2009年4月28日

結局、私が買いたい投資対象は

投資を始めてから2年がたち、これまでいろいろな対象に実際投資をしてみました。大型株、小型株、アクティブ投信、外貨MMF、インデックスファンド…。結局のところ一番よかったのはやはりインデックスファンドでした。ウォール街のランダム・ウォーカーやら敗者のゲームやらでさんざん書かれていることですが、やっぱり持ってて一番安心できます。

逆に一番最悪はアクティブ投信…。正直言って持っててよかったと思ったためしがない。去年の金融危機をもろにくらっただけでなく、上げ相場でも期待はずれに終わる感じが納得がいかない。これも上の著作で書かれていますが、アクティブ投信がインデックス投信に勝てる科学的根拠はまったくありません。私は二度とこれに投資することはないと思います。

個別株はよかったり悪かったりするので一概に言うことはできませんが、インデックスを上回れたかと言われると正直自信はありません。でも、自分が選んで金を出したので納得はしています。個別株で一番難しいと思うことは、『買いたくても希望の値段で買えないことがある』ということです。特に出来高の少ない小型株でよく起こります。結局、しびれを切らして買い負けたり、はたまた買いを見送る羽目になったりということがよく起こって、投資としての効率を妨げてしまいます。たぶん、ここらがインデックス投資に比べてパフォーマンスが冴えない要因になると思います。

MMFと社債に関しては、私は裁量によって取り入れてよいと思っています。基本的に私は債券のポートフォリオはサブ的意味合いでとらえているので価格変動リスクをもろに食らう債券インデックスファンドよりもMMFのほうが使い勝手がよかったです。あと、債券、とくに国内債券に関して言うと株式以上に多くの種類や期限、スプレッドが存在し、必ずしも市場取引が行われていない(特に日本では)現状で50くらいのサンプルを抽出したインデックスが果たして市場の平均となりえるか、素朴な疑問を感じます。ゆえに国内債券に関してはまだ個人の裁量が通用するかなと考えています。これもいずれどうなるかわかりませんが。むしろ公社債に本当に幅広く投資できるインデックス投信ができることを望みます。

REITに関しては、投資経験がないので是非に関してはノーコメントです。ここ数年で投資した人で儲かった人は居ないと思いますw少なくともミドルリスクミドルリターンでないことははっきりしたような気がします。…いや、不動産運用がミドルリスクミドルリターンであろうとも投資法人がハイレバかけていてはダメだということです。

私のくだらないつぶやきにお付き合いいただきありがとうございました。

2008年12月16日

社債への投資

前置きはさておき、最近私が金策に走っているのは、今度野村から発行される社債に投資をするためです。

野村ホールディングス第1回期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)

http://www.nomura.co.jp/retail/bond/newbond/pdf/8604sb16.pdf

随分と長たらしい名前をつけてくれるもんですね!

期限前償還条項は読んで字のごとく「期限前に返しちゃうこともありますよ〜」ということ。まあ、別に損をする話ではないので特別気になりません。

劣後特約とは、倒産したときは普通の債券よりも分配される順位が後になりますという取り決めのこと。信用リスクが高くなる代わりに金利は高めに設定されます。

前々から思っているのですが、劣後債って語感悪いですよね。なんかいかにもぼったくりのびんぼくさい感じ。ポジション的には”優先株”と似たようなもんだと思いますけど。”優先株”のほうはいかにもお金持ちまっしぐらのファーストクラスって感じなのに。

で、肝心の利率は3.6%高っと思わずにはいられませんでした。いつぞやバカ売れしたどこのものともわからぬサムライ債ですら2%台でしたから。劣後特約付とは言えなかなかの好条件と思います。近々の金利で見てもほぼ同じ条件の社債が3月時には
2.28%で出ていたことを考えても明らかに上積みされています。野村證券の資金調達の苦心ぶり、昨今の債券市況の悪化をうかがい知ることができます。

ここで、私は考えたのです。今私は40万の外国債券を持っています。これらは主に国債でこれから金利低下のトレンドを示しています。さらに金融緩和でクロス円はますます下振れの圧力が大きくなっています。果たしてこの先この低金利でこれだけのお金を為替リスクに晒しておく意味はあるのかと?もし、よい条件で国内の債券を手に入れることができるのであればそれを買えばよいのではないか。

現状を鑑みるに事業会社の資金繰りは危機に瀕しています。社債が発行できる会社はいい方で、大多数は銀行から高利で借入を余儀なくされているものと思われます。金融緩和で銀行間金利や国債利回りは下がる一方で、会社の資金調達金利はこのように上昇してしまっているのです。これは大きなチャンスだと思います。今こそ、リスクを取って将来のために投資することが有利になっています。株に投資するのも一つの手段です。また、価格変動リスクを押さえ、安定した収入を得る手段として社債は非常に注目しております。

2008年11月16日

損切りは大事だよ〜

損切りは大事だよ〜(T▽T)
とある投資信託の基準価額(図)

マジで損切っといてよかった(T▽T)ハラハラ

投資信託はリスク分散されているから大丈夫とかいうお話は結構でございますけど。

最後は自分の身銭ですから。投資先に信頼が置けなくなったら、売り。今含み益か、含み損かなんて関係ないです。それが投資判断を鈍らせていたら、負組みへ一直線です。プロスペクト理論ですね。

2008年7月31日

ランドビジネス3Q決算

さて、今日は時間がありますので決算でも見てみますか。

ランドビジネス(8944)http://www.lbca.co.jp/

3Qは昨年実績に比べ売上高24.9%増となったものの、営業利益48.5%減、経常利益60.5%減、純利益59.8%減と内外の厳しさを反映しています。通期見通し(純利益対前期14.3%増)を据え置いてますが、達成できるかとても怪しげです。4Qに大型不動産の引渡しがあるということですが、これがどうなるかわからないのが今の状況ですから。ここは疑ってみた方がよいでしょう。

財務状況はほとんど変わらずといっていいと思います。流動負債と流動資産がともに約10億円増。流動比率273%は、デベロッパーとしてはまともな部類に入ります。これが100%付近に来ると倒産が目前に迫ってきます。負債の償還が迫ったときに返却のための資金を用意できないからです。ノエルなんて116%です。債権者がよっぽどいい人(償還の延長に応じてくれるような)じゃないとやばいですよ〜。

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2008年7月2日

葬祭事業者に投資

冠婚葬祭事業、このうち葬儀に関していうとなくなることはなさそうなのでディフェンシブな投資先として注目しました。これから先、国内は高齢化が進むのでパイ自体は大きくなっていく見通しもあります。年金も減らされお金がなくなっていくと葬儀もお金を使わなくなってしまうことは懸念ではあります。

葬儀関連で上場している企業はそれほど多くありません。

  • 9628 燦HD(大証1部)
  • 2344 平安レイサービス(JQ)
  • 4656 サン・ライフ(JQ)
  • 7578 ニチリョク(JQ)
  • 2485 ティア(セントレックス)

このうち、サン・ライフとニチリョクは業務提携を結んでおり、資本関係もあります。

収益性を見ますと、売上高営業利益率は5〜10%、ROEは10%前後とまずまずです。PERは10倍前後、PBRは1倍前後の銘柄が多く、割安といえます。

これらの中で共通しての不安材料は財務状況です。固定資産が多く、さらに株主資本比率が低い銘柄ばかりです。時代の大きな変化が起こった場合、容易には軌道修正できない可能性があります。

この中で、私はサン・ライフを選ぶことにしました。財務状況が他の銘柄と比べてよいと判断したからです。株主資本比率は11%と低いですが、有利子負債がないので金利上昇リスクがありません。負債に計上されている額のほとんどは「前払式特定取引前受金」簡単に言うと互助会組織から入ってくるお金です。このお金はサービスを提供する義務を負う意味で負債になりますが、別に利子がかかるわけでもなく、いきなり返還請求されるものでもありません。したがって安定した運用ができる、ほぼ資本に近い位置づけといえます。このことから、安定した収益を期待できると考えました。なんだかんだ言ってまだまだ互助会は強いですね、こりゃ儲かるわ。

2008年6月21日

積立からETFへリレー投資

ボーナスも出ました。来月からは昇給で給料が増えます。さらに7月に自動車ローンを完済するのでキャッシュフローが8月から一気に増えます。とってもうれしいことなのですが、これをどういうふうに振り分けるか、すごく悩んでいます。

やったー、使っちまえ!というのも一つの考え方ですがそれでは後には何も残りません。それで幸せならいいですが、金をたくさん使えばそれが幸せかというと私は疑問です。私自身は余ったお金はもっと有意義に処分したい。今は投資にそれを向けるつもりです。

とはいえ、投資といっても実際どこにするかが悩みの種です。投信の毎月の積立額を増やせばいいだけなのかもしれませんが、それでは収入が増えたことを有効に活用しているかなと疑問に思います。収入が増えたのならば、それなりの投資先があるのではないでしょうか。

フリーキャッシュフローが数十万あればまよわずETFを狙いに行くのですが、そこまででもなく。

んーこの1、2ヶ月でなにかしらの結論を出さなければいけませんね。

特に最近は投資の際のイニシャルコストを気にし始めました。イニシャルコストは投資を始める時にかかる費用、手数料を指しています。イニシャルコストは投資後の時間経過で財務用語を使えば「償却」していくわけです。その期間が長いほど1年当たりの負担は軽くなります。しかし、長期投資だからと言って「長く持てばいいじゃん」と安易に考えるのはよくないと思っています。なにしろ変化の激しいこの世の中です。5年後に同じ投資先が成長し続けることを誰が確約できるでしょうか。そう考えると、イニシャルコストの償却に関しては3年、5年あたりで考えるのが妥当でしょうし、それを節約することは全体のパフォーマンスに大きく影響を与えると思います。

なので、イニシャルコストが多くかかる投信への資金投入は止めようかと考えています。投信であればノーロードを基本にすえるつもりです。あらら、結局どこに投資資金をまわせばいいんでしょう?

この文面を見ても自分の悩みっぷりがわかります・゜・(ノД`)ウワーン

今のところの最有力候補としては普通の投資信託(ノーロード)からETFへのリレー投資ですが、肝心のETFは、東証や大証は国内株式以外のETFがほとんど使い物にならないという散々な状況なので(これからETFに力を入れるらしいのでそのうち改善されるかもしれません)、目を向けるべきは海外市場となります。

米国ETFが一番種類が豊富でよいのですが、難点は売買手数料が高いことです。楽天証券では1取引につき31.5ドルの手数料です。1000ドル(約11万円)のETFを買うとして3.15%が手数料として出て行ってしまい、さらに為替手数料が25銭(約0.25%)かかるのでイニシャルコストでは普通の国内の投信と変わらなくなります。だとしたら、国内のノーロード投信と比べてパフォーマンスがどうでるか、かなり微妙な選択です。

そこでもう一つの市場、香港ETFに目を向けてみました。意外に香港市場の方が手数料が安いです。楽天証券では売買代金の0.5%(最低525円)です。為替手数料が15銭(約1%)つきますが、足しても米国の半分程度で済みます。ただ取り扱い銘柄が少ないことが残念です。しかし、楽天がリクソーのETFの取り扱いを始めたことで、

  • 02812 Lyxor ETF MSCI World
  • 02815 Lyxor ETF MSCI AC Asia Pacific ex Japan
  • 02826 Lyxor ETF NASDAQ 100

など、主要国への低コスト投資が可能になりました。私としてはかなり有力な投資先のように思います。まだ、税制など勉強不足なところもありますので、これから勉強していきたいと思います。

ただ、そもそもリレー投資の元になる投資信託の選択が悩ましいです。リレー投資なので購入手数料0かつ解約手数料0が必須条件になるために銘柄選定の基準が厳しくなります。なかなかこの条件でいいファンドって見つからないんですよね。。国内債券のファンドも撃沈してしまいましたし。

今のところの候補
  • 投信積立からETFへリレー投資
  • 投信の積立額を増やす
  • 新興国やコモディティ、不動産など投資カテゴリを増やす

日経平均は14500円越えへ

基本アセットについて語る【J-REIT編】

私見
  • 利回りが一見高いが、ROEが低いので生産性は低水準
  • PBR1倍割れ割れファンド多数。証券価値の消失
  • 増資で証券の価値を薄める悪循環
結論

投資の価値はほぼ皆無。不動産投資がしたいなら、不動産業者の株を買うことをお勧めします。

J-REIT派の方には酷評して申し訳ないです。利回りが高い?そんなことは何の気休めにもなりません。不動産(建造物)は年月とともに資産価値が落ちていくものですから、それを黒字にするためには単に賃料を配当するだけではダメで、賃料を上昇、維持に向かわせるため、そのための絶え間ない顧客価値創出が不可欠です。J-REITの投資法人にはそれが微塵も感じられません。法人税が発生しないという仕組みは悪いものではないですが。いかんせん運用が悪すぎます。

J-REITのコメントはこのサイトがなかなか秀逸でしたね。このサイトですら、J-REITへの投資回避を認めてしまっています。

http://homepage2.nifty.com/ykf/

今日は小動きでした

インデックス投資交流会開かれる

「梅屋敷商店街のランダムウォーカー」を読んでいたら、インデックス投資交流会が開かれるとの記事に目が止まりました。

ああ、出てみたいなぁ。東京に住んでいれば…。私の投資もだいぶインデックス投資に近づいてきましたからね。国内株こそ個別株をメインにやってますが、投資信託はインデックスファンドがいいですよね。インデックス投資家の方がどのようなポリシーで投資を続けてるか話を伺いたいです。私自身もいろいろな投資対象を模索して出た結論がインデックス投資でした。

梅屋敷商店街のランダムウォーカーでもいろいろな議論がなされていました。その中ではアクティブ投資家から「フリーライダー」という汚名まで頂戴していますが、私は「究極のアクティブ投資」こそインデックス投資だと考えています。

どういう意味で究極か。それは「永久存続」と「保有」です。

投資にとって肝心なことは、投資対象が投資のライフサイクルを全うするまで存続することです。投資対象が永久に存続してくれることを突き詰めると、インデックスに挙げられた企業が浮かび上がってきます。日経225を見てください。今までの日本の歴史に名を刻み、これからの日本を背負っていくであろう企業が名を連ねているではありませんか。それがたった0コンマ数%の手数料で投資できるというのに、誰とも知らぬファンドマネージャーの選んだ銘柄を十倍以上の手数料を払って買うと言うのですか?

さらにインデックス投資は一度買った銘柄を、インデックスからはずされるまで保有し続けます。対してアクティブ投資は売買を繰り返して超過収益を得ようと試みます。投資対象が本当にすばらしいのならば、本来なら売買を繰り返さなくてもいいものです。それにもかかわらず売買を繰り返すことはいたづらに費用を増やすだけです。そういう意味でもインデックス投資は実に合理的にできています。

最後に、インデックス投資が実際に株式を購入、保有し株価形成の一翼を担っている以上、アクティブ投資家の批判する「フリーライダー」には当たらないと考えます。むしろ保有することで株式の放出による下落を防ぐもっともよい投資家といえるのではないでしょうか。

2日目

基本アセットについて語る【国際債券編】

国際債券についてです。

私見
  • 金利だけを見るのは危険。インフレ率を考慮した実質の金利を見ること。
  • 為替益に過度の期待は禁物。現状が円安に傾いていることを心得る。
  • 外貨預金は為替手数料が高くてダメ。外貨MMFがお勧め。
  • 投資信託を使っての投資は?
結論

金利収入を狙っての外貨MMFでの投資を行う。

外貨MMFに投資することで安定した収入を得ることが可能なアセットです。今の日本の金利が低すぎるので、うまくいけば国内債券よりよいリターンが望めると思います。一般の投資信託を使っても投資できますが、MMFを上回る投資効果が望めるかは不透明です。

金利は高いがカントリーリスクの高い国(南アフリカやトルコ)はあまり気が進みません。デフォルトも怖いですが、インフレも怖いです。

2日目

基本アセットについて語る【国際株式編】

次は国際株式に関して語ろうと思いますが、国際と言っても範囲が広すぎるので、地域別に焦点を当てて私見を述べたいと思います。

私見
米国
  • サブプライム問題でしばらく沈黙
  • 10年後にはブッシュ政権がつくった借金に追われる
欧州
  • ユーロ高は今後も続くだろう
  • サブプライム問題は英国を除いては軽微な影響
  • 経済成長は持続すると期待
  • 投資のうまさが強み
アジア
  • 中国の情勢は曲がり角を迎える
  • アジアは豊富な人材の供給で成長を遂げる
  • 政治情勢の課題を克服すべし
オセアニア
  • オーストラリアの資源、農産物供給に期待感
  • インフレやバブルの危険性がこれから高まる
BRICs、エマージング諸国

私はあまりエマージング諸国への投資は積極的ではありません。私に儲けをもたらしてくれる根拠に乏しいからです。「株価は上がっているじゃないか」それはエマージング諸国への成長への「期待」の証であって、成長そのものの証ではありません。期待に対して各国が報いなければ逆の現象がおこるはずです。私はエマージング諸国は本来ならばもっと株価相応の期待に応えなければならないと思いますが、それが示されていません。ゆえに私はエマージング諸国への投資を控えています。

結論

米国は投資適格に値しない。(海外のファンドには米国が多く含まれるので注意が必要。)欧州の投資力、アジアの人材供給に期待。オーストラリアの資源供給も期待できる。エマージング諸国への投資は?。

かなり過激な意見を書きました。異論があるのは承知の上です。
特にエマージング諸国に投資しないという決断はパフォーマンスを大きく左右するでしょう。しかし、私は投資する以上は儲けを得る源泉が必要だと考えています。エマージング諸国への投資はそれを見つけられるかどうかが鍵を握ると思います。