償還ファンドを振り返る 大和ユーロファンド(大和)
投資方針
#主として欧州の企業の株式(当該株式の預託により発行されるDR(預託証書)および欧州へ投資するカントリーファンドを含む)に投資します。
#銘柄の選定にあたっては、個別企業の成長性や収益性等のファンダメンタルズ分析を重視します。
#保有実質外貨建資産について、為替変動リスクを回避するための為替ヘッジは行ないません。
結果
- 運用期間 10年
- 償還時基準価額α
- 9241円(-7.59%)
- 分配金累計額(税引き前)β
- 2300円(年換算利回り2.3%)
- 最終償還額(10000円当たり。分配金は再投資。分配金に10%の税金を想定。手数料3.15%引きも考慮)
- 計算式(1-0.0315)×(1+β
- 10984.99円(9.84%)
またしても国債の利回りに及ばない結果となってしまいました。運用期間10年で販売手数料3%は高いですね。信託報酬1.596%は悪い方ではないのですが。H15年に撃沈して以降立ち直ったものの、サブプライム問題で再び実績が落ち込み盛り返せないまま満期償還とあいなりました。
投資信託での長期投資は初心者でもリターンが得られるというのが最近の証券会社のうたい文句ですが、この実績では考えを改めざるを得ないのではありませんか?