暗号資産に光明

先月の投資成績です。

9月は、伝統的に株式が下がりやすい月と言われています。しかし、今年の9月は始めのうちはその伝統を打破するかのような動きを見せました。為替市場を観察すると、円は月間を通して円安に推移。月初めの1$=145円近辺から、月末には1$=149円近辺まで円安が進む動きを見せました。

株式市場もその影響を受け、中旬までの上昇が顕著でした。TOPIXは33年ぶりの2438までの上昇を記録。しかし、その後の市場は一転。月末にかけて、米国の政府閉鎖の懸念や金利の高止まりする懸念から、大きな下落を経験し、月初から見ると結局マイナスに転じてしまいました。

kackyファンドも例外ではありませんでした。株式部分はインデックスと同様にマイナスを記録。しかし、幸いなことに、暗号資産が月末に持ち直し、5%程度の上昇を見せてくれました。この結果、ファンド全体としてはほぼ横ばいでの着地となりました。

10月の展望としては、株式市場はやや軟調になると予想しています。しかし、これは長期投資をする私たちにとっては、積立の好機とも言える時期です。私自身は、Ethereumの積立を一旦停止し、株式と米ドル定期への積立を継続することに決めました。

投資の世界は、短期的な動きに振り回されることが多いですが、長期の視点を持ち続けることで、一時的な下落も乗り越える力を持っています。みなさんも、焦らず、自分の戦略を信じて、投資を続けていきましょう。

今月も長期投資で行きましょう!

今月の積立状況

  • 米ドル定期 $414.05 61845円 (+5845円)
  • Ethereum 0.9708ETH 244105円 (+24105円)

インフレシフト

先月の投資成績です。先月は株式がかなり激しく上下しました。さらに為替はドル円が1$=130円となるなど20年ぶりの水準となる円安を記録し、普段とは違った動きでした。

特に大きく値下がりをしたのはNASDAQを中心としたグロース株です。kackyファンドは暗号資産の比率が高く、値動き的にはグロース株に近い動きをするため、こちらも大きく値下がりして、ファンドリレーでも最下位に転落してしまいました。残念です。まあ、こんなこともあります。

さて、先月は少しポートフォリオの変更を行いました。これまでは、国内株式に関しては内需を中心にした銘柄が多く、結果的にデフレ時に利益が出る構造になっていました。しかし、今年に入っての物価の高騰をみて、これからはインフレが継続していく世の中の変化を感じました。故に国内の内需株を色々と手じまって、海外資産に転換しました。具体的には米国ETFで、S&P500高配当株式指数に投資するもの(SPYD)です。このETFは米国株のなかでも配当利回りのよい安定した銘柄に投資するもので、インフレに対して強い特性があります。さらにドル建てで保有するため、円安に対しても強くなります。私としては長く持っていた銘柄だったので名残惜しい気持ちもありましたが、世の中の変化に対応していく必要があると感じ決断しました。まだまだ投資生活は続くので、世の中の変化に対応できる投資であり続けていきたいです。物価の高騰は生活にとっては大きな打撃なのでなるべく早く収束していただきたいです。

かといって、グロース株に関しては実はそこまで悲観はしていません。むしろこういう下げ相場こそが買い時だと考えており、資産の余裕を満たす限りは積極的に買いを入れるつもりです。バリュー、グロースのバランスを保ちながら長期的な利益拡大を常に狙っていきます。

それでは今月も長期投資で行きましょう!