maneoの『コーポラティブハウスローン』について
maneoのコーポラティブハウスローンについての情報がぼちぼち来たのでお約束通りこちらについての見解をいろいろまとめておきます。
結論から言うと『まあ、投資先の候補として検討しても大丈夫』というレベルであると思います。ただし、現在の入札状況(10日経過時点で8%、残り20日)を考えると融資が実行される可能性はかなり低いです。よってわざわざ振込手数料を払ってmaneoに入金して入札して1か月置いておく意味があるかどうか…その間にもっといい債券が出てきましたってなったら泣けてきますよね。というわけで入札するんだったら2000万、3000万単位で融資実行を決めるつもりでやってください。自己責任、ご利用は計画的に。ええ、もちろん私はそんな勇気もお金も持ち合わせておりませんのでww
というわけで、かなーりやる気が失せていますが一応リスク開示に関しても見てみますか。
建設組合はどれだけの突発的要因に耐えられる余裕度をもっているのか?
基本的にキャンセルに備えて組合員に必要資金の10%を入れてもらっているようです。この範囲内のものであれば耐えられるということになります。まあ、一応さすがにこれくらいの保全措置はあってしかるべきですよね。
建設組合員にキャンセルが発生したらどうなるのか?
“”今回のコーポラティブハウスのプロデューサーであるアーキネット社では、組合員規約による脱退禁止規定を置くとともに、事前に綿密なリスク通知と細心のコーディネートを行うだけでなく、組合員にそれぞれの必要資金の10%以上を自己資金として積ませ、脱退時にはそれらを没収することにより脱退リスクを抑止しています。また、組合員が経済状況の悪化などにより、脱退を余儀なくされる場合には、他の組合員の中途募集を行います。中途募集に際しては脱退組合員から没収した自己資金を原資に割引販売し、建設事業を続行させます。
もし住宅ローンが失敗した場合は中途募集を行うようです。まあ、あたりまえですね。当然その時の不動産市況がもろにリスクとしてきいてきます。その自己資金をもとに割引販売するとしていますが、その程度の割引で十分かどうかは若干疑問符が付きますよね。。
ただし、これは住宅が建てられる場所がどこか?というところに強く依存するのでそのあたりが知りたいですね。