2009年11月30日

maneoがんばれー

今週のmaneoは開催オークションゼロ、コーポラティブハウスローンも残り半分の段階で未だ12%とお寒い状況のmaneoさんです…orz

私はこれまでmaneoに対しては辛口なコメントを連発しておりますが、それは期待の裏返しでもあるわけです。『個人』という存在が株式のようなエクイティの出し手としてでなく、『融資』としてのお金の直接的な出し手となることは歴史的な意義は大きいですし、投資家としても投資の幅が広がるためとても期待が大きいです。

しかし、私が資金を投じるにはまだまだ情報の開示、特にリスク面の開示が不十分で、その点を基本的には指摘しています。

現在、ローン残高はようやく1億5千万。maneoが受け取れる手数料は225万円/年。たった一人の給料すら払えません。。もしこの状況が続いてこのまま消滅してしまうのはあまりにさびしいですね。

投資家としての意見では、やはりmaneo、ひいてはソーシャルレンディングの『リスク』を早く確立することだと思います。賢い投資家というものは『リターン』というものは『リスク』と表裏一体であることを理解しています。結論を述べれば投資対象の『リスク』が把握できなければ、その対象にどの程度の『リターン』を求めたらよいか分からないということです。

maneoの記事を初めて書かせていただいたときに貸し手の立場の弱さを指摘させていただきました。借り手の情報はネット上でしか得ることができませんし、返済原資に対する担保もありません。よって想定しうるリスクは『全損』となるわけで、必然的に投資家として求めうるリターンは限りなくエクイティに近い水準となります。数字でいえば年率10%近辺ですね。5〜6%だったら、REITの方が不動産の担保があるだけましです。maneoが見込んでいた『低金利』での貸借は残念ながらそうはうまくいきません。投資家もそうそう馬鹿ではないですよ。。

逆に借り手の立場から考えますと10%近辺の金利で借りたい需要としては既存のものではサラ金や商工ローンといったところになります。最近はそこらへんの市場も法規制が厳しくなりそうですからマネー需要が流れ込むことを期待するしかありませんが、借り手としてはそこらではそれなりの金利を払えばおそらく借りられるでしょうから借り手のニーズとしては恐らく第一に『金利抑制』、あるいはサラ金の極度額を超える『大口の借金』となると考えられます。

ここで大きなミスマッチが生じていることにお気づきいただけたでしょうか。貸し手としては『リスク回避』をしたいのにそれに応えられない。借り手は『金利を抑制』したいがそれに応えられない。おそらくこの問題が解決されない限り、(あるいはよほどおバカな投資家がバブルを形成しない限り)ソーシャルレンディングの劇的な発展はありえないでしょう。

でも、本当にmaneoには頑張っていただきたいです。くそ低金利になった今日この頃には飽き飽きしてきました。野村ホールディングスの社債金利1.0%(3年)って何!?なめてんの!?

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