ポートフォリオの立て直し

先月の投資成績です。

先月は1月では珍しく大きく株価を下げる月となりました。kackyファンドもこの流れに巻き込まれ、さらには暗号資産が株価以上に暴落してしまったために他のファンドと比較しても大きな下げとなってしまいました。暗号資産だけでなく、国内のグロース株(東京マザーズETF)も大きく値を下げてしまったのも誤算でした。

正直、値下がり続けるのを見てしまうのは精神的苦痛が大きいので、しばらく株価を見るのを止めていましたw投資家としては自分の資産が減っているのを見るのはつらいです。しかし、あくまで投資は余裕資金で行っているのでこれによって生活が困窮したりすることはないので大丈夫です。

先月末にポートフォリオは少し整理(損切り)しました。これから先、前年分の確定申告と所得税の納税が控えているので少し現金を残しておく必要があるためです。納税までまだ時間があるためにちょっと投資で稼ごうとしすぎたのは反省しています。

また、この月末にこれからのポートフォリオに関しては考えがまとまったのでここで整理しておきます。

  • 暗号資産については当面売り買いはしない
  • 暗号資産を買いたくなった場合は暗号資産と連動する海外ETF(BKCH)を買う
  • 株式はグロース株からバリュー株投資へシフトする

基本的にこの程度の調整で投資をやめるつもりはないので株や暗号資産を売る予定はないです。暗号資産を買うと株式との間で損益通算ができない都合上税金を多く払うことになるので、海外ETFで代替したいと思っています。また、この1年はインフレへの対策が大きなテーマとなると考えているため、配当が厚いバリュー株への投資を増やそうと考えています。

それでは今月も長期投資で行きましょう!

昨年の振り返りと今年の投資戦略(2022年)

皆様、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

昨年はどのような年になりましたでしょうか。昨年は株式市場が概ね堅調に推移した一年でした。インデックスファンドが一年を通じて利益を出し、インデックス投資ブロガーとして有名な水瀬ケンイチさんも億り人を達成したそうです。おめでとうございます。

kackyファンドは全体としては順調な推移を見せました。5月〜7月にかけて収益が停滞する場面もありましたが、10月11月で大きくプラスとなりました。できればトップで1年を終えたかったですが、暗号資産が12月に大きく下落したことが響いて残念ながら3位での着地となりました。しかしながら年間を通じて20%以上のプラスで終えることができ、投資資産を大きく増やすことに成功しました。

一方、アセット毎の投資成績は後の振り返りで触れますが、大きくばらついた一年でした。世界の株価が大きく上昇したことに比較して、国内のインデックスは大きく伸びることはありませんでした。香港の株式は成長鈍化の懸念や中国との関係悪化から年間を通じて下落しました。

今年も、例年通り昨年の振り返りと今年の投資戦略を展望したいとおもいます。

昨年立てた目標は次の通りです。

  • 最大損失(対前年評価額) –30%未満
  • 投資コスト(税金+手数料) 前年水準キープ

さて、どれだけ達成できたでしょうか。

  • 最大損失 ゼロ 達成!
  • 投資コスト 33,505→56,340円 やや増加。。

ということで、最大損失は昨年はなんとゼロで終えることができました。投資コストは、受け取る配当金が増加したため、税金が主に増加しました。ただ、昨年に限っては売買の損益がマイナスになっているため、この税金は確定申告でほぼ返ってくることになっています。

コストの内容ですが、

税金 46245円 (22,489円増)

手数料 10095円 (346円増)

と、手数料、税金ともに増加しました。

次はアセットごとの利益率です(預金、DC除く)

名称1年前現在利益率
暗号資産61.1%61.0%50.90%
国内株式22.4%11.8%-51.01%
国際株式8.3%25.0%82.41%
国内債券8.3%2.1%-0.58%
国際債券0%0%0%

このような感じで、アセット毎にかなり損益にバラツキが出ました。特に国内株で大きく損失を出してしまったのはkackyファンドの損益の足を引っ張りましたし、個人的にもショックが大きかったです。自分で投資している個別株が大きく下げてしまったことが主な要因です。自分としては長期的視点で投資していましたが、あまりにも損失が広がってしまったためやむなく損切りをした結果、このような結果となりました。過ぎてしまったことは仕方がないので気持ちを切り替えて投資に臨みます。ただ、昨年誕生した岸田政権があまりにも経済に疎く、株式市場から見放されているようでこれからの相場の上昇に期待感が持てないところが、国内株式を買うことをためらう気持ちにしています。

一方で海外株式は米国を中心に相場全体が上昇したため、積立NISAやETFが利益を稼ぎ、リーマンショックやギリシャショックの損失を乗り越えてプラス転換を達成しました。

ポートフォリオですが、昨年は暗号資産を売却する予定で、実際1月に大半を利確していましたが、その後も相場が上昇したために結局買い直しを始めて、1年前とほぼ同水準となりました。国内株式については保有株を損切りしたために減少しました。国際株式は積立や新規の投資、さらに利益も上乗せして大きく増加しました。国内債券は年末に社債が一部償還されたため減少しました。

今年の目標ポートフォリオですが、ちょっと方向性を見いだせていないです。本当なら割安な国内株式を買いたいところですが、政権への懸念もあり買いづらいため、ひとまずは現状を維持する方向で考えています。

  • 暗号資産 現状維持〜買い(60~65%)
  • 国内株式 現状維持(10~15%)
  • 国際株式 積立NISA買い(25~30%)
  • 国内債券 現状維持(3%)
  • 国際債券 引き続きゼロ(0%)

目標は昨年と同じく、リスクとコストをコントロールしたいと思います。

  • 最大損失(対前年評価額) –30%未満
  • 投資コスト(税金+手数料) 前年から削減

今年もまた相場がどう動くか予測が付きません。暗号資産や国際株式は今後も上がっていくのか、それともXXショックといった暴落が始まるのか。国内株式が見直される時がくるのか。目が離せないですが、あまり短期的視点に振り回されることなく投資を続けていきたいと思います。

今年1年も健全な長期運用を目指します。読者の皆様、今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m

真の正念場は11月だったかも

先月の投資成績です。先月の株式市場は中盤までは絶好調でしたが、月末に勢いよく下落して9月末のような怖い下げを見せました。結果的には10月末より下落して終わっています。10月が正念場と言っていましたが本当の正念場は11月だったかもしれません。国内株式に至っては年初からの利益がほとんどないところまで落ち込んでいます。

下落の要因としては、コロナウィルスにオミクロン株という新種がみつかり、再び都市封鎖などの混乱が起き、経済成長率が下がってしまう懸念、米国のインフレ率が予想よりも高止まりしていてFRBの金融政策に変更がおこる懸念といったところがあるようです。

しかし、kackyファンドは暗号資産も下落したため中盤の利益を失っていますが、月間ではプラスで終えることができました。月末にすこし国内株を整理して、新たに海外株を大きく仕込んで利益を出そうと思っています。今年もあと1ヶ月です。2年連続で6ファンドでトップになれるとうれしいですね。

それでは今月も長期投資で行きましょう!

正念場を抜けた!

先月の投資成績です。株価が例年下落傾向にあった正念場と言っていた10月を越えました。言及していませんでしたが、先月に暗号資産と株式を大きく仕込みました。結果はというと予想に反して株式や暗号資産は大きく上昇し、特に暗号資産は大きく伸びてkackyファンドは過去最高益を更新することができました。

海外の株式は米国を中心に今年は大きく上昇していて、円安も加わってパフォーマンスが良好ですが、対して国内株式はさえません。ただ、今日(11/1)は総選挙を通過して大きく上昇しました。国内企業は製造業を中心に業績が好調な点とワクチンの接種率が70%に達して感染者数も激減しているため、今度こそ期待できるかもしれません。

例年、年末にかけて期待感から株価や暗号資産が上昇することが多いですが今年はどうでしょうか。中国の不動産不安や資源価格の上昇、コロナウィルスの再流行など懸念材料はたくさんありますが、長期投資家としてはよい未来を信じて待つのみです。長期によるリターンは本当にものすごい力を持つと実感しています。

それでは今月も長期投資で行きましょう!

今月は正念場

先月の投資成績です。先月は半ばまでは順調に推移していましたが、月末に書けて急落してしまいました。kackyファンドも主に暗号資産の急落に伴い大きく成績を落としてしまいました。

事の発端は中国の大手不動産企業・恒大集団の経営不安のようです。中国の不動産価格の上昇にともなって規模を拡大したものの、不動産相場の転換に伴って急速に資金繰りが悪化したとのことです。日本のバブル崩壊や米国のサブプライムショックを連想させて株価が急落しました。暗号資産に関しては中国の規制強化が下落に拍車をかけました。

ただ、10月の1週目の現在は暗号資産、株式市場ともに持ち直してきています。しかしオプションや先物のSQが控えていたり、米国の債務上限問題、恒大集団の債務問題がくすぶっており、余談を許さない状況です。今月も相場は上にも下にも大きく動揺する可能性があり、正念場を迎えそうです。

とは言え、基本はフルインベストメントの長期投資家にとっては今月もなんとか上がってくれーと祈るだけですけどね^^;むしろ下がったときこそ買い場だと考えてがっつりと利益を伸ばしたいと思っています。

それでは今月も長期投資で行きましょう!

予想外の過去最高益達成

先月の投資成績です。7月には全然儲からないとか言ってて、現に数ヶ月低迷していたkackyファンドですが、8月に入って息を吹き返してあれよあれよというまに4月に記録した過去最高益を更新しました(笑)ファンドレースのなかでもトップ集団に食い込むくらいに追い上げました。

海外株式は相変わらず好調を維持しています。kackyファンドは7月にこれまでの投資方針を反省して、海外株に軸足を移したことが奏功したと思います。このまま海外株が上昇していってくれれば、kackyファンドも上へ行ってくれると思います。ただ、コロナウィルスの流行やアフガニスタン情勢など不透明要素があるので順調にいくかはわかりません。。

他には暗号資産が比較的好調で、特にEthereumが大きく上昇したことが寄与しています。Ethereumはv2(POS)のノードが既に稼働していて、今年から来年にかけて移行することになっていて大きく注目されています。

https://ethereum.org/en/eth2/merge/

kackyファンドは今後も期待・・・できるといいな(笑)引き続き応援していただけるとうれしいです。

それでは今月も長期投資で行きましょう!

いやぁ、投資って儲からないですね(涙)

先月の投資成績です。先月は暗号資産については上々の相場でしたが、株式市場はあまり振るわず、特に国内株式が振るわずkackyファンドも上がりませんでした。日経平均に至ってはまさかの前年割れの水準に落ち込みました。

相場全体としては悪くないのですが、kackyファンドがあまり成績がよくなく、自分には投資の才能がないのではないかと落ち込んでしまいそうです。しかし年間を通したらまだ十分プラスですし、まだまだ年末までに遅れを挽回するチャンスはあると思います。

そんな中、今日は少し保有株を整理(損切り)して、海外株のインデックスに振り向けることにしました。信じて持っていた株なので損切りはつらいですが、ただ固執せずに新たな投資へ向けて前に向かいたいと思います。再び暗号資産に投資するチャンスも狙いたいですが、まだもうちょっと待ってもよいかなと思っています。

それでは今月も長期投資で行きましょう!

全アセットでプラス転換

先月の投資成績です。

株式市場全体としては、米国株を中心に順調に上昇し、kackyファンドとしても、国際株式がついにプラス転換を果たすことができました。これで投資している全アセット(国際債券は撤退しているため除外)がプラスとなりました。投資歴も13年あまりとなり、リーマンショック、ギリシャショック、ブレグジット、コロナショックなどの数々の暴落に巻き込まれて、最大でXXX万円もの損失を出して心が折れかかったところからのプラス転換となり感無量です(涙)

しかし、ファンド全体としては暗号資産や国内株が低迷していてプラスで終えることができず、フラストレーションのたまる月にもなりました。ただ、こういうアセット毎のリターンのバラツキはコントロールできるものではないので、引き続き長期目線で取り組みたいと思います。いい時期もあれば悪い時期もあります。コツコツ投資を続けていけば再び利益の記録を塗り替えることができると思います。

それでは今月も長期投資で行きましょう!

暗号資産の暴落

先月の投資成績です。

株式市場はSQに向けてかなり下げましたが、その後持ち直して月間ではほぼ横ばいといった感じでした。国際株式は上昇して年初来の高値を維持していますが、一方で国内株は低迷しています。昨年のようにここから巻き返しはあるでしょうか?

さて、先月で印象的だったのはビットコインをはじめとした暗号資産の暴落ではないでしょうか。月初は$57000ほどだったビットコインは、月末に$37000となり、実に35%ほどの下落となりました。その他のアルトコインについてはさらに下落して50%超の下落となった通貨もあります。

kackyファンドは年初に暗号資産の割合を減らしていたため、下落を直撃してはいませんが、それでもETH2のバリデータとして保有している分の価値が大きく減りました。ファンド全体の損益にもそれなりの影響が出ています。

私は2018年の暗号資産バブル崩壊を見てきているので、このような暗号資産の暴落は暗号資産へ投資する者としては受け入れなければならない現象だと受け止めています。このリスクを受け入れた上で、なお投資する価値があるとみるかで決断すべきでしょう。受け入れられないのであれば投資しないという決断も十分アリだと思います。正直言ってこれからどうなるかはわからないです。私の投資方針としては、暗号資産で稼いだ分は株式に振り分けてまたじっくりと資産を育てていって暗号資産に関してはまたしばらくは様子を見たいと思っています。

それでは今月も長期投資で行きましょう!

国内株式の低迷

先月の投資成績です。先月は世界的に株価の上昇が見られましたが、日本株の低迷が目立ちました。kackyファンドは3月に海外株の投資を増やしていたのも奏功してプラスで終えることができました。ファンドレースのなかでもトップの成績を維持できていてうれしいです。その一方でひふみプラスの今年の成績は振るいません。国内株式の投資比率が高いのもありますが、日経平均と比較しても今年のパフォーマンスはよくないようです。

さて、日本株が世界的株高に後れてしまっているのはやはりコロナウィルスの流行が左右していると思います。ワクチン接種では完全に出遅れてしまい、1ヶ月あまりで緊急事態宣言を再発令してしまう現状では株式が買い控えられてしまうことは致し方ないことと言えます。直近ではオリンピックを開催することが困難と言える現状で中止に向かう可能性が高まっているところが悪材料と言えるでしょう。しかし、ワクチンに関しては今後の米国からの支援などを得られれば進展も見込めます。中長期的な観点で見たら、日本という国の経済が失墜するというものではないと思います。むしろ、直近徐々に出つつある決算では、製造業を中心にまだまだ日本の経済力、生産力の存在を確認できたのではないでしょうか。よって、今後も投資を継続していくことは理にかなっていると言えると思います。

それでは今月も長期投資で行きましょう!