TOPIX(配当込)のリターン
東証のホームページに配当込のインデックスのリターンが載っていたので、計算が開始された1990年から指数計算してみることにしました。
年 | 指数(1989末を100とする) |
1989末 | 100(不動産バブル崩壊) |
1990 | 60.56 |
1991 | 60.32 |
1992 | 46.44 |
1993 | 51.53 |
1994 | 56.23 |
1995 | 57.40 |
1996 | 53.92 |
1997 | 43.46 |
1998 | 40.60 |
1999 | 64.84(ITバブル) |
2000 | 48.65(崩壊) |
2001 | 39.45 |
2002 | 32.55(日経平均10000円割れ) |
2003 | 40.75 |
2004 | 45.37 |
2005 | 65.89 |
2006 | 67.88(景気回復いざなぎ景気超える) |
2007 | 60.34(サブプライム問題) |
というわけで、計算開始がバブル崩壊前のド天井ということもあり、2007年までで約40%を溶かしております。
いくら長期投資でも天井でつかんだらダメよ
ということがあらためて立証された形です(T▽T)
バイアンドホールドのウォーレン・バフェット氏ですら
よい銘柄をなるべく安く買え
と言います。上の結果からすれば明らかです。長期投資は投資を開始するときが生命線です。ということをしっかりした長期投資の本はちゃんとかいてあるはずですが、なぜか塩漬け株の言い訳に使われることが多いので混乱を招いています。
長く持てばなんでも儲かるが長期投資の真実ではないことをここで強調させていただきます。’大きく儲けるためにはよい銘柄を時間をかけて持つ必要がある‘が正しい認識ではないでしょうか。