ごぼう抜きで史上最高益更新

7月の相場は、多くの市場で活気ある動きが見られましたね。特にkackyファンドは、暗号資産の力強い上昇に支えられ、ついに史上最高益を更新することができました。これも長期投資を続けてきた結果だと感じています。

7月の株式市場は、全体的に堅調な推移でした。米国ではAI関連の半導体やIT大手の決算が好調で、NYダウは過去最高値を更新しました。S&P500もITセクターの強さに後押しされ、さらに上昇しています。欧州でも銀行や自動車、防衛関連銘柄が値を上げました。

日本株もその流れに乗り、米国テクノロジー株に連動するデータセンターや電子部品株が好調でした。世界的な軍備拡張の動きから防衛関連株も買われ、自動車株の反発もTOPIXの上昇に貢献しています。日経平均は一部ハイテク株の反落がありましたが、市場全体は堅調でした。

今後の株式市場ですが、米国株はAIの活用拡大に伴う企業の業績上方修正が期待され、株価は緩やかに上昇を続けると見ています。日本株はトランプ関税や政治の不透明感が懸念材料ではありますが、政府の経済対策や企業の対応次第では、さらなる上昇も期待できるでしょう。

債券市場では、日米欧ともに長期金利が上昇する展開となりました。米国では減税法案による財政赤字拡大懸念が金利を押し上げました。日本では、財政支出拡大への懸念や日銀の国債保有圧縮の動きが金利上昇の背景にあります。

欧州でもドイツを中心に長期金利が上昇しました。米国との貿易合意で安全資産への需要が後退し、防衛費拡大による財政悪化懸念が金利を高止まりさせた形です。今後も米国、欧州、日本ともに、財政状況や金融政策の影響で長期金利は高止まりしやすいと予想されます。

為替市場では、7月に円が対米ドルで軟調な動きを見せました。トランプ関税や国内の拡張財政への懸念から円安に傾き、その後も米国の早期利下げ観測が後退したことで、再び円安基調となりました。ユーロは対米ドルでユーロ安・ドル高の傾向となりました。

今後の為替は、円の対米ドルレートがFRBの利下げ観測と日銀の利上げ継続方針の間で、もみ合いが続くと見ています。ユーロは長期金利の高止まりが影響し、対ドル、対円ともに高値圏でのもみ合いが続くと予想されます。変動要因には引き続き注目が必要です。

グローバルリート市場は、7月も全体的に堅調に推移しました。香港やシンガポール、ニュージーランド市場が好調で、米国のホテルや医療関連リートも市場を支えています。日本もオフィス賃貸市場の改善が追い風となり、堅調に上昇しました。

一方、長期金利が高止まりし、ECBが利下げを見送った欧州のリート市場は軟調で、特に英国は低調でした。しかし、円安の進行により、円ベースで見るとグローバルリートは大きなプラスリターンを記録しています。日本はオフィス市場の改善が続き、今後も堅調な動きが期待されます。

kackyファンドは、特に暗号資産、なかでもEthereumの大幅な高騰によって、最高のパフォーマンスを達成しました。これまで厳しい局面もありましたが、長期的な視点を持ち続けることで、素晴らしい結果に繋がったと改めて感じています。

それでは今月も長期投資で行きましょう!

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