昨年の投資振り返りと今年の投資戦略(2024年度版)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
昨年はどのような年になりましたでしょうか。2024 年は、年初から日経平均が大きく上昇し、その後急落するなど、ジェットコースターのような相場展開でした。特に、個別銘柄の動きは日経平均と連動せず、業種や銘柄によって明暗が分かれる難しい一年でした。海外株式市場も、トランプ政権の政策がどう影響するか、インフレがどこまで進むかなど、不透明な要素が多く、神経質な展開となりました。為替市場も、日米の金融政策の綱引きで大きく変動し、投資家にとっては非常に読みづらい一年だったと言えるでしょう。

そんな中、kacky ファンドは、相場の変動に翻弄されながらも、なんとか前進することができた一年でした。昨年は、暗号資産が引き続き好調で、大幅なリターンを叩き出してくれました。国内株式、国際株式はインデックス投資によりまずまずの結果でした。それでも例年と比較したらとても好況だったと思います。債券については、国内債券が金利上昇の影響を受け、微増ながらもプラスで終えることができました。

それでは、いつものように昨年の振り返りと今年の投資戦略を展望したいと思います。
昨年立てた目標は次の通りです。

  • 最大損失(対前年評価額) –30%未満
  • 投資コスト(税金+手数料) 前年水準キープ

さて、どれだけ達成できたでしょうか。

最大損失 -1.36% 達成!
投資コスト 43686 円 未達。。

ということで、最大損失については目標を達成することができましたが、投資コストについては、残念ながら目標を達成することができませんでした。
コストの内訳は、
税金 40681 円
手数料 3005 円
となり、株式の配当金が増えたことにより所得税のコストが増加してしまいました。手数料については、SBI 証券の株式手数料無料化のおかげで、かなり抑えることができましたが、税金については、今後の新 NISA の活用で削減を目指していきたいと思います。

次はアセットごとの利益率です(預金、DC 除く)

名称1年前現在利益率
暗号資産55.1%79.0%211.31%
国内株式11.3%2.7%14.11%
国内債券0.2%10.8%0.34%
国際株式33.4%7.5%27.21%
国際債券0.0%0.0%0.00%

ご覧の通り、暗号資産が圧倒的なパフォーマンスを見せ、資産がほぼ倍増した1年となりました。

今年の投資戦略ですが、暗号資産については、引き続き長期保有を継続するとともに徐々に割合を減らしていきます、国内株式は、当面現状維持でいきます。国際株式は、新 NISA の積立枠を活用し、オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)を中心に、分散投資を継続します。国内債券は、個人向け国債の変動金利型を中心に、ポートフォリオの安定化を図りたいと思います。国際債券については、引き続き購入予定はありません。

具体的なアセットアロケーションは、以下の通りです。

  • 暗号資産 売り(40 ~ 60%)
  • 国内株式 現状維持(10 ~ 20%)
  • 国際株式 新 NISA 買い(20 ~ 30%)
  • 国内債券 個人向け国債を買う(0%~ 10%)
  • 国際債券 引き続きゼロ(0%)

今年も、リスクをコントロールしながら、着実に資産を増やしていきたいと思います。
目標は昨年と同じく、リスクとコストをコントロールしたいと思います。

  • 最大損失(対前年評価額) –30%未満
  • 投資コスト(税金+手数料) 前年水準キープ

今年は、新 NISA の制度も2年目となります。
変化を恐れず、柔軟に対応しながら、今年も健全な長期運用を目指したいと思います。
読者の皆様、今年もよろしくお願いいたします m(_ _)m

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