Uptoberに期待したけれど

10月の投資成績です。

10月の株式市場は、半導体やAI関連株への売りが目立つ厳しい展開でした。日本では日経平均が月間5%、TOPIXが3%下落しました。米国の半導体株安が日本にも波及し、電子部品関連なども売られています。日銀の利上げで企業の資金調達費用が増えることへの警戒も、株価の重石となりました。

米国でもS&P500、ナスダック100が下落する一方、NYダウは上昇しました。同じ米国株でも、何を持つかで実感が違う相場ですね。今後はAI関連の需要や企業の利益成長が支えになると期待されますが、業績が良ければすぐに株価も上がるとは限らない難しさを感じます。

債券市場では、日本や米国、ドイツの長期金利が低下しました。米国では株安や欧州の財政不安を受けて、安全資産とされる国債に資金が向かいました。ただし、エネルギー高による物価上昇や追加利上げへの警戒は残っています。金利が下がると既存の債券価格は上がりやすいものの、この流れが続くかは慎重に見たいところです。

為替市場では、円の対ドル相場はおおむね横ばいでした。エネルギー輸入に伴うドル買いがある一方、海外債券の売却などによる国内への資金還流が円を支えました。今後も日米の金利差や海外への投資が円安要因になるとみられています。海外資産は、値上がりだけでなく為替でも円換算の成績が変わることを意識しておきたいですね。

不動産に投資するリートは、海外と日本で明暗が分かれました。世界のリートは長期金利の低下が追い風となり、上昇しました。一方、日本は追加利上げへの警戒などで軟調でした。今後は金利の動きに加え、海外のデータセンター需要や国内のオフィス賃料上昇が、収益をどこまで支えるかに注目です。

さて、我らがkackyファンドですが、10月は残念ながら下落となりました。暗号資産が上がりやすいといわれる「Uptober」に、私も期待していました。しかし、ふたを開けてみれば期待に反して暗号資産は下落です。今月こそはと楽しみにしていただけに、思うような結果にならなかったのは、正直がっかりでした。

もちろん、過去に上がりやすかった月だからといって、今年も上がる保証はありません。頭ではわかっていても、期待が膨らんでいると下落したときの落差は大きいですね。「Uptober」という言葉に少し気持ちを乗せすぎたのかもしれません。相場はカレンダーどおりには動かないと、改めて感じた1カ月でした。

11月は米国の中間選挙をめぐる政治情勢も気になります。株式も暗号資産もニュースに敏感になりやすく、次の動きを読む難しさがありますね。選挙の勝敗だけで先行きを決めつけず、その後の政策や企業業績への影響まで見ていきたいです。期待が外れた直後だからこそ、短期の材料に気持ちを振り回されすぎないようにしたいと思います。

良い月もあれば、今回のように期待どおりにいかない月もあります。早く取り戻したい気持ちはありますが、焦って無理をしないことも大切ですね。目先の季節的な傾向だけに頼らず、長く付き合える投資になっているかを確かめながら、じっくり資産の成長を待ちたいと思います。

それでは、今月も長期投資で行きましょう!

今年も「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year 2026」が始まりました。私も入れますよー。