下落市場の中での投資チャンス

先月の投資成績です。

7月は言わずもがな、市場にとっては波乱の月となりました。上旬は株高円安で推移したものの、政府による為替介入の影響で円高トレンドに入りました。

さらに驚くべきは、月末になって日本銀行が意外な利上げを決定。まさかの展開に、今後も利上げが起こりうることを示唆され、円高が一段と進んだのです。これと並行して、米国で経済減速の様子が明らかとなり、FRBからは今後の利下げの可能性が示唆されました。

これらの要因が重なる形で、機関投資家の引き起こした円売り株買いポジションが大きく巻き戻され、事態は一瞬にしてパニック売りさながらの状況に。その結果として、国内外の株式ファンドは大幅に下落しました。

私のkackyファンドも例外ではなく、暗号資産から株式に至るまで、全面的に下落。これにより、2ヵ月連続でマイナスという厳しい結果に終わりました。

先行きについては、この下落トレンドが8月も継続すると予測しています。しかし、逆に言えば、これが良好な投資チャンスでもあると捉えています。利益の本質は「安く買って高く売る」こと。なるべく安値での買い入れを進めたいと考えています。

それでは今月も長期投資でいきましょう!

波乱の3月、kackyファンドの躍進

先月の投資成績です。

3月の相場は、メジャーSQを越えた後に急落するというアクロバティックな動きを見せました。日経平均は一時、40,000円を割り込むなどの緊張感あふれる展開がありました。しかし、月末に向けては、米国の景気好調が支えとなり、株価は持ち直し、日経平均は再び40,000円台を回復しました。

日本銀行の政策会合では、17年ぶりにマイナス金利の解除が決定されました。市場にとっては大きな出来事でしたが、意外なことに円安が進む結果となりました。暗号資産も、株価と同様に史上最高値から約8%の急落を記録し、ビットコインは一時、1,000万円を割り込む場面もありましたが、その後は横ばいで推移し、安定を取り戻しています。

kackyファンドは、この波乱含みの相場の中でも好調を維持し、過去最高益を大幅に更新することができました。暗号資産の下落にも動じず、堅調な成績をキープしています。このような市場の動きの中で、株式の利益確定が進み、急落にもしっかりと対応できる体制が整っていることが、ファンドの強さの秘訣です。

来月は、ビットコインの半減期イベントが控えており、暗号資産市場では大きな乱高下が予想されます。この動きは、投資家にとって大きな注目ポイントとなりそうです。

それでは今月も長期投資で行きましょう!

金利の迷宮を抜ける

先月の投資成績です。

10月は、伝統的に株価が下落しやすい月ですが、今年もその例に漏れず、下落基調が続きました。為替市場では円安が進行し、月初の1ドル=148円から月末にかけて1ドル=149円まで円安が進みました。

株式市場では、月末に控えるFOMC(米連邦公開市場委員会)と日銀の政策会合を前に、金利上昇のリスクから市場は慎重な動きを見せました。特にTOPIXは、10月26日に安値の2224をつけましたが、月末の日銀の政策会合では、長期金利の上昇は容認されつつも、マイナス金利を含む緩和政策が維持されることが発表され、これが市場の大きな持ち直しにつながりました。

しかし、月次で見ると株価は4%の下落となりました。kackyファンドは、株式ではマイナスでしたが、ビットコイン現物ETFの米国での承認に対する期待から暗号資産が大幅に上昇し、結果としてプラスで着地することができました。

日銀の政策会合では、インフレ率の見通し修正や長期金利の上昇容認などの政策変更が見られましたが、その見通しはまだ甘いと考えられます。来年は、インフレ率が4〜5%に達し、10年物の国債金利が2〜3%に上昇する可能性があるため、投資戦略としては、国内外の株式へのシフトや、円安に強い銘柄への投資をお勧めします。

11月に向けては、年末商戦の期待感から株価は堅調に推移すると予想されます。しかし、日米の金利の動向は不透明であり、為替市場の予測は難しい状況です。株式と米ドル定期預金に着実に積み立てを続けることが賢明でしょう。

それでは、今月も長期投資で行きましょう!

今月の積立状況

  • 米ドル定期 $481.17 72815円 (+6815円)
  • Ethereum 0.9708ETH 263911円 (+43911円)

舞台裏で進む為替市場

こんにちは、kackyです。先月の投資成績と市場動向を振り返ります。

7月は、為替市場が特に活発な月でした。月初には1$=145円を天井に一時1$=137円付近まで一気に円高に傾きました。その後、FOMCでの米国の利上げ再開により、ドル円は再び円安傾向に。しかし、月末の日銀のYCC政策の柔軟化発表を受けて、一時1$=138円まで円高が進みました。最終的には142円台で7月を終えました。

長期投資の観点から言えば、こうした変動の中でも我慢強く積立を続けることが重要です。実際、私は外貨預金を月初に6月分、7月分積立てています。

一方、株式市場は大きな上昇も下落もなく、月初からやや下げた水準で終わりました。国内株式については、8月には3月決算企業の1Q決算発表が控えているため、結果を見守る相場になりそうです。

暗号資産は、月初にリップルラボのSEC勝訴報道で急伸しましたが、徐々に下げ、結局ほぼ変わらない水準で終わりました。高い価格水準が続いたため、今月の積立は停止しました。

それでも、kackyファンドは7ヶ月連続で上昇を続けました。一度もマイナスになっていないのは、まさに奇跡と言えるでしょう。市場の動きには常に変動がありますが、それに一喜一憂するのではなく、長期的な視野を持ち、計画的に投資を行うことが重要です。

それでは、今月も長期投資で行きましょう!

今月の積立状況

  • 米ドル定期 $342.03 48611円 (+2611円)
  • Ethereum 0.3654ETH 96658円 (+16658円)