今日発表された任天堂の決算は非常に残念なものでした。
http://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2011/110425.pdf
業績予想も厳しいものでしたが、それを上回る悪化でした。昨年は景気が回復傾向にあったにもかかわらず、です。任天堂がこんなに業績が悪かったのは、ゲームキューブが不発で、方向性を見失っていた2003年以来ではないでしょうか。
今期は3DSも無事に発売してさあこれからというときにこの大震災です。発売予定となっていたソフトも延期が相次ぎ任天堂にとっては非常にツキのない状況です。
任天堂、ひいては日本のゲーム産業を取り巻く環境は近年非常に厳しくなっています。欧米ゲームメーカーの台頭、そしてスマートフォン、タブレット端末の進出。日本メーカのシェアは年々縮む傾向にあるようです。
しかし、このような状況だからこそ、日本ゲームメーカーのリーディングカンパニーである任天堂には頑張っていただきたい。任天堂は不振に陥っても必ず復活を遂げてきました。任天堂のゲームは世界から愛されています。そんな会社が消滅するとは考えられないですよね。
よって、私は任天堂への投資を継続していくつもりです。回復までには長い年月がかかると思います。しかし、それまでの間にコツコツと利益を積み重ねていくものと信じて、投資を続けていこうと思います。