証券優遇税制延長の芽

まだ決まったわけではないけど。

 

<証券優遇税制>3年程度延長を要望へ 株価下支えの必要

http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20100823-00000057-mai-bus_all

 

私が最初に読んだ株式入門書では優遇税制は2008年で終わるはずだったのがサブプライム問題やらリーマンショックやらで延びに延びて2011年になり、またさらに株安だってんで延ばす議論がされるみたいですね。

 

株安で税金が安くすむならいっそこのままでもいんじゃね?とかいうのは暴論ですか^^

つか苦労して得た配当金に何の苦労なく10%もってかれるだけであり得ないんですけど!

どんだけの含み損背負ってると思ってんだ←ただの八つ当たり

ていうか税金全般そうだよな。。銀行金利は20%ですよ。どんだけ俺らからむしりとったら気がすむのやら。

 

「金持ちに有利」というのなら証券税制にも累進課税を適用したらいいでしょう。配当金200万円以下税金免除くらいにしてよ。と自分バンザイの意見を述べてみる。

資金投下完了

今日で資金投下をほぼ完了しました。残りの端数は初めて国内債券のインデックスファンドへ投資しようと考えています。

本当はJPRを買い増そうかなと考えていましたが、約定しない間にするすると株価が上がっていってしまったので、昼休みに考えた末に結局ETFを買いました。ETFは自分の思った額で買うことができるので使いやすいです。個別銘柄はやはり難しい。。

 

 

ちなみに私が買ったとたんに下がるのはデフォルトです。

 

 

これでガッツリ値動きに翻弄される日々に突入するわけですが、自分の本音としては安定運用を目指したいです。。でもこの低金利、本当に運用先に困ります。なんだかんだでREITの利回りは魅力的ですよね。利回りに釣られて撃沈した方は多数ですが。。年間の分配金は10万円くらいを見込んでいます。分配金は再投資せずに国内債券のインデックスに投資して安定運用していこうかなと考えています。なにせもともと定期預金で運用していた安定性資金なものですから。

 

私の中では資金を投入するフェーズを終えて、いよいよ投資のリターンをあげていくフェーズに入ったような気がします。直近では景気は停滞期を迎えたと思います。ただ、今年は猛暑だったんで7-9月期は内需を中心にわりと状況はよかったのではないかなと思っています。今の株価は下げ基調でありますが、そういった動きをとらえれば年末にかけては上がっていくような気がします。ただの勘ですが。来年は今年より少し裕福な状態で迎えられるといいな、とささやかに思っています。ムフフ。

資金投下開始

久しぶりにまとまったお金を投資に回すときがやってきました。

満期になった定期預金、およそ150万円くらいです。

 

タイミングとしてはまあまあいい方じゃないですかね^^ラッキー★これが今年の4月とかだったらかなり私は悩んでいたことでしょう。それと比べると今の株価水準はなんだかおいしく思えてしまうのですよね。

 

というわけで入金を確認した今日から早速注文を出しました!

 

ただぶっちゃけ仕事忙しくて株価見てる暇がない!

 

 

一番楽しいところを楽しめないでいる今日この頃ですorz

 

ぶっちゃけこんだけ投資するときくらい有休とって株価にかじりつきたいよねー

 

 

まあ、いくつか約定しましたが、まだ100万円くらい残りました。指値を訂正してもよかったですが、仕事が手を離せないし、まあ明日どうなるかわからないんでやめました。

 

今のNY市場を見る限りガッツリ下げてるんでウッシッシな感じです( ^ω^)V

 

 

ただ、今まで定期預金で運用してきただけに安定した運用にしていきたいのですよね。でもなかなかこれといった投資先は見つからず…なかなか悩ましい限りです。

JPR決算(10/6月期)

JPRの決算が発表されました。

 

http://www.jpr-reit.co.jp/cms/doc1/20100813_132438yeKr.pdf

 

今期の利益に関しては特にNOサプライズでしたが、ちょっとだけ驚いたのは配当性向が100%ではなかったこと。J-REITでも一定のルールに従えば配当性向は100%でなくてもいいんですね。勉強になりました。

 

それよりも気になっていたのが来期の見通しです。

所有物件である東京建物本町ビルと三菱UFJリース名古屋本社ビルでテナントの解約があるため、来期は大幅な分配金の減少が予想されました。特に三菱UFJリース名古屋本社ビルは100%三菱UFJリースですから、稼働率0%になってしまいます(´;ω;`)

 

そして結果(来期予想)は16%減の5750円。。

 

やはり予想通りというか…でもやっぱり寂しいような。そんな感じです。

 

このあたりを予期してか投資口価格は若干下がってきていますが、それでも利回りは6%台まで下がります。利回り7%台を維持しようとすれば投資口価格は165000円くらいが妥当ということになります。あと2万円くらいは下落余地があるということですね。。

 

分配金が16235円→10036円(39%減)となった産業ファンド投資法人や分配金がとうとうゼロになったジャパンシングルレジデンス投資法人よりはましだと思って心を慰めましょうか(´Д`;)

 

ところで私事ではありますが、定期預金の満期解約日が1週間を切ってきました。はてさてどこへ投資したものでしょうかねぇ。

有力な投資先がない

先日の日記で投資をますます続けていきたいという気持ちを綴ったのですが、その気持ちとは裏腹に有力な投資先がないという厳しい現実があります。

 

低金利が常態化しているので債券や預金というものは全く利益があがりません。

株にしてもしばらく儲かる気配はないですし。

貴金属は高値圏ですし、逃げにはなっても投資としての魅力としてはあまりないですね。。

 

というわけで八方ふさがりです。

ネタが無いのでしゃあない株でも買っとくかぁ。そんなローテンションな投資が続いています。

気分で売り買いの判断をしないことが長期投資ではありますけどね。積立にとくに方針転換はありません。

 

でも、やっぱりテンションあがりませんねorz

やはり、投資をする

ご無沙汰しております。kackyです。最近は本業が忙しくブログの更新がおろそかになっておりました。

丸1ヶ月、ブログを書かなかったのですね…。ちゃんと無事に生きてますのでご心配なく( ´∀`)ノ

 

この1ヶ月の投資効果ですが、まあヨコヨコです。海外株が割と健闘しています。

話題を出すとすればドル安が進んでいることですね。景気がどうだ、雇用がどうだという理由が叫ばれていますが、私にはガシガシ刷りまくった米ドルが透けて見えます。今の米ドルには正直魅力を感じません。魅力がない通貨なのだから、安くなるのは当たり前ですね。

 

さて、タイトルの話題ですが、結果からすると大して儲かってない投資ですが、まだまだ続けていこうと思っていますし、もっともっと投資をしていこうと思っている今日この頃です。なぜかと問われれば、自分の財産や収入について真剣に考えたとき、自分の収入源を増やしておきたいと考えているからです。

 

本音を言えば、私の仕事や会社の状況は厳しいと言わざるを得ません。今だけを考えれば忙しくなっているので失職する心配をする必要はないですが、この仕事ですら利益につながるかが微妙になっています。周りを見渡してみるとなかなかビジネスにつながらなくて行き詰まるプロジェクトが多くあります。やはり世の中は不景気です。

 

さらに自分の周りを見渡すと、なかなか定職につけずに仕事を見つけるのに四苦八苦し、食べていくのにも苦労している人が結構多くいます。手に職を付けるには人に負けないものを見つけるべしとは言いますが、なかなかにそれができるものではありません。努力している人は世の中に何億人といますから。今のところは大卒のエリートとしてそれなりの会社でのうのうと給料をもらって暮らしてはいます。しかしそういう身近な人達を見ていると、その立場も確固たるものとは思えません。だからこそ、今ある資源を最大限に活用して先々への手を打っておきたい。そういう思いが私を投資へと突き動かしています。

 

しかし、実は私は日本という国にそれほど不安をいだいているわけではありません。「将来、日本はダメになる」そう考えて海外投資に走る人がいます。でも、私はそうは思っていません。確かに少子高齢化が進むことは間違いありません。財政赤字が拡大することも間違いありません。ただ、私からするとそこがクリティカルな問題だとは思いません。ましてやそれを理由に海外投資をすることはリスクが高いと思います。確かに日本はダメな国かもしれません。しかしながら、海外の国は日本に比べてとても良いという根拠はあるのでしょうか?この金融危機を通じてダメダメな国はワンサカあったわけです。日本国内でうだうだ言っている間にギリシャやアイスランドは財政危機に陥りました。これらの国は金融と観光くらいしか産業がありませんでした。それに比べれば日本という国はどれだけ産業に厚みがあるでしょうか。やれどこの国は税金が安いだのやれどこの国は社会保障が厚いだのといった議論は隣りの芝は青いという以外の何者でもありません。どんな国だって完璧であるはずはなく、何がしかの不安や課題は抱えているものです。日本企業はまだまだ競争力を有しており、再び利益を取り戻す時が来るでしょう。私が不安に感じているものは、その恩恵を受ける日本人はごく一握りの特権階級となるのではないか?ということです。日本企業が利益を出していくためにはよりコストを抑えて、よりたくさんの商品を投入していく必要があります。それを実現するための当然の帰結として労働対価の高い日本人は労働市場から切り捨てられる存在となります。その犠牲を払った上で日本企業は利益を獲得していくことでしょう。ですから日本企業が業績を伸ばしていったとしても全く日本人の生活水準が向上しないという現象が起こります。そればかりか多くの日本人が、自分の仕事を見つけられずに、安い給料で働くしかない状況に追い込まれるのではないかと思われます。

 

もうすでに正社員という立場が特権階級となりつつあります。労働組合に守られ、残業代や交通費が支給され、ボーナスは夏冬もらえ、有休は毎年もらえる。そんなごくごく当たり前に感じていた権利が、年々世の平均からは遠のいているようです。

 

『正社員では仕事が無いから、派遣会社に登録した』

 

そんなことは日常茶飯事です。他にも契約社員とか期間従業員とか業務委託とかいろいろな用語でもっていろいろな区別がありますが、切り捨てられやすいという点では共通していて、正社員からの壁という点でも共通しています。

 

では私たちはどのようにして自分の身を守っていけばいいのでしょうか。答えはシンプルです。恩恵を受ける側に立つこと以外にはありません。正社員になるというのはひとつの解です。私はそれに加えて投資家という解をだそうとしています。目標は儲けをだした企業の恩恵を受ける最大の立場に立つことです。

 

そんな世の中おかしいじゃないか!そういう意見はごもっともだと思います。しかしながらその正論で世の中が覆った歴史は一度としてないことは肝に命じておくべきだと思います。一度できてしまった階級を覆すためには革命を起こすくらいの覚悟が必要です。これは冗談ではなく真面目な話です。つい100年ほど前は米のご飯が食べたくて数万人の人が武装蜂起したわけですから。

 

先々のことは私の妄想でしかないので、信じるか信じないかは皆様次第です。

株が下落した!!

最近は仕事で株価が全く見れていませんが、ようやく株の下落が来ました!!

この時を待っていたのですよ。日経平均が再び年初来安値を更新する時を。

 

私はまだ夏のボーナスは1円も投資せずに温存してあります。こういう時に備えてね。どこまで下落するか読むのはムリですが、下落すればするほど私は有利になります。さあ、どんどん売ってきて( ´∀`)ノ

 

 

試しにやってみたCFDワールド・トレードカップですがとんでもないことになってます( *´艸`)

1000万円などゴミのようだ…。

[記事紹介] カブドットコム証券一部のETFの売買手数料無料化!

カブドットコム証券が一部のETFの売買手数料を無料化するそうです。なかなか思い切ったことをしますねー。

 

「フリーETF(特定のETFの売買手数料を無料とするサービス)」の提供開始

http://kabu.com/company/pressrelease/2010/20100617.asp

 

現状の手数料無料銘柄は以下の通り

  • MAXISトピックス・コア30上場投信
  • MAXIS日経225上場投信
  • MAXISトピックス上場投信

 

というわけで、グループ企業である三菱UFJ投信の商品の販促をねらった戦略と思われます。

それでも売買手数料無料化は他社には無いメリットと言えます。

 

でも、ここは冷静に考えていきます。今どき売買手数料なんてそんなに高いもんじゃないです。例えば楽天証券では60万円の買い物で639円(0.1%)です。さらに考慮すべきはETFでは避けては通れないプレミアムの部分です。MAXISはまだまだ取引が少ないので、これが±0.2%程度存在します。私が買っている野村の日経225投信では0.1%未満に収まっています。

 

両者を比較してみましょう

銘柄 売買手数料 経費率 乖離率 月間出来高(概算)
日経225投信(1321) 0.1% 0.28% ±0.1%未満 10000000
MAXIS日経225(1346) 0% 0.15% ±0.2% 500000

※経費率は2×(営業費用[半年])/純資産総額で計算

 

0.1%刻みのかなり絶妙な争いになりました^^

売買手数料は乖離率の部分でほぼ相殺されます。

経費率がMAXISの方がよいので長期的にはMAXISに軍配が上がることになりそうです。

maneoの再評価

私がmaneoというソーシャルレンディングサービスを取り上げてから早2年が経とうとしています。『maneo』も私が取り上げた頃はまだマイナーな存在でしたが、ガイアの夜明けというTV番組に取り上げられて以降、かなり知名度があがったと思います。

 

そこで、現在のmaneoに関して再評価を行って見たいと思います。

 

初回の研究記事では、この仕組みがレンダーにとって圧倒的不利な仕組み

であることを指摘させていただきました。

 

https://www.kacky-investment.net/?date=20081101#p01

より

 

しかし、不安は大いにあります。知人同士の貸し借りでは、債務不履行となると確実に中が悪くなりますし、近所に悪い評判も立ちます。これらの貸し借りは他の者よりも優先させるべきという考えを働かせるのは自然でしょう。しかしながら、maneoはまったく見ず知らずの人からお金を借りるわけで、こういった抑止力は働きません。かといって大手銀行のように費用を掛けて与信調査を行ったり、担保を取ったりということができるわけでもありません。よって限りなくレンダー(貸し手)が不利のルールになっていると感じました。それに対するレンダーの対策としては金利をなるべく高く約定させることでしょう。そういう意味で考えるとどんな金利で取引が行われるか非常に楽しみでした。

 

さらに3回目の記事ではデフォルト率の結果が投資戦略の重要な鍵を握ることを指摘させていただいております。

https://www.kacky-investment.net/?date=20090620#p02

より

ただ、ここにはデフォルト率という重要な変数が書かれていないという事実が非常に残念で、気がかりです。これはサンプルが出次第、maneoから情報を公開されることを期待したいと思います。

 

しかし、maneoからはデフォルト率に関する情報開示はありません。これは非常に残念な限りです。これではいつまで経ってもレンダーは暗中模索。ただでさえレンダー不利の仕組みの中、情報すら得られないのであれば、レンダーの儲ける術は存在しません。ソーシャルレンディングの存続のため、出来る限り情報の公開をお願いしたいと思います。

よって出典が怪しげな2chネタで申し訳ありませんが、とあるレンダーさんのデフォルト率は3.3%(1/30)だったそうです。(この推定がかなりざっくりしたものであることを予め断っておきます)これをもとに投資戦略を見ていきましょう。ちなみにこのデフォルト率は私が当初想定していたもの(0.5%)よりずっと大きなモノでした。

 

それぞれの投資家利回りを設定した場合(元利均等返済のため、貸出金利と一致しないことに注意)の平均リターンと標準偏差、リターン/標準偏差(シャープレシオ)を求めました。

 

投資家利回り(a) 平均リターン(b) 標準偏差(c) (b)/(c)
3.0 -0.4 18.4 -0.02
5.0 1.54 18.76 0.08
7.0 3.47 19.11 0.18
9.0 5.4 19.47 0.28
12.0 8.3 20.01 0.42
15.0 11.21 20.54 0.55
20.0 16.04 21.44 0.75

 

このシミュレーションにより典型的な分散ポートフォリオのシャープレシオである0.5あたりを達成しようと考えると投資家利回りは15%程度に設定しなければならないことがわかりました。換言すれば、このくらい利回りをもらっておかないとリスクリターンの割に合わない、ビジネスとして成り立たない投資先だといえます。南アフリカランド建て債券とかを買った方がましかもしれません。残念ながらこれが現実です。

 

 

結論を述べますと、現状で得られる情報を駆使した結果からはmaneoを合理的な投資先としては認められないということです。私自身、一応maneoにレンダー登録はしていますが、まだ1円も入金したことがありません。正直、入札したいボロワーが見つからないので、入金するだけの手数料がもったいなく思います。

 

そんななか、コーポラティブハウスローンに関しては圧倒的な人気を誇り、また募集当日で完売という結果となりました。景気が悪いなかお金があるところにはあるのだなぁと感じさせるトピックですが、投資先としては、まあ、それなりといったところなので私としては特に買いを推奨はいたしません。

口蹄疫被害義援金についての返信

これまた遅くなりましたが、口蹄疫被害義援金に関して送った質問に返信が来ていました。

 

メール拝見いたしました。ありがとうございました。
 返事が大変遅れまして、申し訳ございません。

 今回の義援金につきましては、口蹄疫被害への補償というものではなく、あくまで被害にあった畜産農家への見舞金という趣旨でございます。
 したがって、1頭当たりいくらというものではなく、被害にあった農家一律といたしました。
 畜産農家への補償につきましては、現在、国・県で取り組みが進んでおりますが、殺処分にあった畜産農家は、現在、全く収入源がない状態であります。そのようなことから、全国の皆さまからお寄せいただいた義援金を先般、一次配分したところです。
 今後とも御理解・御協力いただきますようよろしくお願いいたします。

 

ということです。一番大切なところは赤字の部分です。国や県の措置というのは現在進行形の口蹄疫被害に関して全く対処できていないことになります。残念ですが、これが行政の限界なのでしょうか。義援金は8日の時点で10億円を超えたようです。1戸あたり90万円くらいの金額に相当します。これでも畜産農家が事業を継続していくためにはまだまだ足りないと思われます。少なくとも200万、300万円の支援にしていきたいものです。

 

5月31日に義援金の1次配分が行われました。1戸あたり20万円だそうです。

 

義援金は7月30日まで受け付けておりますので皆さんの力で畜産農家の方々を支えていきましょう。