やはり、投資をする

ご無沙汰しております。kackyです。最近は本業が忙しくブログの更新がおろそかになっておりました。

丸1ヶ月、ブログを書かなかったのですね…。ちゃんと無事に生きてますのでご心配なく( ´∀`)ノ

 

この1ヶ月の投資効果ですが、まあヨコヨコです。海外株が割と健闘しています。

話題を出すとすればドル安が進んでいることですね。景気がどうだ、雇用がどうだという理由が叫ばれていますが、私にはガシガシ刷りまくった米ドルが透けて見えます。今の米ドルには正直魅力を感じません。魅力がない通貨なのだから、安くなるのは当たり前ですね。

 

さて、タイトルの話題ですが、結果からすると大して儲かってない投資ですが、まだまだ続けていこうと思っていますし、もっともっと投資をしていこうと思っている今日この頃です。なぜかと問われれば、自分の財産や収入について真剣に考えたとき、自分の収入源を増やしておきたいと考えているからです。

 

本音を言えば、私の仕事や会社の状況は厳しいと言わざるを得ません。今だけを考えれば忙しくなっているので失職する心配をする必要はないですが、この仕事ですら利益につながるかが微妙になっています。周りを見渡してみるとなかなかビジネスにつながらなくて行き詰まるプロジェクトが多くあります。やはり世の中は不景気です。

 

さらに自分の周りを見渡すと、なかなか定職につけずに仕事を見つけるのに四苦八苦し、食べていくのにも苦労している人が結構多くいます。手に職を付けるには人に負けないものを見つけるべしとは言いますが、なかなかにそれができるものではありません。努力している人は世の中に何億人といますから。今のところは大卒のエリートとしてそれなりの会社でのうのうと給料をもらって暮らしてはいます。しかしそういう身近な人達を見ていると、その立場も確固たるものとは思えません。だからこそ、今ある資源を最大限に活用して先々への手を打っておきたい。そういう思いが私を投資へと突き動かしています。

 

しかし、実は私は日本という国にそれほど不安をいだいているわけではありません。「将来、日本はダメになる」そう考えて海外投資に走る人がいます。でも、私はそうは思っていません。確かに少子高齢化が進むことは間違いありません。財政赤字が拡大することも間違いありません。ただ、私からするとそこがクリティカルな問題だとは思いません。ましてやそれを理由に海外投資をすることはリスクが高いと思います。確かに日本はダメな国かもしれません。しかしながら、海外の国は日本に比べてとても良いという根拠はあるのでしょうか?この金融危機を通じてダメダメな国はワンサカあったわけです。日本国内でうだうだ言っている間にギリシャやアイスランドは財政危機に陥りました。これらの国は金融と観光くらいしか産業がありませんでした。それに比べれば日本という国はどれだけ産業に厚みがあるでしょうか。やれどこの国は税金が安いだのやれどこの国は社会保障が厚いだのといった議論は隣りの芝は青いという以外の何者でもありません。どんな国だって完璧であるはずはなく、何がしかの不安や課題は抱えているものです。日本企業はまだまだ競争力を有しており、再び利益を取り戻す時が来るでしょう。私が不安に感じているものは、その恩恵を受ける日本人はごく一握りの特権階級となるのではないか?ということです。日本企業が利益を出していくためにはよりコストを抑えて、よりたくさんの商品を投入していく必要があります。それを実現するための当然の帰結として労働対価の高い日本人は労働市場から切り捨てられる存在となります。その犠牲を払った上で日本企業は利益を獲得していくことでしょう。ですから日本企業が業績を伸ばしていったとしても全く日本人の生活水準が向上しないという現象が起こります。そればかりか多くの日本人が、自分の仕事を見つけられずに、安い給料で働くしかない状況に追い込まれるのではないかと思われます。

 

もうすでに正社員という立場が特権階級となりつつあります。労働組合に守られ、残業代や交通費が支給され、ボーナスは夏冬もらえ、有休は毎年もらえる。そんなごくごく当たり前に感じていた権利が、年々世の平均からは遠のいているようです。

 

『正社員では仕事が無いから、派遣会社に登録した』

 

そんなことは日常茶飯事です。他にも契約社員とか期間従業員とか業務委託とかいろいろな用語でもっていろいろな区別がありますが、切り捨てられやすいという点では共通していて、正社員からの壁という点でも共通しています。

 

では私たちはどのようにして自分の身を守っていけばいいのでしょうか。答えはシンプルです。恩恵を受ける側に立つこと以外にはありません。正社員になるというのはひとつの解です。私はそれに加えて投資家という解をだそうとしています。目標は儲けをだした企業の恩恵を受ける最大の立場に立つことです。

 

そんな世の中おかしいじゃないか!そういう意見はごもっともだと思います。しかしながらその正論で世の中が覆った歴史は一度としてないことは肝に命じておくべきだと思います。一度できてしまった階級を覆すためには革命を起こすくらいの覚悟が必要です。これは冗談ではなく真面目な話です。つい100年ほど前は米のご飯が食べたくて数万人の人が武装蜂起したわけですから。

 

先々のことは私の妄想でしかないので、信じるか信じないかは皆様次第です。

「やはり、投資をする」への5件のフィードバック

  1. やほ〜。もう日本は大変大混乱って感じです。
    正社員なので単価が高くて育て方が難しいとか色々発生していてカオスですよ本当に。派遣さんでできる人がいたら、派遣さんのほうが単金が安いから正社員の若手の使えないのより、派遣を使おうとか無茶無茶で混乱しています。
    という日本はもうカオスです。

  2. 僕がグローバル投資をしている理由はどこもカオスなので、世界中にすれば多少はまとも?ヘッジできるかも?という感じでグローバル投資かもしれません。。

  3. >矢向さん
    私の妄想にツッコミを入れていただき幸いですm(_ _)m
    本当にどこもカオスでして世界に投資したからといってまともになるかどうかはわかりませんorz私は世界の中では日本はかなりまともな方だと思っております。格差が広がってきているのも実感としています…。

  4. 正社員の中でも格差はあります。
    バブル期に入社した人たちはプライドは高いけど何もできないような人とかうじゃうじゃいます。
    だけど、SEで入社して、、、残業代を目当てに働いている・・・けど無能とか残念な人と書いて、頭が痛くなります。

  5. >矢向さん
    入った年代によって待遇が違うというのは納得がいきませんよね。そういうものは部署の中のチームワークを乱してしまいます。。

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