クラウドの先の新しい私

実は今年、私にとって大きな決断をしました。

先週末をもって転職し、明日から新しい会社での仕事が始まります。前職では、AIクラウドサービスをイチから作り上げるという仕事に従事しました。その過程で、AWS上でECS-Fargate、Cloudfront、Auroraといったインフラストラクチャを扱い、PythonやTypeScriptといったWeb開発のスタンダードな技術スタックを用いて、様々なプロジェクトを実現しました。さらに、機械学習をKubernetesクラスタで運用したり、ReactやWASMを使ってブラウザ上での画像処理を実現するなど、技術的な挑戦を重ねてきました。

さらにこの1ヶ月の有休消化期間を利用して、プログラミングスキルの向上と新しい技術の調査を兼ねて、約15年前に手掛けた麻雀アプリのプロジェクトをクラウドサービスとしてリニューアルしました。このプロジェクトは、GCPやサーバーレスアーキテクチャ、サービスメッシュといった最新の技術を試すエキサイティングな取り組みでした。しかし、構想を大きく広げすぎた結果、Parquetの読み書き処理、セグメンテーションフォールトのエラーのデバッグといった細かな課題に時間を取られ、現在時点でサービスをお披露目できなかったことは反省点です。1人でゼロから完成させる難しさを痛感しました。しかしこの経験は今後に活かせる有意義な時間だったと思います。

構想や成果物についてはzennに記事を載せているのでこちらをぜひご覧ください。

https://zenn.dev/kacky/articles/a861877327f760

今年は世界にとっても、私にとっても節目を迎える非常に重要な年になりそうです。より一層クラウドや機械学習の力を活かして、世の中に変化を与え人々の幸せに貢献していきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。