ほったらかし投資術 インデックス投資ガイド

インデックス投資ナイトまでにこの本についてはレビューしておかなくてはと、ずっと思いながらズルズルとここまで来てしまいました。恐縮ですが、レビューさせていただきます。

 

序文に水瀬さんの投資家としての経緯が書いてあるのはとてもよいですね。投資の初心者からすると、インデックス投資と言われても何がいいのかさっぱりわからないものです。他の投資法を試された人はそれは身にしみて解っているわけですが、そこを経験を交えて語る、ということがとても大切だと思います。

 

インデックスの銘柄入れ替え時に10ベーシス(0.1%)ほどの損失があるというのは驚きでした。それを織り込んだ上でもアクティブ投信に比べて優位性がある(信託報酬には0.1%以上の差がある)というのはインデックス投資を支持する上で説得力があると思います。

 

でも、それはまたインデックス投資を上回る投資法に関して含みを持たせているところが心憎いですね。山崎さんは別の本では個別株を買え、と言っていたような気もしますし。私もインデックス投資は、長期投資の選択肢のひとつに過ぎないと考えています。インデックス投資よりもコストの安い投資法は存在しますし、リターンを上げる投資法も存在すると思います。でもきっとインデックスほどわかり易くないし、投資信託にはならないだろうと思います。

 

ETF(上場投資信託)がごくごく当たり前に登場するところがインデックス投資家!!って感じがしました。ETFなんて単語が出てくるのはカン・チュンドさんの本だけかと思っていましたが、この本では頻出単語です(試験にでるw)。初心者にはわからんかも。。ETFの使い方ってなかなか難しいですよね。ここらへんはインデックス投資ナイトへ引っ張るということで。

 

反面、最後の方の個々の投信のガイダンスはいらないかなーと思いました。インデックス投資はアセットアロケーションがリターンの大半を占めるのであって、個々の投信の良し悪しは枝葉に過ぎません。初心者がこれをみて投信を選ぶのは逆にミスリードを招いてしまうおそれがあります。レーダーチャートのいいものを買えばいい、ってものじゃないわけでして。要するにeMAXISシリーズを好きな配分で買えばいいじゃん!くらいの単純明快な結論にまとめてほしかったですw

 

以上、簡単なブックレビューでした。

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