先月の投資成績です。kackyファンドは仮想通貨の相場の下落により先月比でマイナスとなってしまいました。先月はイケイケだった投資成績もあっという間に平凡な記録に逆戻りしてしまい残念です・・・(´・ω・`)変な色気を出さずにひふみプラスに預けて寝てた方がよいのかもしれません。相場の上下はわからないので受け入れるしかありません。年初からはプラスなのでまだまだ頑張りますよ。
さて、これまで仮想通貨に投資をして5ヶ月ほどが経ちました。中でもICO投資と呼ばれる新たなcoinやtokenが発行されるものは新しい時代の幕開けを感じさせるとてもわくわくするものです。ここについて思うことがあるので書いてみたいと思います。
まず、残念なお知らせとしては、これからのICOでは、新たな時代を切り開くような画期的な「通貨」は誕生しないだろうということです。私は、「通貨」としてのブロックチェーン技術はすでにbitcoinやethereum、litecoin、ripple、DASHといったすでにリリースされた通貨とそのアップデートによって世の中の仮想通貨の需要は満たされてしまうだろうと思います。これからも様々な暗号通貨が生み出されていくのでしょうが、そのほとんどは「bitcoinやethererumでできること」をもっともらしく言っているだけに過ぎないでしょう。新しい通貨が値上がりして大金持ちになることはすでにファンタジーの世界になりつつあります。
しかし、ICOには別の発展の手段があります。それはスタートアップが資金調達を行う手段としてのtokenの発行です。これはまだまだ成長の余地があると思います。今までの投資、特にスタートアップに対する投資というものは自国に対してのものに限られてきました。これは通貨が自国だけで通用するものであるということ、証券取引所や証券ディーラーが自国に対してしか門戸を開いていないことが要因としてあります。しかし、ICOは仮想通貨を持っていれば、国境を越えてスタートアップに対して投資をすることが可能になります。(ただし、国の法律の規制があります)
このケースのICOは、「仮想通貨の発行」というものではなく、「スタートアップへの投資」という意味合いになります。これは従来のIPOでなされていた投資とほぼ同じ性質を持つと考えられます。つまり、そのスタートアップの株を保有数ことと同義です。ということは、通常の株式投資と同様に
- その会社のビジョンは実現可能か
- その会社は社会から必要とされるか
- Tokenホルダーに対する恩恵(配当や優待など)は存在するか
といったことが重要になってきます。これを見抜くことは容易ではないですが、きちんとwhitepaperを読むだけでも、ICO詐欺のような案件から身を守る手段となります。
私は仮想通貨には世の中のお金の流れを変えてほしいというビジョンを持っていて、このビジョンに寄与するICOへはすでにいくらかの投資を始めています。日本の法律の規制がどうなるかわからないのですが、継続できる限りはやっていきます。既存の仮想通貨への投資と併せて、長期的に莫大なリターンが出てくれるとうれしいなと期待しながら待ちます。
そういえば、国内の仮想通貨取引所の登録業者がついに発表されましたね!コインチェックが選ばれなかったことが意外でしたが、SBIバーチャルカレンシーズも選ばれていました。いよいよ大手が仮想通貨取引所に参戦して面白くなってきそうです☆
それでは今月も長期投資でいきましょう!