昨年の振り返りと今年の投資戦略(2025年度)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
昨年はどのような年になりましたでしょうか。2025年は、第2次トランプ政権の発足やAIブームの再燃により、市場が大きく揺れ動いた一年でした。特に日経平均株価が初の5万円台を突破した一方で、4月にはトランプ関税の影響で急落するなど、まさにジェットコースターのような相場展開となりました。為替も150円近辺での乱高下が続き、投資家の胆力が試される場面も多かったのではないでしょうか。

kackyファンドは嬉しさとつらさが半々となった1年でした。昨年は、暗号資産が下落しマイナスとなりましたが、それを補うくらいの国内・国際株式が爆発的なリターンを叩き出してくれました。特に国際株式は+70%を超える驚異的な伸びを見せ、資産全体の拡大に大きく貢献しました。国内債券は金利上昇の中で堅調に推移し、ポートフォリオの安定に寄与しました。

それでは、いつものように昨年の振り返りと今年の投資戦略を展望したいと思います。
昨年立てた目標は次の通りです。

  • 最大損失(対前年評価額) –30%未満
  • 投資コスト(税金+手数料) 前年水準キープ

さて、どれだけ達成できたでしょうか。

最大損失 44.95% 未達。。
投資コスト 34404 円 達成!

最大損失については、残念ながら目標を達成できませんでした。特に春先の市場混乱時のドローダウンが響き、一時的に資産評価額が大きく目減りする場面がありました。やはりボラティリティの高い相場でのリスク管理は課題として残りました。
一方、投資コストについては目標をクリアしました。
コストの内訳は、
税金 34404 円
手数料 0 円
となり、手数料無料化の恩恵をフルに享受できた一年でした。税金についても、新NISAの活用などで一定の抑制効果が出ているようです。

次はアセットごとの利益率です(預金、DC 除く)

名称1年前現在利益率
暗号資産79.0%55.7%-10.14%
国内株式2.7%5.3%47.24%
国内債券10.8%12.1%0.62%
国際株式7.5%26.9%71.31%
国際債券0.0%0.0%0.00%

ご覧の通り、一昨年絶好調だった暗号資産は一服し、マイナスとなりました。代わって主役となったのが株式クラスです。特に国際株式は70%超という驚異的な利益率を記録し、国内株式も40%超えと、株式投資家にとっては笑いの止まらない一年となりました。資産配分(シェア)を見ても、株式の割合が大きく増え、暗号資産への依存度が下がったことが見て取れます。昨年立てたアセットアロケーションに沿った投資ができました。

今年の投資戦略ですが、暗号資産については、引き続きポートフォリオのバランスを見ながら徐々に利益確定を進め、過度な集中を避ける方針です。好調な株式クラスについては、新NISAを活用した積立を継続し、長期的な資産形成の軸とします。国内債券は、金利ある世界への移行を見据え、個人向け国債などで現金を遊ばせずに運用していきます。

具体的なアセットアロケーションは、以下の通りです。

  • 暗号資産 売り(30 ~ 40%)
  • 国内株式 少し買い(10 ~ 20%)
  • 国際株式 新 NISA 買い(30 ~ 40%)
  • 国内債券 個人向け国債を買う(10%~ 20%)
  • 国際債券 引き続きゼロ(0%)

今年も、市場の変動に惑わされず、長期的な視点で資産を育てていきたいと思います。
目標は昨年と同じく、リスクとコストのコントロールを徹底します。

  • 最大損失(対前年評価額) –30%未満
  • 投資コスト(税金+手数料) 前年水準キープ

2026年はトランプ政権の政策効果が本格化する年でもあります。変化を恐れず、しかし慎重に、今年も健全な長期運用を目指したいと思います。
読者の皆様、今年もよろしくお願いいたします m(_ _)m

世界で史上最高値更新

先月の投資成績です。

2025年9月は、世界の金融市場にとって非常に興味深い月となりました。特に米国と日本の株式市場が過去最高値を更新し、全体的に力強い上昇を見せたことは、私たち長期投資家にとっても嬉しいニュースだったのではないでしょうか。雇用統計の軟化による利下げ期待や、AI関連への巨額投資、新型iPhoneの販売好調などが追い風となり、市場全体に活気がみなぎりましたね。

株式市場では、米国が利下げ期待とAI関連投資に沸き、S&P500指数が大きく上昇しました。日本市場もこれに連動し、電子部品や半導体関連株が牽引役となりTOPIXが最高値を更新しています。企業による株主還元強化や外国人投資家の買いが相場を支え、国内投資家の米国株投資も増加傾向です。しかし、香港や上海、欧州市場は、一部好調なセクターもあったものの、利益確定売りや政治的混乱で足踏みとなりました。

今後の株式市場の展望としては、米国では減税とAI関連投資が企業業績を押し上げ、利下げ見込みから高バリュエーションも許容されると予測されます。日本市場はトランプ関税という懸念材料があるものの、政府の経済対策や株主還元強化により上昇が期待されますが、日銀の利上げ動向には引き続き注意が必要です。常に変化する市場の波を冷静に見極めることが大切ですね。

債券市場を見ると、米国では雇用統計の軟化を受けて利下げ期待が高まり、10年国債利回りが低下しました。FRBは実際に0.25%の利下げを実施し、年内に追加利下げを示唆しています。一方、日本では日銀が金融政策を据え置きましたが、ETF等の処分による金融引き締め強化を発表したため、長期金利は上昇基調をたどりました。

欧州では、ECBが政策金利を据え置いたことで景況感改善からドイツの長期金利が上昇傾向を見せました。今後の見通しとしては、米国の長期金利は若干低下後もみ合うと予想され、欧州は景気が底堅いため長期金利は高水準で推移するでしょう。日本は国内景気回復と日銀の追加利上げ観測から、引き続き先高観が続くかもしれません。

為替市場では、円の対米ドルレートが月間でやや円安に推移しました。米国の利下げと日銀の利上げ観測という円高要因があったものの、日本からの対外証券投資の拡大や財政規律への懸念といった円安要因が優勢となったためです。ユーロ・米ドルレートでは、FRBの利下げとECBの据え置きから、ユーロ高・ドル安の展開となりました。

今後の為替の見通しとしては、円の対米ドルレートは、米国の利下げと日銀の利上げ観測、対外証券投資の動向が複雑に絡み合い、もみ合いながらもやや円高方向に傾く展開が予想されます。また、円の対ユーロレートは、ユーロが米ドルに対して上昇し、円に対してもユーロ高になると見込まれるため、それぞれの国の経済状況をしっかり把握しておきたいところです。

リート市場では、グローバルリート(米ドルベース)はアジア地域の一部が好調で、特に日本、シンガポール、韓国、マレーシアが上昇を牽引しました。米国市場も堅調でしたが、豪州や香港では利益確定売りが見られました。日本リート市場はオフィス賃貸市場のファンダメンタルズ改善を背景に指数が上昇し、海外投資家が買い越しに転じたことが確認されています。

今後のグローバルリート市場は、日米の金融政策や長期金利動向に左右される展開が予想されますが、世界的な景気回復見込みにより賃料は堅調に推移するでしょう。特に日本では、オフィスセクターの空室率低下と新規契約賃料の上昇が続き、引き続き堅調な動きが期待されます。物件の質や分配金の安定性が、これまで以上に重視される傾向が強まるかもしれませんね。

さて、私のkackyファンドの状況ですが、9月は国内外の株式が順調に上昇してくれたおかげで、ベンチマークと同程度の利益を出すことができました。暗号資産は月末に少し下落してしまいましたが、結果的にはプラスマイナスゼロ程度で着地できました。ベンチマークの一つである「ひふみプラス」は少々不振だったようですが、市場全体としては好調でした。

全体としては、日米の株式市場が経済のけん引役となり、市場全体に活気が見られた月でした。もちろん、相場は常に変動しますし、様々な要因が絡み合って複雑な動きを見せるものです。しかし、私たち長期投資家は、そのような変動にも一喜一憂せず、長期的な視点を持って市場と向き合うことが重要だと考えています。私も引き続き、市場の動きを注視しつつ、ブレずに長期投資を続けていきたいと思います。

それでは、今月も長期投資で行きましょう!

円安進行中

先月の投資成績です。

6月、FOMCは利上げを停止しましたが、年内に2回の利上げを示唆しており、インフレ警戒感は依然として消えていません。こういった中央銀行の政策は、短期的な市場の反応を生むだけでなく、長期的な投資環境にも影響を及ぼしています。

為替市場では円安が進行し、外貨預金の積立ができない状況が続きました。一方で、株式市場は年初来高値を更新するなど順調に上昇。一時的に利益確定の売りが見られましたが、全体としては上昇トレンドが続いています。

暗号資産の動きも注目されます。5月と同様に、月初から中旬にかけて下落しましたが、その後、大手資産運用会社のビットコインETFへの期待から大きく反発。この下落局面で、kackyファンドはEthereumを成功裏に購入しました。結果として、kackyファンドは6ヶ月連続で上昇し、先月失速したものの、暗号資産の上昇を受けて再加速しています。

為替については、日本の為替介入に警戒感もありますが、介入が行われ、円高に傾いた場合には積立を再開する予定です。これらの市場動向からも、長期的な視野を持つことが投資成功へのカギとなることを改めて認識しました。

それでは、今月も長期投資で行きましょう!

今月の積立状況

  • 米ドル定期 $272.01 39267円 (+3267円)
  • Ethereum 0.3654ETH 101352円 (+21352円)

市場の揺れを超えて

先月の投資成績です。

月初にFOMCからの利上げ発表がありました。この発表により一時的に円高が進行しました。しかし、中旬では米国の債務上限問題が浮上し、これによる懸念から株価が下落しました。

しかし、月末には、債務上限問題の解決への期待と円安が重なり、TOPIXは33年ぶりの高値を更新しました。ここから、一貫した投資戦略の価値が示されました。暗号資産は大きな動きを見せず、ほぼ横ばいを続けていますが、これもまた市場の変動性に対する長期投資の耐性を示しています。kackyファンドは5ヶ月連続で上昇し、昨年4月以来の水準に戻りました。

投資では、市場の日々の動きに一喜一憂するのではなく、長期的な視点で投資計画を立てることが肝心です。最近、SNSで「FIRE卒業」や「FIRE失敗」などという言葉を見かけますが、短期的な利益に囚われて人生設計を立てるのは危険です。資産運用では、堅実にコツコツと積み上げることが成功への鍵となります。

6月のFOMCでは、利上げの可能性が五分五分と言われています。これが市場の分岐点になる可能性があります。しかし、我々は市場の変動に動じず、長期的な視野を保ちつつ投資を進めることが求められます。

それでは、今月も長期投資で行きましょう!

今月の積立状況

  • 米ドル定期 $272.01 37779円 (+1779円)
  • Ethereum 0.2429ETH 62912円 (+12912円)

4ヶ月連続上昇

先月の投資成績です。

今月は中旬に景気後退の懸念が浮上し、株価が一時下落しました。しかし、日銀の政策が当面変化しないとの見方から、円安・株高が進行しました。さらに、米国の決算が峠を越え、悪材料の出尽くしによる安心感が広がりました。

暗号資産は中旬まで上昇し、その後急落しましたが、月末に向けて底堅く推移しました。その結果、kackyファンドも4ヶ月連続で上昇して着地しました。昨年の損失回復は今の所順調に進んでいます。

来月は月初からFOMCが開催されるため、相場の動向に注目が集まります。長期投資家は、短期的な変動に動じず、着実な資産形成を目指しましょう。

それでは、今月も長期投資で行きましょう!

今月の積立状況

  • 米ドル定期 $235.41 32084円 (+1084円)
  • Ethereum 0.2029ETH 52703円 (+12703円)

復活そして納税へ

先月の投資成績です。

kackyファンドは年初からの暴落から、かなりのところまで復活をすることができました。物価の高騰、FRBの利上げおよび資産圧縮、ウクライナ侵攻、さらには景気後退の懸念も出ています。しかしそれでもなお株式市場は底堅い動きを見せました。物価の高騰、すなわちインフレは現金の価値が下がります。これにより相対的に株式の価値が上がるため、株価は予想に反して上昇することがあります。目先の暴落に恐れる事なく投資を続ける大切さを実感します。

さて、3月に納税をクレジットで終えて、今月はいよいよお金が引き落とされます。まさに年貢の納め時です(涙)先月の株価上昇により、損切り祭りを回避することができて胸をなで下ろしております。今後の相場は油断できませんが、目先の出費が終わることでより長期目線での投資に入れます。とてもうれしいことです。

それでは今月も長期投資で行きましょう!

今月は正念場

先月の投資成績です。先月は半ばまでは順調に推移していましたが、月末に書けて急落してしまいました。kackyファンドも主に暗号資産の急落に伴い大きく成績を落としてしまいました。

事の発端は中国の大手不動産企業・恒大集団の経営不安のようです。中国の不動産価格の上昇にともなって規模を拡大したものの、不動産相場の転換に伴って急速に資金繰りが悪化したとのことです。日本のバブル崩壊や米国のサブプライムショックを連想させて株価が急落しました。暗号資産に関しては中国の規制強化が下落に拍車をかけました。

ただ、10月の1週目の現在は暗号資産、株式市場ともに持ち直してきています。しかしオプションや先物のSQが控えていたり、米国の債務上限問題、恒大集団の債務問題がくすぶっており、余談を許さない状況です。今月も相場は上にも下にも大きく動揺する可能性があり、正念場を迎えそうです。

とは言え、基本はフルインベストメントの長期投資家にとっては今月もなんとか上がってくれーと祈るだけですけどね^^;むしろ下がったときこそ買い場だと考えてがっつりと利益を伸ばしたいと思っています。

それでは今月も長期投資で行きましょう!

全アセットでプラス転換

先月の投資成績です。

株式市場全体としては、米国株を中心に順調に上昇し、kackyファンドとしても、国際株式がついにプラス転換を果たすことができました。これで投資している全アセット(国際債券は撤退しているため除外)がプラスとなりました。投資歴も13年あまりとなり、リーマンショック、ギリシャショック、ブレグジット、コロナショックなどの数々の暴落に巻き込まれて、最大でXXX万円もの損失を出して心が折れかかったところからのプラス転換となり感無量です(涙)

しかし、ファンド全体としては暗号資産や国内株が低迷していてプラスで終えることができず、フラストレーションのたまる月にもなりました。ただ、こういうアセット毎のリターンのバラツキはコントロールできるものではないので、引き続き長期目線で取り組みたいと思います。いい時期もあれば悪い時期もあります。コツコツ投資を続けていけば再び利益の記録を塗り替えることができると思います。

それでは今月も長期投資で行きましょう!