2010年1月10日

インデックス投資ナイトへ行ってきました!

昨日はインデックス投資ナイトへ行ってまいりました。

『梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー』の水瀬さんに軽くあいさつをしました。年に1回くらいしかお会いできないのですが、顔を覚えていただいてとても嬉しかったです。

会場入りを早くしすぎてイベント開始までにビールを3杯くらい飲んでいてすでに出来上がってしまいましたw

1次会に関しては基本的に座ってみているだけであっという間に時間が過ぎてしまいました。自分としては「自分も議論に混ざりたい!!」といった感じで前のめっていましたが、それはもっとこのブログが有名になってからにしますw

今回は初めて2次会となるインデックス投資交流会に参加させていただきました。坐和民が見つけられなくて苦労しましたが、なんとかたどり着きパネリストの内藤忍さんやカン・チュンドさんなどとざっくばらんに話をすることができました。

個人として気になった事をメモ書きしておきます。

  • この先どうなるか分からないから買うという考え方

座談会でしばしば出されたこのセリフに私はすごく引っかかるものを感じました。一見分散投資の有効性を説いているようにも思えますが、非常に危うい解釈もはらんでいます。

我々が分散投資を行う理由、それは非マーケットリスクを避けるためにほかなりません。個別の会社の事案などで株価が急激に変動する。情勢の変化によってポートフォリオが時代にあわなくなってしまう。そのようなリスクはマーケット全体を買うことで避けることが可能です。その目標が達成出来ているのであれば、それ以上違うものに分散をさせる必要はないと考えます。

株式と債券、コモディティは相関関係が小さいから分散すればリスクが下がるということも少し危うさを抱えていると思います。というのも、株式と債券、この値動きに対する相関係数は常に同じ関係を維持しているわけではありません。ゆえにこの分散効果というのは想定した役割を果たさない可能性もはらんでいます。アセットに資金を投じる以上はコストが掛かっているはずでそれに見合った成果を得られるかは皆さんで検証をされることをおすすめします。

私ならもしリスクを抑えたいということを望むのであれば価格変動リスクのある商品の比率を下げる事をおすすめします。それがリスクを抑える一番効果的な方法です。要は買わなきゃいいじゃんか、ということです。コチラのほうがよほど自然でしっくりくる考え方のように思います。

この先どうなるかわからないから、という理由でわざわざ価格変動リスクのある商品を買う理由があるのか。このブログを読まれた方は一度考えてみてください。

私がリスクある商品を買うのは長期的に利益が期待できるときに限ります。大筋としては山崎元さんが言われている考え方に近いですね。

  • 為替リスクを避けるために外貨を買うという考え方

こういう言い方はしてませんでしたが、内藤忍さんが『円で買い物をしていても実際は為替の影響を受けている。その将来の為替の影響、とくに円安リスクを考えて外貨を持っていた方がいいのではないか』という話をされました。確かに円という通貨も為替リスクを抱えているので、一理あるかなとも思います。ただ、内藤さんの言われた事を実現しようと考えると、ただ単にドルやユーロを買って持っていればいいということではないということに気づいてください。通貨に関して、その利用国の情勢(たとえばインフレ率や金利)や相互関係(決済通貨としての役割等々)を勘案して望ましいと思われる配分に調整していく事が望まれます。でもそれは口でいうほど簡単にできるものではありませんね。そして為替取引にはコストがかかります。投資信託を利用される場合は譲渡益や配当金には税金がかかることを忘れてはいけません。

この話は極論すると現金の資産価値を信頼しないということのような気もします。そうであれば外貨などという面倒なものではなく、金のような国際的に価値を認められた資産で持つ、といった戦略の方が直接的であり、かつシンプルな気がします。

私も現金の資産価値に信頼をおいていない人物のひとりです。故に株を買っています。外貨だ、円貨だとかを意識するつもりは特にありません。繰り返しますが意識しているのは常にコストです。私が円で多く持っているのはその方がコストが安く済むからです。若干イデオロギー的なものもありますけど。(やっぱり、国内企業を応援したいですよ)

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