基本アセットについて語る【国際株式編】
次は国際株式に関して語ろうと思いますが、国際と言っても範囲が広すぎるので、地域別に焦点を当てて私見を述べたいと思います。
私見
米国
- サブプライム問題でしばらく沈黙
- 10年後にはブッシュ政権がつくった借金に追われる
欧州
- ユーロ高は今後も続くだろう
- サブプライム問題は英国を除いては軽微な影響
- 経済成長は持続すると期待
- 投資のうまさが強み
アジア
- 中国の情勢は曲がり角を迎える
- アジアは豊富な人材の供給で成長を遂げる
- 政治情勢の課題を克服すべし
オセアニア
- オーストラリアの資源、農産物供給に期待感
- インフレやバブルの危険性がこれから高まる
BRICs、エマージング諸国
私はあまりエマージング諸国への投資は積極的ではありません。私に儲けをもたらしてくれる根拠に乏しいからです。「株価は上がっているじゃないか」それはエマージング諸国への成長への「期待」の証であって、成長そのものの証ではありません。期待に対して各国が報いなければ逆の現象がおこるはずです。私はエマージング諸国は本来ならばもっと株価相応の期待に応えなければならないと思いますが、それが示されていません。ゆえに私はエマージング諸国への投資を控えています。
結論
米国は投資適格に値しない。(海外のファンドには米国が多く含まれるので注意が必要。)欧州の投資力、アジアの人材供給に期待。オーストラリアの資源供給も期待できる。エマージング諸国への投資は?。
かなり過激な意見を書きました。異論があるのは承知の上です。
特にエマージング諸国に投資しないという決断はパフォーマンスを大きく左右するでしょう。しかし、私は投資する以上は儲けを得る源泉が必要だと考えています。エマージング諸国への投資はそれを見つけられるかどうかが鍵を握ると思います。