2008年10月24日

円高は長期的に利益をもたらす

円高になって輸出産業は値下がるわ外債は目減りするわで散々な感じになっています。

円高という現象は長期的には購買力が高まる、原材料費が圧縮できるってわけでよいことが多いわけですが、なぜか悪者扱い。

何がだめかって言うと在庫を抱えていることなんですよね。1ユーロ=160円で作った製品がある。それを120円で売れって言われればそら大損ですわな。でもその水準がずっと続けばいずれ120円で作れるようになる。そこまで耐えるだけの話です。むしろよくないのはあっという間に前の水準にもどってしまうことです。まあ、ないと思いますけどね。

ようするに、懸念すべきは「円が高いこと」じゃなくて、「為替の急激な変化」なんです。間違えないよう。

企業が取れる対策としてはこれまで円安や原料高で高く作ってしまった在庫を早く掃きだしてしまうのが一番ですが、供給過剰に陥る可能性もあるわけでなかなか難しいですわな。企業の為替リスク対応力、在庫調整能力が見えてくる場面を迎えています。つーか5月くらいの段階でこれくらいのことが想定できない経営者にはアンポンタンの称号を与えるぞw

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