皆様、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
昨年はどのような年になりましたでしょうか。昨年は株式市場が概ね堅調に推移した一年でした。インデックスファンドが一年を通じて利益を出し、インデックス投資ブロガーとして有名な水瀬ケンイチさんも億り人を達成したそうです。おめでとうございます。
kackyファンドは全体としては順調な推移を見せました。5月〜7月にかけて収益が停滞する場面もありましたが、10月11月で大きくプラスとなりました。できればトップで1年を終えたかったですが、暗号資産が12月に大きく下落したことが響いて残念ながら3位での着地となりました。しかしながら年間を通じて20%以上のプラスで終えることができ、投資資産を大きく増やすことに成功しました。
一方、アセット毎の投資成績は後の振り返りで触れますが、大きくばらついた一年でした。世界の株価が大きく上昇したことに比較して、国内のインデックスは大きく伸びることはありませんでした。香港の株式は成長鈍化の懸念や中国との関係悪化から年間を通じて下落しました。
今年も、例年通り昨年の振り返りと今年の投資戦略を展望したいとおもいます。
昨年立てた目標は次の通りです。
最大損失(対前年評価額) –30%未満 投資コスト(税金+手数料) 前年水準キープ
さて、どれだけ達成できたでしょうか。
最大損失 ゼロ 達成! 投資コスト 33,505→56,340円 やや増加 。。
ということで、最大損失は昨年はなんとゼロで終えることができました。投資コストは、受け取る配当金が増加したため、税金が主に増加しました。ただ、昨年に限っては売買の損益がマイナスになっているため、この税金は確定申告でほぼ返ってくることになっています。
コストの内容ですが、
税金 46245円 (22,489円増)
手数料 10095円 (346円増)
と、手数料、税金ともに増加しました。
次はアセットごとの利益率です(預金、DC除く)
名称 1年前 現在 利益率 暗号資産 61.1% 61.0% 50.90% 国内株式 22.4% 11.8% -51.01% 国際株式 8.3% 25.0% 82.41% 国内債券 8.3% 2.1% -0.58% 国際債券 0% 0% 0%
このような感じで、アセット毎にかなり損益にバラツキが出ました。特に国内株で大きく損失を出してしまったのはkackyファンドの損益の足を引っ張りましたし、個人的にもショックが大きかったです。自分で投資している個別株が大きく下げてしまったことが主な要因です。自分としては長期的視点で投資していましたが、あまりにも損失が広がってしまったためやむなく損切りをした結果、このような結果となりました。過ぎてしまったことは仕方がないので気持ちを切り替えて投資に臨みます。ただ、昨年誕生した岸田政権があまりにも経済に疎く、株式市場から見放されているようでこれからの相場の上昇に期待感が持てないところが、国内株式を買うことをためらう気持ちにしています。
一方で海外株式は米国を中心に相場全体が上昇したため、積立NISAやETFが利益を稼ぎ、リーマンショックやギリシャショックの損失を乗り越えてプラス転換を達成しました。
ポートフォリオですが、昨年は暗号資産を売却する予定で、実際1月に大半を利確していましたが、その後も相場が上昇したために結局買い直しを始めて、1年前とほぼ同水準となりました。国内株式については保有株を損切りしたために減少しました。国際株式は積立や新規の投資、さらに利益も上乗せして大きく増加しました。国内債券は年末に社債が一部償還されたため減少しました。
今年の目標ポートフォリオですが、ちょっと方向性を見いだせていないです。本当なら割安な国内株式を買いたいところですが、政権への懸念もあり買いづらいため、ひとまずは現状を維持する方向で考えています。
暗号資産 現状維持〜買い(60~65%) 国内株式 現状維持(10~15%) 国際株式 積立NISA買い(25~30%) 国内債券 現状維持(3%) 国際債券 引き続きゼロ(0%)
目標は昨年と同じく、リスクとコストをコントロールしたいと思います。
最大損失(対前年評価額) –30%未満 投資コスト(税金+手数料) 前年から削減
今年もまた相場がどう動くか予測が付きません。暗号資産や国際株式は今後も上がっていくのか、それともXXショックといった暴落が始まるのか。国内株式が見直される時がくるのか。目が離せないですが、あまり短期的視点に振り回されることなく投資を続けていきたいと思います。
今年1年も健全な長期運用を目指します。読者の皆様、今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m