快調に過去最高益を更新

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先月の投資成績です。先月は相場の状況がよくkackyファンドも大幅に過去最高益を更新することができました。国内株と確定拠出年金の利益の伸びが大きいです。ここまで利益を得ていることは正直、投資をはじめたときは想像していませんでした。2008年のリーマンショックの時は本当に暴落を食らって大損を抱えていましたから、あのときに投資をやめなくてよかったですし、長期投資を学んでよかったなと思います。株式を一部売却して仮想通貨に投資しましたが、損益をこのグラフに載せるのはしばらくはやめておきます。技術的に難しいですし、このブログの投資とはまた異種のものですからね。もう少し市民権を得て、相場も取得しやすくなったら載せることも検討します。

目標は長期的に資産形成を成功させて、将来や老後への不安をなくして悠々自適に暮らす未来ですね。それまではのんびりと投資を続けたいと思います。

 

それでは今月も長期投資で行きましょう!

株を売って仮想通貨を買ってみました

はじめに

最近はbitcoinを筆頭として仮想通貨に関する話題がいっぱいです。私も興味があるものの中々踏み切れなかったのですが、投資の一部として仮想通貨を購入してみました。購入した仮想通貨ですが、会社の後輩のススメもあり、一番ホットなリップル(XRP)を買いました。原資としては株を一部利益確定をしてそのお金を振り向けました。

購入するにあたり、自分なりに勉強しました。

  • XRPを購入するにはXRPとの交換をサポートする仲介業者(ゲートウェイ)に口座を開く必要がある
  • 仲介業者には、東京JPY、Mr.Ripple、coincheckがある
  • 仲介業者はそれぞれの方法でリップルネットワークに接続されていて、日本円とのやりとりは別個に行われる。つまり東証のような集約的な取引所は存在せず、各々で異なる為替レートとなる
  • XRPを購入するにはまず仲介業者に日本円を入金してJPYというIOUを受け取る必要がある。IOUは日本円をXX受け取りましたよという約束手形のようなものであり、1円=1JPYとして扱われる。JPYを日本円を等価に交換するかどうかは仲介業者が保証するものであり、カウンターパーティーリスクが存在する。つまり、仲介業者が倒産した場合JPYは無価値になる可能性がある。

株を取引する場合と違うのは後半の2つです。業者によってレートが違うため、業者を見極める必要が出てきます。実際取引してみましたが、まだまだ流通量も少ないため、業者によって購入できるレートがかなり違うことがわかりました。また株式や投資信託は金融商品取引法(第43条の2)で顧客資産の分別保管が義務づけられているため、もし証券会社が倒産しても自分が持っている資産が失われることはありません。しかし、仮想通貨はその義務はないため、自分が保有する資産がどのように管理されるかは仲介業者次第ということになります。マウントゴックス事件のように『倒産しました、顧客の資産もなくしました』みたいなことも起こりえるということです。このため、資産の保全体制も注意を払う必要あると感じました。感覚としてはFXの店頭取引所に近いものがありますね。

 

ということで、リップルの購入を実践してみましたよ。

1. リップルの仲介業者を選ぶ

まずはリップルの仲介業者を選ぶところです。色々とネットでリサーチして、東京JPY発行所と、coincheckの2つに口座を開くことにしました。両方ともいろいろと特徴が違うため、どちらがよいか使いながら見極めようかなと思ったためです。Mr.Rippleはキャンペーンの金額は魅力的でしたが、ネットでの評判がすこぶる悪かったのでやめましたw

2. 口座を開設する

口座の解説は両者ともネット上でできます。メールアドレスとパスワードを入れて各種情報を入れれば完了です。また、最近は法律が運用されているため、身分証明書をアップロードする必要があります。

3. 住所確認のため簡易書留を受け取る

両方の業者ともに住所が架空でないかを確認するため簡易書留を発送してくれます。これを受け取ることで初めて口座開設が完了となります。発送から受け取りまで1日~2日ほどかかります。

4. 口座に入金してJPYを受け取る

口座にお金を振り込んでJPYというIOUを受け取ります。coincheckは特に問題なく入金ができましたが、東京JPY発行所の方はここの段階で躓きました。東京JPY発行所では取引はgatehubという別のサイトを使いますが、こちらのリップルアカウントがいつまでたってもアクティベートされませんでした。20XRP口座にないとアクティベートされず、いつ入るのかなと待てど暮らせど来ないのでしびれを切らして問い合わせメールを送ったところ、無事にアクティベートされましたw

5. XRPを買う注文を出す

JPYを受け取ったら、XRPと交換する注文を出します。ここはcoincheckと東京JPYでは異なり、

coincheck : 購入金額を入れると勝手にレートが提示される。購入ボタンを押すとその場で約定(成行)

東京JPY : 購入金額と希望のレートを入れる。取引所でその値段で応札されれば約定(指値)

といった感じでした。coincheckはすごく癖があり、購入量によってレートが変わります。多ければ安くなるかというとそうでもなかったりして、どういうふうに計算しているか謎です。まあ、業者側が儲かるようにそれなりにレートに上乗せしているのだと思います。東京JPYの方は株の取引とほとんど同じ形ですが、ここでも苦戦を強いられまして、10万円分の注文を出そうとしても『Insufficient XRP reserve』というエラーが出て注文がはねつけられてしまいます。どうもたくさんの買い注文を出すためにはそれなりのXRPを持っていないとダメなようで、最初は少額の注文(100XRPくらい?)を成立させてXRPを保有しないといけません。そのあたりはドキュメントがないのでよくわかりませんでした。

 

まとめ

ということであれやこれや躓きながらなんとかXRPを買うことができました。2つの業者を試してみましたが、

coincheck : 口座開設からXRP購入まで手早い。注文もスムーズですぐにXRPを買える。

東京JPY : 正式ゲートウェイという安心感。明朗会計、手数料安い。指値注文できる。ただマニュアルが貧弱で手間取る

といった特徴がありました。ざっとまとめると安心感を取るなら東京JPY、スピードを取るならcoincheckがよいと思います。とはいえ、XRP自体がまだまだ取引量がすくなくマイナーな通貨であり、この1週間でもとても激しい値動きを見せました。このため読者の皆様全員にぜひお勧めできる投資法ではないかと思います。しかし、ビットコインが切り開いた仮想通貨の市場はすでにイーサリアムやリップルといった次世代通貨に受け継がれ、そのうち主役交代の時期が来る気がします。また、より決済や送金と入った処理の利便性が認められれば、より多く流通し、安定した価格形成がされることが見込まれます。私はそのときを信じてしばらくはなかったことにして気長に保有します。なくなったりしないように2段階認証をかけてgatehubに保管しておきます。儲かったらそれはそれでうれしいですけど☆