償還ファンドを振り返る ムーンライト・エイドスファンド(ムーンライトキャピタル)

竹村尚子とかいう人により相場の上下にかかわらずリターンを得られるとの触れ込みで立ち上がったファンドですが、ムーンライトキャピタルの行政処分により2年で償還というあっけない幕切れとなりました。

投資方針

わが国の株式市場にかかわらず、プラスの絶対収益を目指すことにより信託財産の中長期的な安定的成長を図ることを目標として運用を行います。

結果
  • 運用期間 2年
  • 償還時基準価額α
    • 9888円
  • 分配金累計額(税引き前)
    • 300円(年換算利回り1.5%)
  • 最終償還額(10000円当たり。分配金は再投資。分配金に10%の税金を想定。)
    • 計算式(1+β*0.9)^2×α
    • 10156円(+1.56%)

 

分配金を含めて、まあ一応のプラスリターンに終わったようです。同期間の日経平均のリターンがマイナスであることを考えるとそこまでのダメファンドとも言えないかもしれません。ただ、年間10%だとか言った触れ込みにはまったく届いてません。

 

kackyファンドの同期間のリターンは(2010/2/2〜2012/2/16)+3.6%です(`・ω・´)キリッ

 

『言うは易く行うは難し』 合掌

[記事紹介] カブドットコム証券一部のETFの売買手数料無料化!

カブドットコム証券が一部のETFの売買手数料を無料化するそうです。なかなか思い切ったことをしますねー。

 

「フリーETF(特定のETFの売買手数料を無料とするサービス)」の提供開始

http://kabu.com/company/pressrelease/2010/20100617.asp

 

現状の手数料無料銘柄は以下の通り

  • MAXISトピックス・コア30上場投信
  • MAXIS日経225上場投信
  • MAXISトピックス上場投信

 

というわけで、グループ企業である三菱UFJ投信の商品の販促をねらった戦略と思われます。

それでも売買手数料無料化は他社には無いメリットと言えます。

 

でも、ここは冷静に考えていきます。今どき売買手数料なんてそんなに高いもんじゃないです。例えば楽天証券では60万円の買い物で639円(0.1%)です。さらに考慮すべきはETFでは避けては通れないプレミアムの部分です。MAXISはまだまだ取引が少ないので、これが±0.2%程度存在します。私が買っている野村の日経225投信では0.1%未満に収まっています。

 

両者を比較してみましょう

銘柄 売買手数料 経費率 乖離率 月間出来高(概算)
日経225投信(1321) 0.1% 0.28% ±0.1%未満 10000000
MAXIS日経225(1346) 0% 0.15% ±0.2% 500000

※経費率は2×(営業費用[半年])/純資産総額で計算

 

0.1%刻みのかなり絶妙な争いになりました^^

売買手数料は乖離率の部分でほぼ相殺されます。

経費率がMAXISの方がよいので長期的にはMAXISに軍配が上がることになりそうです。

maneoの再評価

私がmaneoというソーシャルレンディングサービスを取り上げてから早2年が経とうとしています。『maneo』も私が取り上げた頃はまだマイナーな存在でしたが、ガイアの夜明けというTV番組に取り上げられて以降、かなり知名度があがったと思います。

 

そこで、現在のmaneoに関して再評価を行って見たいと思います。

 

初回の研究記事では、この仕組みがレンダーにとって圧倒的不利な仕組み

であることを指摘させていただきました。

 

https://www.kacky-investment.net/?date=20081101#p01

より

 

しかし、不安は大いにあります。知人同士の貸し借りでは、債務不履行となると確実に中が悪くなりますし、近所に悪い評判も立ちます。これらの貸し借りは他の者よりも優先させるべきという考えを働かせるのは自然でしょう。しかしながら、maneoはまったく見ず知らずの人からお金を借りるわけで、こういった抑止力は働きません。かといって大手銀行のように費用を掛けて与信調査を行ったり、担保を取ったりということができるわけでもありません。よって限りなくレンダー(貸し手)が不利のルールになっていると感じました。それに対するレンダーの対策としては金利をなるべく高く約定させることでしょう。そういう意味で考えるとどんな金利で取引が行われるか非常に楽しみでした。

 

さらに3回目の記事ではデフォルト率の結果が投資戦略の重要な鍵を握ることを指摘させていただいております。

https://www.kacky-investment.net/?date=20090620#p02

より

ただ、ここにはデフォルト率という重要な変数が書かれていないという事実が非常に残念で、気がかりです。これはサンプルが出次第、maneoから情報を公開されることを期待したいと思います。

 

しかし、maneoからはデフォルト率に関する情報開示はありません。これは非常に残念な限りです。これではいつまで経ってもレンダーは暗中模索。ただでさえレンダー不利の仕組みの中、情報すら得られないのであれば、レンダーの儲ける術は存在しません。ソーシャルレンディングの存続のため、出来る限り情報の公開をお願いしたいと思います。

よって出典が怪しげな2chネタで申し訳ありませんが、とあるレンダーさんのデフォルト率は3.3%(1/30)だったそうです。(この推定がかなりざっくりしたものであることを予め断っておきます)これをもとに投資戦略を見ていきましょう。ちなみにこのデフォルト率は私が当初想定していたもの(0.5%)よりずっと大きなモノでした。

 

それぞれの投資家利回りを設定した場合(元利均等返済のため、貸出金利と一致しないことに注意)の平均リターンと標準偏差、リターン/標準偏差(シャープレシオ)を求めました。

 

投資家利回り(a) 平均リターン(b) 標準偏差(c) (b)/(c)
3.0 -0.4 18.4 -0.02
5.0 1.54 18.76 0.08
7.0 3.47 19.11 0.18
9.0 5.4 19.47 0.28
12.0 8.3 20.01 0.42
15.0 11.21 20.54 0.55
20.0 16.04 21.44 0.75

 

このシミュレーションにより典型的な分散ポートフォリオのシャープレシオである0.5あたりを達成しようと考えると投資家利回りは15%程度に設定しなければならないことがわかりました。換言すれば、このくらい利回りをもらっておかないとリスクリターンの割に合わない、ビジネスとして成り立たない投資先だといえます。南アフリカランド建て債券とかを買った方がましかもしれません。残念ながらこれが現実です。

 

 

結論を述べますと、現状で得られる情報を駆使した結果からはmaneoを合理的な投資先としては認められないということです。私自身、一応maneoにレンダー登録はしていますが、まだ1円も入金したことがありません。正直、入札したいボロワーが見つからないので、入金するだけの手数料がもったいなく思います。

 

そんななか、コーポラティブハウスローンに関しては圧倒的な人気を誇り、また募集当日で完売という結果となりました。景気が悪いなかお金があるところにはあるのだなぁと感じさせるトピックですが、投資先としては、まあ、それなりといったところなので私としては特に買いを推奨はいたしません。

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祝、コーポラティブハウスローン完売(maneo)

最近は書くネタもなかったのでログインすらしてなかったmaneoですが(汗)、このたびのコーポラティブハウスローンのオークションは見事完売となったようです。おめでとうございます。

https://www.maneo.jp/apl/information/news?id=159

私が見てないうちにいつの間にか完売してました^^;

前回は2ヶ月粘った上に不成立という悲しい結果でしたが、今回は開始4分で完売という偉業達成。大盛況ですね。

今回の勝因を分析しますと。

#現実的なボリューム設定(前回1億円→今回1750万円)
#短期化(前回3年→今回6ヶ月)
#小口化(前回30万円→今回4万円)

となったことで今回完売となったと思います。

2年前の記事で短期、小口融資に需要ありとのレポートを書かせていただきましたが、このことにmaneoも遅ればせながら気づいたのかもしれません。

https://www.kacky-investment.net/?date=20081101#p01

こういうことが続いて、ソーシャルレンディング市場が活気づくとよいですね。

※追記

入札履歴


今、入札履歴をみてみましたが、いきなり1000万の入札を入れた人がいるのですね。となると、3の小口化はあまり関係ないかも?

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kackyファンドの信託報酬率

水瀬さんのブログに最近の投資信託の信託報酬が紹介されていたので、よし自分の信託報酬率も計算してみようと思い立ちました。

http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-1329.html

参考までにその信託報酬は

  • 単純平均 1.35%
  • 加重平均 1.39%

だそうです。高っ(‾ロ‾lll)

私の保有しているファンドは(2010年3月8日現在 J-REITは除く)

  • 日経225連動型上場投資信託 0.252%
  • 上場インデックスファンド海外新興国株式 0.2625%
  • TRACKER FUND OF HONG KONG 0.05%
  • eMAXIS 先進国株式インデックス 0.63%
  • eMAXIS 新興国株式インデックス 0.63%
  • Vanguard Total World Stock Index 0.3%
  • 単純平均 0.35%
  • 加重平均(2010年3月8日の評価額で計算) 0.25%

こうして見てみると、世の中の平均とインデックスファンドの差がありありと見えてとても清々しいですね。ノーロードのインデックスが手軽に買えるようになった今日この頃に1%を超える信託報酬率のファンドは存在価値を失っている気すらします。1%って今の普通預金の何十倍ですか?年収の1%に満たないビール1杯を削ってこういうところに無頓着にお金を払い続けていきますか?インデックス投資ブロガーとしてはこういう情報を発信していかねばな、と思っております。

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ドル安は株安につながらず

急激にドルが安くなってきました。なんと1ドル90円台です。しかし今回のドル安は奇妙ですね。今までの円高ドル安は株安を伴っていましたが、今回はその法則が外れて株高になっています。

原因はなんなのでしょう??

  • 民主党政権の成立?
  • 米国の景気回復への懸念?

幸い株安を伴わなかったので国際株式への影響は軽微になっています。国際債券は一切持っていないので為替損は出していません。先進国はどこも金利を変える動きを見せていないのでこれからどうなるかはなんとも言えませんね。わからないのなら余計なリスクは負わないのが一番です。

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maneo統計

ソーシャルレンディングサービスを展開するMANEOも残高が7500万円を超え、約定数も200を超えてきました。

https://www.maneo.jp/

このあたりで統計を取って、レンダー、ボロワーの需給動向を探っていきたいと思います。本当はmaneo側がここら辺の情報を作成してほしいものですが、待ちきれなかったので自分で作ることにしました。

ソースはmaneoホームページにある終了カテゴリーにあるオークションを集計して作成しました。地力でExcelに落とした力作です^^

以降、約定ベース(入札額が100%に達したもの)で統計を取っています。

まずは借入期間です。
借入期間

6ヶ月未満の超短期はなく、6〜12ヶ月の短期借入と24ヶ月以上の長期借入が多いようです。

続いては金利を見ていきます。
金利

6%以上の金利が半分以上を占めています。オークション制にすることで低金利に向かう当初の狙いはそうはうまくいっていないでしょうか。とはいえ何の縁もない個人に、無担保で貸し出すのですからまあ妥当な線か、少々甘めな感じだと思います。投資としては限りなくハイイールド債に近いですから、相応のリスクプレミアムを要求する必要があります。2%未満で約定している案件は、保証が付いているG-Loanが適用されたものです。

ところで、金利と言うものは基本的に償還までの期間が長いほど大きくなる傾向があります。これは期間が長ければ当然不確実性、すなわちリスクが高く、流動性も失われるため、投資家が相応のリスクプレミアムがなければ投資しないため、当然のことです。

複数の債券の期間と金利の関係をグラフに表したものをイールドカーブと言います。では、maneoのイールドカーブを見てみましょう。約定した全オークションを散布図で表示しています。驚愕の事実が判明します。
イールドカーブ
なんということでしょう!!借入期間と金利の間に全く相関が見られないのです!あまりにも同期間の間の金利にバラツキが大きいです。ついでにmaneo scoreのグループごとに系列を変えていますが、これもあまり金利には効いていない気がします。maneo scoreの基準がはっきりしていないため、あまりレンダー側は信用していないのかかもしれません。

この状態は、ある意味、市場としてのコントロールが効いていないとも取れます。

ただ、こういう状況が矯正されない限り、レンダーとボロワーには次のようなわかりやすい戦略が導き出せます。

レンダー側は出来るだけ短期の債権を落札することです。これにより平均より低リスクでハイリターンを得ることが可能でしょう。

逆にボロワー側はなるべく長期でローンを組むことです。返済の負担が楽になります。

いかがでしょうか?皆さんの投資戦略、あるいは資金調達のお役に立てましたでしょうか。ただ、ここにはデフォルト率という重要な変数が書かれていないという事実が非常に残念で、気がかりです。これはサンプルが出次第、maneoから情報を公開されることを期待したいと思います。

珍しく(笑)一生懸命作ったのでしばらくトップにリンクをはっておきます。

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ワクチン債について

ワクチン債(南アフリカランド建て)が楽天証券などを通じて販売がなされています。

楽天証券より

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/bond/foreignbond/bond_vaccine_200905.html

“”世界には、貧しさ故に予防接種を受けられず、幼く尊い命が失われている現実があります。「IFFIm」の活動は、途上国の子ども達へのワクチン提供支援に賛同する加盟7カ国からの寄付金で支援されています。この寄付金は2006年から2026年までの20年間という長期間に渡ることから、ワクチン供給が限定的にならざるを得ないのが大きな課題になっています。そこで登場するのが“ワクチン債”なのです。長期に渡る寄付金誓約を担保に債権を発行することで、より早く資金を調達し大規模な予防接種に展開することによって、その効果を最大限にすることが可能になるからです。「IFFIm」は将来に渡って加盟国から寄付される総額の内、40億ドルをワクチン債発行による資金調達に充当し、予防接種の為に一気に拠出することで2015年まで5億人の幼い命を守ることを目標として掲げています。

なにやら聞こえからすると債券投資であると同時に社会貢献であるかのようなすばらしい商品であるような気がしてきます。

しかしながら、私から正直に申しますと、こういう類の資金を負債によって調達するのは根本的に間違っていると思います。

この債券の性格を要約しますと、寄付金によってワクチンを賄っているが、それだけでは足りていない。そこで寄付金を担保に債券を発行することでその資金を一気に使えるようにしようということです。簡単に言いますと「前借り」です。

負債と言うものは前借りの性格をもっていますから、別にここに関してけちをつけるつもりはありません。しかしながら、負債である以上そこには「金利」が発生します。負債を抱えた以上はそれを上回る資金を数年後へ向かって返していかなければなりません。

これを実現するためには「成長のシナリオ」が必要になってきます。

たとえば、

  • 年平均6.85%で寄付金が増えていく
  • 年平均6.85%でワクチンの供給で利益を生む

と言ったものです。しかし、このような成長のシナリオが描けるでしょうか。年平均6.85%安定的に寄付金を増やしていくのはなかなか大変だと思います。営利目的ではないでしょうから、ワクチンを付加価値をつけて売ることも出来るものではないと思います。

もちろん、インフレの影響もあるのである程度ランド安に傾けば、6.85%をすべて成長で賄う必要があるとは思いませんが、これは非常に当てにならないものです。(ランド安に傾けば投資家は損をします!)

以上から、このようなことをしていたらこの団体は早晩資金繰りに窮するのではないでしょうか。

世間の話にたとえるなら

『ものすごい別品な女性と付き合っている。でも交際を続けるには今の給料では足りない。だから給料を前借りさせてほしい。』

と言っているようなものです。あなたが彼の上司ならどうしますか??

『自分の給料で賄える人と付き合いなさい。そんなことをして一生涯の給料を食い尽くしたらそれで君の人生は終わってしまうのだよ?うまく別品さんと結ばれたとしても君の給料が上がる保証なんてどこにもないじゃないか!』

と言って諭すのではないでしょうか。

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maneoの融資保証サービス『G-Loan』について

国内唯一のソーシャルレンディングサービス『maneo』にこのたび融資保証サービスがオープンしたそうです。

https://www.maneo.jp/apl/landing/gloan

今までは借り手のリスクを貸し手側が一方的に負うという超貸し手不利なルールでしたが、この『G-Loan』を使えば、借り手がデフォルトしてもオリックスクレジットが代わりに返済をしてくれます。保証される利回りは1.5%(税引き前)おおお!!!超便利じゃないですか!

…いや、落ち着け。。落ち着きましょう。冷静に投資対象として分析しましょう。オリックスクレジットが債務を代行すると言うことは信用リスクに関してはオリックスクレジットと同等と考えてもよいでしょう。では、オリックスクレジットの信用リスクはどんなものでしょうか。調べてみましたが、オリックスクレジットの格付けは見つからなかったので、代わりに親会社のオリックスで代用することにします。

オリックスの格付けはJCR、R&IでA+です。

最近の社債の実績では金利が年利2.03%(2年債2008/09)です。

結論からすると同じ信用リスクを負うならオリックスの社債を買ったほうがお得ですね。お金持ちさんは素直にオリックスの社債を買いましょう( ´∀`)ノ

『G-Loan』で資産運用するメリットというとなんでしょう。1万円からの小口で運用できるところでしょうか。小口でもSBI債(1.96%1年)とかありますしね。こちらの格付けはBBBです。まあ、こちらはバカ売れらしいですけどw

つぅ感じで、よくよく世間を見渡してみると取り立ててすばらしく便利で有利な資産運用というわけではなさそうです。金利が3%くらいまでいったら大絶賛だったかもしれません。maneoさん、これからもがんばってください。

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らでぃっしゅぼーやブックビルディング

今日は遠征先からの更新です。らでぃっしゅぼーやのブックビルディングに応募してみました。

らでぃっしゅぼーやは有機野菜、無添加食品等を会員制で宅配提供するサービスをしている会社です。12/9付けでジャスダックに上場します。

食の安全性が重要視されている昨今の時流を反映した将来性の高いと事業と考えられます。最近は国内の農業や漁業が安い外国産のものに押されて自給率が減る一方です。どうしてもそういう対策としては保護政策に目が行きがちですが、国内の潜在的需要を生み出すということでこれらの企業が成長していくことにはとても意味があると感じました。

一方、収益性の分析も欠かせません。前期の利益は2億60百万円でした。これをROE、PER(株価は仮条件の中央値615円で算出)で今回の増資前後の値を見ていくことにします。

  • 総株式数 5,289,817→6,759,817(株)
  • EPS 49.26→38.55(円)
  • ROE 10.9→9.3(%)
  • PER 12.48→15.95(倍)

価格に関して、いつぞやのIPOバブルも過ぎ、無難で落ち着いたものとなっているのではないでしょうか。こういうときのほうが株って買いやすいですね。ROEは2桁台目指してがんばってくださいといったところです。

肝心の割り当て株式数が出てました。

  • 野村證券 1,176,000
  • 大和証券 147,000
  • いちよし証券 58,800
  • 高木証券 29,400
  • 東海東京証券 29,400
  • 楽天証券 14,700
  • マネックス証券 14,700

楽天証券しょぼっ!当たる気がしねぇ。。ということで、野村證券と楽天証券でダブルで応募することにしました。まだまだネット証券はIPOはあまり強くないですかね。。

IPOの分析サイトで予想初値を見て回りましたが、見事に公募割れ予想…orzさすがに公募割れしてしまうと市場で買ったほうがいいじゃんってことになるのでびみょーな感じです。。