カブドットコム証券の貸株サービスの内容が9月から変更になります。
http://kabu.com/company/pressrelease/2011/20110825.asp
貸株の金利が今まで全銘柄一律0.25%だったものが0.1%〜最大3.0%まで差のついたサービスに変わるそうです。
1.0%以上(年率) 20〜50銘柄
0.4%(年率) 約3,200銘柄
0.1%(年率) 約200銘柄
と、0.1%に減少してしまう株も約200銘柄出てしまいますが、大多数が0.4%に増加するため、あながちユーザーにとって悪いサービス変更ではなさそうです。
今日のカブドットコム証券のマイページを見てみた感想ですが、0.1%に落ちてしまう銘柄は、取引が少ないマイナー銘柄というわけでなく、イオンや住友商事といったメジャーどころがむしろ0.1%に該当しました。
8月までの制度と9月以降の制度で貸株料を比較しました。
8月まで14,829円(年換算)
9月以降23,552円(年換算)
と、従来の制度に比べて大幅に貸株料が増加することがわかりました。素直に嬉しいです。
しかし、この貸株の利率に目が眩んで、株式としての価値を見誤ってしまわないかが心配です。貸株の利率はあくまで年に0コンマ数%というおまけの金額であり、株式としての価値のほうが大きなウエートを占めるということに変わりはないということを肝に銘じておきたいと思います。