになります。まあ、一応さすがにこれくらいの保全措置はあってしかるべきですよね。

建設組合員にキャンセルが発生したらどうなるのか? 

“”今回のコーポラティブハウスのプロデューサーであるアーキネット社では、組合員規約による脱退禁止規定を置くとともに、事前に綿密なリスク通知と細心のコーディネートを行うだけでなく、組合員にそれぞれの必要資金の10%以上を自己資金として積ませ、脱退時にはそれらを没収することにより脱退リスクを抑止しています。また、組合員が経済状況の悪化などにより、脱退を余儀なくされる場合には、他の組合員の中途募集を行います。中途募集に際しては脱退組合員から没収した自己資金を原資に割引販売し、建設事業を続行させます。

もし住宅ローンが失敗した場合は中途募集を行うようです。まあ、あたりまえですね。当然その時の不動産市況がもろにリスクとしてきいてきます。その自己資金をもとに割引販売するとしていますが、その程度の割引で十分かどうかは若干疑問符が付きますよね。。

ただし、これは住宅が建てられる場所がどこか?というところに強く依存するのでそのあたりが知りたいですね。

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暗い株価、明るい話題

いやー、今週も日本の株価は暗いですな…orz

日経平均はそれほどでもありませんが、TOPIXは明らかに9月を天井にして下落局面に入った感じ。景気対策は早くも息切れですかね。

特に業種では不動産とノンバンクが厳しい下げに見舞われています。ノンバンクは今はつぶれるか否かの状況ですので納得です。。でも不動産はどうなんですかね?

最近の下落のネタはこの辺りかな↓

地方税特例、税調半数超認めず 新築住宅減税は抜本見直し

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009111701000970.html

このネタはまだ確定ではないし、確かに不動産関連ではいいニュースではないですけど不動産投資に死ぬほどの打撃を与えるかといわれるとそうでもないと思いますけどね…。

あんまりわるーい話ばかりしてると暗くなってくるので明るい話題へ行きましょう。

トーセイが開発物件の売却に成功したみたいです。

当社開発物件「THEパームス日本橋横山町」の売却に関するお知らせ

http://www.toseicorp.co.jp/whatsnew/documents/091118yokoyamachoubaikyaku.pdf

売却価格は35.3億円。売却先は野村不動産レジデンシャル投資法人、いわゆるREITです。トーセイにとっては来期の売り上げにつながります。今期の第1四半期の売上の合計が77億ですからもうこの物件だけで半分を達成してしまったと。これはかなり大きい。普段はこういうのは分譲でちまちまーとしか売れないんでこういう案件は勢いとなります。これで新たな物件開発の原資が稼ぎだせたので後は会社の手腕次第。来期の業績は期待したいですね!!!

それだけでなく、REITにも新規物件を取得する元気がでたというネタもうれしいですね。ここ1年REITはパンパンに膨らんだ借金を返すだけでいっぱいいっぱいでして、とてもとても物件取得どころではありませんでした。それがこうして物件取得へ乗り出すファンドが出始めたのは不動産投資への明るい話題ではないかと。

取得原資は増資で賄うようです。相場の下落時期という間の悪い感じでの投資口発行ですが、なんとか持ちこたえてほしいものですなー。

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フルボッコな毎日

世界の株式市場が活況を呈する中!

私の持ち株はフルボッコな毎日ですorzごきげんよう!

新興不動産は暴落

イオンは突然大量のCB発行

軟調な日本株

そんな中、なぜ米国株は上がり続けるのか!?誰か教えてくださーい(T▽T)

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GSユアサ営業赤字

GSユアサ、何気に営業赤字なんですね…。

http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20091113-00000042-rps-bus_all

私はてっきりこの会社は不況にも負けない有望企業だと思っていました。だからこそあの2008年にも株価は上がり続けた、そう思っていました。ところが、蓋を開けてみれば営業赤字ですか…(滝汗)

この事態予測できた人どれだけいますかね!?来週の相場は大荒れな予感。(10月末ですでに予想は出ていたのか)よく通期の予想を変えませんでしたね。下期だけで70億稼ぐのか!?

そういえば、この会社7月に増資してましたよね。それなりのお値段で300億調達できたわけで、会社にとってはウマーな感じでしたな。買っちゃった人は騙された感がありますよね。。ご愁傷様ですm(_ _)m

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ドルを買ってじっと待つ

東陽テクニカや海外株の投資信託を売却して得た現金を海外ETFに回そうと企むkackyです。ところが、私が買おうとすると株価が上がってしまうという悲しい事態に陥り二の足を踏んでいます。

海外ETFを買うには米ドルの資金が必要となります。さて、最近の米ドル円はいかがでしょうか。この数年の推移から考えると今の相場1ドル=90円台はかなりドル安に思えます。これは正しいと言えるでしょうか?

リーマンショック後は株安=ドル安=円高が通説でした。ゆえに株が安くなる時に同時にドルも安くなるので、ドルと株は同時に買うのがよい方法でした。しかし、最近はその相関関係が崩れてきています。

最近はむしろ、株高=ドル安の傾向が強まっています。これは恐らく米国の低金利政策がもたらした効果と言えます。最近は何やらドルキャリートレードがトレンドとなっているようです。金利の安い米ドルを売って金利の高いユーロや豪ドルを買う。そうすることでスワップ金利を得ることができます。数年前に日本で流行った手法です。もしこれが今日のドル安をもたらしているのだとすれば、それほど心配なく安心して買えます。しかし、もし今日のドル安が今後のインフレを反映したものだとしたら、話が違います。ドルを買い持った瞬間最悪な事態を招きます。株が上がり、ドルがますます安くなる。。自分にとっては一番避けたい事態です。

私は一応米ドルの価値を信じて米ドルを買い持ってじっとETFの買い時を待つことにします。株安はドルキャリーの解消を促しドル高を生むので一挙両得…なんてうまくいきませんかね^ー^

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CITショックは起こらない!?

先週東陽テクニカを損切りして意気消沈気味のkackyです。ご機嫌いかがでしょうかorz

もう先週の話になってしまいましたが、米国ノンバンク大手CITが破産法第11条を申請して倒産しました。負債額としては、リーマンブラザーズ、ワシントンミューチュアルに次ぐ規模の710億ドルです。

リーマンブラザーズ、ワシントンミューチュアルが倒産した2008年9月は皆さんも記憶に新しいリーマンショックと呼ばれた株価の暴落が起きました。

しかし、最近の株価はどうでしょう??NYダウは10000ドルを更新し、まったく堅調な動きを示しています。同じような出来事が起きているのに、反応が全く違うというのは不思議ですよね。

確かに米国の7月〜9月の国内総生産は3.5%増となり、金融セクターは株価上昇により黒字転換を果たし、景気回復を印象付けました。しかし、これは大規模な景気対策による底上げ効果が大きいのでこれを見て楽観的な見通しを立てることはできません。今回の不況の引き金となった、米国金融、不動産セクターはいまだ不安定要素を残したままとなっています。12月の米国銀行の決算が気がかりです。

ところがどっこい、この陽気な株式相場。上げに不思議の上げあり、です。納得がいかない、ときはむやみに動かないことにします。

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FUND OF THE YEAR 2009 12/1に投票開始!

今年もFUND OF THE YEAR 2009の投票が行われるようです。

http://www.fundoftheyear.jp/

この賞はどこかのFUND AWARDと違って運用サイドの思惑が入っていなくてとてもいいと思っています。昨年は10位にMRFが入っていてちょっと笑ってしまいましたけどww当然私の票も反映されるので責任重大ですね。

どうしようかな〜、自分的に今年のびっくりはVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)じゃないですかね。何といってもこれ一本だけで世界中の株式が先進国・新興国を含めて全部に、しかも信託報酬がたったの0.3%で投資できてしまうのですから!!

しばらくトップページにリンクを貼っておきます。

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ロプロが逝った…

本日ロプロが息を引き取りました…。

http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3151.html

SFCGに続きうんこ金融業者がともに倒れましたね…。

って言ってたらサラ金株が爆上げしとるやん(゜Д゜)

ネタはここら辺かな?↓

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091102-00000593-san-bus_all

金利を引き下げ、総量規制もしーのでサラ金をぬっころすかと思えば今度は支援ですかい!?いったいどうしたいんだ???

あーサラ金株空売りしてぇぇぇ( ^ω^)ノ

でも殺されるからやめとく。

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maneoの新投資商品『コーポラティブハウスローン』

maneoが新投資商品『コーポラティブハウスローン』を出してきました。

https://www.maneo.jp/apl/contents/landing/cs_landing

正直言って、ここから得られる情報量はゼロに近いです。しいて言えば、金を集めているのがアーキネットという会社ってくらいですか?

予定利率が5%というのは何の参考にもならないというのはここのブログを読まれている方ならわかるかと思います。

リターンというのはリスクがどのくらいなのかはっきりした段階で妥当かどうかが判断できるわけです。リスクがはっきりしていない段階で5%が高いか低いかを判断するのは無理ですね。5%という利率は何事もなく円満に解決したときに最大限得られる利率です。あくまで「配当率の上限」という意味にとらえたほうがよいと思います。

  • 建設予定地っていったいどこ?
  • maneoが融資するのは建設予定額の何パーセントか?
  • 建設組合はどういう契約で結ばれているのか?
  • 建設組合員にキャンセルが発生したらどうなるのか?
  • 建設組合はどれだけの突発的要因に耐えられる余裕度をもっているのか?

いろいろ聞きたいことがありますが、リスク等の開示は16日の募集開始からだそうです。窓口を教えてもらったので、いろいろ取材をしてみたいと思います。本案件は匿名組合契約に基づく出資で、目論見書は作成しないそうです。

maneo自体で今1億そこそこな状態なので、この企画の1億3000万円の枠が埋まることを心配する必要はないと思います。どっちかっていうと1億に到達せずに終了する心配をしたほうがwwゆっくり行こうよ、投資は…て申込期間1か月しかないやん、正気か!?

というわけで現状では投資する価値があるかどうか、判断する材料がありませんので、今後の対応を見守ろうと思います。

間違ってはいけないのはレンダーにとって重要なことは予定された金額がどのくらいの確率で戻ってくるかにつきます。’借り手がどのくらい儲けるか‘はまったく関係ないことに注意が必要です。借り手がどんだけ儲けようと私たちが受け取る額は変わりませんから。自分が儲けたかったら株式投資をすればいいんです。