暗号資産暴落、、、でも慌てない!

先月の投資成績です。

2025年1月は、まさにジェットコースターのような相場でしたね。kackyファンドも、年初は好調でしたが、2月に入ってからのトランプ関税発動による暗号資産の暴落で、残念ながら損失を抱える状況となりました。

1月を振り返ると、日本株は経済政策への失望や日銀の政策金利引き上げで下落しましたが、銀行セクターは上昇しました。米国株は好調な企業収益で上昇しましたが、ディープシークショックで一時下落する場面もありました。

債券市場では、日本の長期金利が日銀の政策金利引き上げで上昇しました。米国も経済指標の強さから長期金利が上昇しましたが、その後低下に転じました。

為替は、円の対米ドルレートが日銀の政策金利引き上げにもかかわらず、1ドル155円近辺で推移しました。これは、FOMCでの政策金利据え置きも影響しています。

グローバルリート市場は、米国主導で上昇しました。円ベースでは、円高がマイナスに寄与し、ほぼ横ばいとなりました。

今後の見通しですが、株式市場は、日本株は経済政策や為替相場を睨みながらのレンジ相場が予想されます。米国株は、AI関連銘柄などハイテク銘柄を中心に優良銘柄の業績拡大が期待され、堅調な個人消費が続けば、取引レンジを切り上げる展開が予想されます。

債券市場は、日銀の金融政策正常化路線と追加利上げ期待を背景に、日本の長期金利は上昇すると予想されています。米国は、FRBの利下げは継続する見通しですが、長期債には期間プレミアムが求められる可能性が高いでしょう。

為替は、FRBの利下げと日銀の利上げによる金利差縮小が円高要因となる一方、日本の経常収支の構造変化は円安要因となり、緩やかな円高が予想されます。

グローバルリート市場は、米国の金利動向に左右される不安定な展開が予想されます。

kackyファンドとしては、今は厳しい状況ですが、過去の経験から、このような時期こそ冷静に市場を見極め、長期的な視点で投資を続けることが重要だと考えています。

今は、市場全体が不安定な時期ですが、長期投資家にとっては、優良な資産を割安で仕込むチャンスでもあります。

それでは、今月も長期投資で行きましょう!

過去最高益更新!暗号資産の躍進がファンドを牽引!

11月の相場は、地域や資産によって明暗が分かれる展開となりました。kackyファンドは、おかげさまで11月も好調に推移し、特に暗号資産の上昇が顕著で前月比で30%以上上昇し、過去最高益を更新しました!今年も残りわずかとなりましたが、非常に良い一年になりそうです。今回は、11月の相場を振り返りながら、今後の見通しについて、初心者の方にもわかりやすく解説していきたいと思います。

まず、株式市場についてです。11月の株式市場は、地域によって動きが異なりました。米国市場は、企業の業績が好調だったこと、そして次期トランプ政権への期待感から、最高値を更新しました。特に、これまで好調だったハイテク株だけでなく、幅広い銘柄に上昇が広がったのが特徴です。一方、日本市場は、7-9月期の製造業の業績が円高の影響で予想を下回り、やや軟調な展開となりました。ただし、金融セクターは好調でした。欧州市場は、企業業績は低調だったものの、利下げへの期待から反発しました。今後の見通しとしては、米国市場は、FRBの利下げと景気回復への期待から、上昇が続くと予想されます。日本市場は、与党の議席減少による経済対策の拡大への期待と、企業の株主還元策が下支えすると見込まれています。

次に、債券市場を見てみましょう。米国10年国債の利回りは、トランプ氏の当選直後に急上昇した後、次期財務長官の指名などをきっかけに低下しました。欧州では、ECBの追加利下げへの期待と、米国の長期金利の動きがせめぎ合い、ドイツの長期金利は下落しました。日本は、米国の長期金利上昇の影響を受けて上昇しました。今後の見通しとしては、米国はFRBの追加利下げと物価上昇の抑制策を織り込み、利回りは低下すると予想されます。欧州は、景況感の悪化とECBの追加利下げの継続で、緩やかに低下すると見られています。日本は、日銀の金融政策正常化路線が維持されることから、利回りは上昇すると予想されています。

為替市場はどうだったでしょうか。円相場は、米大統領選の直後に米国の長期金利が上昇したことで、一時156円台まで下落しましたが、その後は円高方向に推移しました。これは、米国の長期金利の低下などが要因と考えられます。対ユーロ、対豪ドルでもそれぞれ上昇しました。今後の見通しとしては、米国の金利低下と日米の金利差の縮小によって、円高が進むと予想されます。ただし、日銀の利上げのペースは緩やかと考えられるため、円高の幅は限定的と見られています。

最後に、リート市場についてです。グローバルリート市場は、米国の景気見通しの改善と米国株式市場の上昇を背景に上昇しました。ただし、円ベースのリターンは、円高の影響でやや低くなりました。地域別に見ると、米国は景気見通しの改善で上昇しましたが、欧州やアジアは長期金利の動向や景気への懸念から軟調でした。日本は、長期金利の上昇と投資信託からの売りが重なり、下落しました。今後の見通しとしては、米欧の中央銀行の利下げによる長期金利の低下、米国の景気回復による世界経済の底堅さ、賃料収入の安定などを背景に、回復基調と予想されています。米国はFRBの利下げ継続と景気回復で上昇、欧州はECBの追加利下げで回復、アジア・オセアニアは景気回復と金利の落ち着きで緩やかに上昇、日本はオフィス賃料の改善で持ち直すと予想されています。

以上、11月の相場を振り返り、今後の見通しを解説しました。それでは、今月も長期投資で行きましょう!

下落市場の中での投資チャンス

先月の投資成績です。

7月は言わずもがな、市場にとっては波乱の月となりました。上旬は株高円安で推移したものの、政府による為替介入の影響で円高トレンドに入りました。

さらに驚くべきは、月末になって日本銀行が意外な利上げを決定。まさかの展開に、今後も利上げが起こりうることを示唆され、円高が一段と進んだのです。これと並行して、米国で経済減速の様子が明らかとなり、FRBからは今後の利下げの可能性が示唆されました。

これらの要因が重なる形で、機関投資家の引き起こした円売り株買いポジションが大きく巻き戻され、事態は一瞬にしてパニック売りさながらの状況に。その結果として、国内外の株式ファンドは大幅に下落しました。

私のkackyファンドも例外ではなく、暗号資産から株式に至るまで、全面的に下落。これにより、2ヵ月連続でマイナスという厳しい結果に終わりました。

先行きについては、この下落トレンドが8月も継続すると予測しています。しかし、逆に言えば、これが良好な投資チャンスでもあると捉えています。利益の本質は「安く買って高く売る」こと。なるべく安値での買い入れを進めたいと考えています。

それでは今月も長期投資でいきましょう!

Ethereum ETFサプライズ承認

先月の投資成績です。

今月(5月)は特に株式市場と暗号資産が大きな動きを見せました。株式市場は概ね堅調で、5月17日にはNYダウが40000ドルをつけました。しかし、その後は米国経済の弱さが鮮明になり、価格は下落傾向になっています。

また、為替市場に目を向けてみると、ドル円相場は160円を超えることはありませんでしたが、ゆっくりと上昇を続け、157円まで回復しました。また、ユーロ円やポンド円は、年初からの最高値水準にまで到達しています。

一方、暗号資産はずば抜けた好調ぶりを見せました。特にEthereumが目立ち、その現物ETFがアメリカで意外にも承認されたことが大きな追い風となりました。そうしたニュースが伝わった5月20日頃から、Ethereumを中心に価格が急上昇しました。kackyファンドも、暗号資産の好調を受けて利益を伸ばし、他のファンドを大きく上回る結果となり、これにより過去最高益を大幅に更新しました。

さて、先行きの展望ですが、6月は日米の金融政策決定会合やメジャーSQが重なる月となります。いったい日本の利上げはどうなるでしょうか。株価や金利、為替などが大きく上下に揺れる可能性がありますので注意が必要です。ただ、こうした変動の中でも、株価が安値になったところで積極的に買いを入れていくつもりです。

それでは今月も長期投資で行きましょう!

昨年の投資振り返りと今年の投資戦略(2023年度版)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

昨年はどのような年になりましたでしょうか。昨年は前半はインフレと利上げが引き続きテーマとなり後半に連れて景気後退や利下げが意識される展開となりました。インフレを食い止めるべく米国を中心に行われた利上げにより金利が5%にまで引き上がりました。しかし一昨年の株価の下落を受けて割安となった成長株を中心に1年を通して株価が上がりやすい年でした。為替の方は11月くらいまでは一方的に円安に傾斜したものの、欧米の景気後退による利下げ期待と日銀の金利正常化期待が重なって12月に一気に円高に傾きました。

kackyファンドは相場を追い風に躍進を遂げた1年でした。前年比でマイナスになる月が1つもなく、ベンチマークを大幅に上回り、一昨年の下落から巻き返す事ができました。特に暗号資産が今年の米国ETFへの承認への期待から予想を上回るリターンとなりました。今年も一段と飛躍する年にしていきたいと思います。

それでは今年も、例年通り昨年の振り返りと今年の投資戦略を展望したいとおもいます。

昨年立てた目標は次の通りです。

  • 最大損失(対前年評価額) –30%未満
  • 投資コスト(税金+手数料) 前年水準キープ

さて、どれだけ達成できたでしょうか。

  • 最大損失 0%達成
  • 投資コスト 20557円 達成!

ということで、昨年は年初から大幅な利益となり損益は目標達成、投資コストも税金や手数料の削減に成功しました。

コストの内容ですが、

税金 20532円(9495円減)

手数料 25円(225円減)

と、手数料、税金ともに減少しました。手数料はSBI証券では10月以降株式が無制限で無料となりました。今後は手数料ゼロで運用でき、税金も新NISAの活用で削減が期待できます。

次はアセットごとの利益率です(預金、DC除く)

名称1年前現在利益率
暗号資産49.8%55.1%113.05%
国内株式13.0%11.3%63.91%
国際株式37.2%33.4%76.45%
国内債券0%0.2%0%
国際債券0%0%0%

といった感じで、昨年は全てのアセットがプラスかつ過去最大級の利益率となりました。

今年は暗号資産と国内株式は現状維持で行きたいと思います。国際株式は新NISAの積立枠でオルカン(eMAXIS Slim全世界株式)を購入予定です。国内債券は昨年ポイント目的で少しだけ買い、今年は金利上昇を意識して個人向け国債の変動金利型を購入予定です。国際債券は購入予定はありません。

  • 暗号資産 現状維持(40~60%)
  • 国内株式 現状維持(10~20%)
  • 国際株式 新NISA買い(30~50%)
  • 国内債券 個人向け国債を買う(0%~10%)
  • 国際債券 引き続きゼロ(0%)

と、いろいろリスクも勘案して幅を持たせることにします。

目標は昨年と同じく、リスクとコストをコントロールしたいと思います。

  • 最大損失(対前年評価額) –30%未満
  • 投資コスト(税金+手数料) 前年水準キープ

さて、2023年に行っていたEthereumと外貨預金のリターンをざっと振り返ります。

  • 米ドル定期 $515.90 72772円 (+1772円) +2.4%
  • Ethereum 0.9708ETH 313464円 (+93464円) +42.5%

米ドル定期については年初の良い時期から購入することができたため、金利も得られて上々の結果だと思います。Ethereumについては年初から3倍程度まで伸ばしたため期待以上のリターンを得ることができました。Ethereumについては今後も長期保有の予定ですが、米ドルについては今後の見通しが難しいため、早々に手仕舞いをするつもりです。

また、今年はEthereumと外貨積立は行わず、新NISAの積立を行うにとどめます。余剰資金は別の使い道を考えています。資産運用だけが全てではなく、様々な使い道を通じて自分の生活を豊かにすることが大切です。

今年1年も健全な長期運用を目指します。読者の皆様、今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m

逆境をのりこえ力強い回復

先月の投資成績です。

まず、SVBの破綻による金融不安やFOMCでの利上げ決定が影響し、株式市場は一時的に下落しました。しかし、月末にかけて米国金利が低下し、相場は上昇に転じました。kackyファンドは3ヶ月連続で上昇し、2022年5月以来の水準に回復しました。ベンチマークのファンドがもみ合う中、20%以上のリターンでトップを維持し、好調を続けています。

その要因として、暗号資産が堅調に推移したことが大きく影響しています。代表的なビットコインは312万円から379万円に上昇しました。しかし、インフレも高水準であり、景気の冷え込み懸念も拭えません。こうした相場の変動の中で、長期投資は経済の変動に左右されず、じっくりと資産を増やすことができます。初心者にもオススメで、市場の変動に翻弄されず、コツコツと資産を築いていくことが大切です。

それでは今月も長期投資で行きましょう!

今月の積立状況(3月にETHを20000円追加したため、4月はお休みの予定)

  • 米ドル定期 197.57$ 26229円 (+229円)
  • Ethereum 0.2029ETH 49304円 (+9304円)

復活そして納税へ

先月の投資成績です。

kackyファンドは年初からの暴落から、かなりのところまで復活をすることができました。物価の高騰、FRBの利上げおよび資産圧縮、ウクライナ侵攻、さらには景気後退の懸念も出ています。しかしそれでもなお株式市場は底堅い動きを見せました。物価の高騰、すなわちインフレは現金の価値が下がります。これにより相対的に株式の価値が上がるため、株価は予想に反して上昇することがあります。目先の暴落に恐れる事なく投資を続ける大切さを実感します。

さて、3月に納税をクレジットで終えて、今月はいよいよお金が引き落とされます。まさに年貢の納め時です(涙)先月の株価上昇により、損切り祭りを回避することができて胸をなで下ろしております。今後の相場は油断できませんが、目先の出費が終わることでより長期目線での投資に入れます。とてもうれしいことです。

それでは今月も長期投資で行きましょう!