市場の揺れを超えて

先月の投資成績です。

月初にFOMCからの利上げ発表がありました。この発表により一時的に円高が進行しました。しかし、中旬では米国の債務上限問題が浮上し、これによる懸念から株価が下落しました。

しかし、月末には、債務上限問題の解決への期待と円安が重なり、TOPIXは33年ぶりの高値を更新しました。ここから、一貫した投資戦略の価値が示されました。暗号資産は大きな動きを見せず、ほぼ横ばいを続けていますが、これもまた市場の変動性に対する長期投資の耐性を示しています。kackyファンドは5ヶ月連続で上昇し、昨年4月以来の水準に戻りました。

投資では、市場の日々の動きに一喜一憂するのではなく、長期的な視点で投資計画を立てることが肝心です。最近、SNSで「FIRE卒業」や「FIRE失敗」などという言葉を見かけますが、短期的な利益に囚われて人生設計を立てるのは危険です。資産運用では、堅実にコツコツと積み上げることが成功への鍵となります。

6月のFOMCでは、利上げの可能性が五分五分と言われています。これが市場の分岐点になる可能性があります。しかし、我々は市場の変動に動じず、長期的な視野を保ちつつ投資を進めることが求められます。

それでは、今月も長期投資で行きましょう!

今月の積立状況

  • 米ドル定期 $272.01 37779円 (+1779円)
  • Ethereum 0.2429ETH 62912円 (+12912円)

4ヶ月連続上昇

先月の投資成績です。

今月は中旬に景気後退の懸念が浮上し、株価が一時下落しました。しかし、日銀の政策が当面変化しないとの見方から、円安・株高が進行しました。さらに、米国の決算が峠を越え、悪材料の出尽くしによる安心感が広がりました。

暗号資産は中旬まで上昇し、その後急落しましたが、月末に向けて底堅く推移しました。その結果、kackyファンドも4ヶ月連続で上昇して着地しました。昨年の損失回復は今の所順調に進んでいます。

来月は月初からFOMCが開催されるため、相場の動向に注目が集まります。長期投資家は、短期的な変動に動じず、着実な資産形成を目指しましょう。

それでは、今月も長期投資で行きましょう!

今月の積立状況

  • 米ドル定期 $235.41 32084円 (+1084円)
  • Ethereum 0.2029ETH 52703円 (+12703円)

クレジットのポイントを家計の足しに

先月の投資成績です。1月に引き続き株式市場は上昇で着地しました。kackyファンドも株式、暗号資産ともに好調に推移しています。この調子でいけば昨年の損失を取り戻せるかもしれません。

ただ、主に米国のインフレ指標、雇用指標をもとに金利上昇が長期化するとの懸念から株価が下落する場面が増えてきました。今年中このままの調子で行くかどうかは不透明です。

日本もインフレの例外とはならず光熱費をはじめ様々な物価が高騰しはじめています。我が家の家計もカツカツです。。確定申告で税金を取り戻したり、クレジットカードを作り、投資信託の積立などでポイントを貯めたりして少しでも家計の足しにしようと頑張っています。

3月にSMBCがOliveという新たな金融サービス、口座をはじめました。三井住友カードはSBI証券と相性がよく、ポイントも貯まる上、コンビニやファミレス等のポイント還元率が高くおすすめです。

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ETHと外貨預金積立の状況です。両方ともプラスになりました。

  • 暗号資産 32415円 (+2415)
  • 外貨預金 21775円 (+775)

それでは今月も長期投資で行きましょう!

kackyファンド復活!

先月の投資成績です。

さて新しい年の相場が始まりました。1月は新年の上昇気流とインフレや利上げ懸念の後退により株価は好調に推移しました。中でもkackyファンドは暗号資産が年初から大幅に上昇したため他のファンドを引き離す成績となりました。昨年はぶっちぎりの最下位となってしまったので今年は巻き返したいところです。

年初に宣言していたETHと米ドル預金の積立状況です。ETHは大幅にプラス、米ドルは下落したためマイナスとなっています。

ETH 投資額 ¥10300 (+1200)

米ドル 投資額 ¥21000 (-238)

それでは今月も長期投資で行きましょう!

昨年の投資振り返りと今年の投資戦略(2022年度版)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

昨年はどのような年になりましたでしょうか。昨年はインフレと利上げが相場の基本テーマでした。コロナショックに伴う金融緩和の弊害およびウクライナ問題で受給が逼迫して世界的にインフレが進行。それを食い止めるべく米国を中心に金融緩和の終了と利上げが起こりました。結果として年初にはほぼゼロだった米国の短期金利が4%~5%にまで引き上がりました。これは劇的な変化です。それにともなってじゃぶじゃぶに流れていた投資マネーが急速に引きあげられていくのを1年で目の当たりにしました。

kackyファンドはこの相場をもろに食らって非常に厳しい1年となりました。特に暗号資産はステーブルコインのテラ(LUNA)や大手取引所のFTXの破綻などが響いて半分以下の価値になってしまいました。その一方で特に積立NISAで買っている国際株式のインデックスファンドやiDeCoのバランスファンドは円安の影響もあり損失は出ているもののそこまで深刻なものにはなりませんでした。3年前の水準に投資マネーは後退してはしまいましたが、まだまだトータルプラスは維持していますし、お値打ちになったと見ることもできるので今年は期待していこうかなと思います。

今年も、例年通り昨年の振り返りと今年の投資戦略を展望したいとおもいます。

昨年立てた目標は次の通りです。

  • 最大損失(対前年評価額) –30%未満
  • 投資コスト(税金+手数料) 前年水準キープ

さて、どれだけ達成できたでしょうか。

  • 最大損失 -58%(6月) 達成ならず
  • 投資コスト 30277円 達成!

ということで、最大損失は残念ながら暴落により達成できませんでしたが、投資コストは税金や手数料の削減に成功しました。

コストの内容ですが、

税金 30027円(16218円減)

手数料 250円(9845円減)

と、手数料、税金ともに減少しました。手数料はSBI証券で株式が1日100万円まで無料となったことが大きかったです。

次はアセットごとの利益率です(預金、DC除く)

名称1年前現在利益率
暗号資産61.1%49.8%-63.46%
国内株式11.8%13.0%-11.16%
国際株式25.0%37.2%-26.81%
国内債券2.1%0%-0.47%
国際債券0%0%0%

といった感じで、昨年は全てのアセットがマイナスとなりました。国内株式は円安の影響で踏みとどまりいくらかはマシだったようです。しかし、年も変わり私の保有株が大きく上がるチャンスもあると思うので前向きに投資を続けたいと思います。

暗号資産のアセットは予定通り推移しているため少しずつ買っていきたいと考えています。国際株式は積立NISAを続けていく方針です。国内・国際債券は引き続きゼロを維持したいと思います。

  • 暗号資産 現状維持~やや買い(40~60%)
  • 国内株式 現状維持(10~20%)
  • 国際株式 積立NISA買い(30~50%)
  • 国内債券 引き続きゼロ(0%)
  • 国際債券 引き続きゼロ(0%)

と、いろいろリスクも勘案して幅を持たせることにします。

目標は昨年と同じく、リスクとコストをコントロールしたいと思います。

  • 最大損失(対前年評価額) –30%未満
  • 投資コスト(税金+手数料) 前年水準キープ

今年は投資に関して主に2つのことをはじめます

  • Ethererum積立始めます
  • 外貨預金(ドル建て)始めます

暗号資産と外貨預金がわりと魅力的な水準に来ているので今年1年かけて積立てしていこうかなと。ともに1万円ずつくらいを想定しています。ドル建ての預金は年利4%台まで来ているので非常に魅力的になりました。Ethereumはある程度積み上がってきたらステーキングに回して金利を得ようと考えています。

今年1年も健全な長期運用を目指します。読者の皆様、今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m

EthereumのMerge間近

先月の投資成績です。娘たちが実家から帰ってきてドタバタしていたらもう9月も3分の1が終わってしまっていました\(^o^)/ 投資の方ですが、8月は月中は調子がよかったものの月末のジャクソンホールのタカ派発言が嫌気されてリスク資産が総崩れとなり、投資結果としては足踏み状態となりました。ただ、今日現在では暗号資産や株価がともに回復基調にあるためそこまで悲観的な雰囲気ではありません。円安も急速に進み、日本も物価高が避けられない状況をひしひしと感じます。投資を通じて外貨建ての資産を持っているところは安心材料となっています。

さて、暗号資産の一角のEthereumにおいて将来を大きく左右するMergeイベントが間近に迫ってきています。MergeとはEthereumがブロックを生成、承認するプロセスをPoEからPoSに切り替える作業です。これによりマイニングに使っていた計算機資源や電力が不要となり、よりクリーンなブロックチェーンプラットフォームに生まれ変わります。これにより欧州を中心にエネルギー消費を理由に敬遠されてきたブロックチェーンへの投資が活発化することが期待できます。この1日で急激に変わるということはないかもしれませんが、じわりじわりとEthereumを利用したプロジェクトが立ち上がることで投資が盛り上がってくるかもしれません。そのあたりは長期投資家としてじっくりと時を待ちましょう。

それでは今月も長期投資で行きましょう!

徐々に落ち着きと資金を取り戻す

先月の投資成績です。6月末を底に先月は株価が切り返していく展開となりました。kackyファンドも株式、暗号資産ともに上昇し、5月末の水準近くまで資産を戻しました。

ただ、年初の水準と比べるとまだまだ4割ほど資産を失っていてプラス転換にはほど遠いです。ただ、株価の底やインフレのピークが見えてきて、今月も株価上昇に期待が持てるところは非常によいと思います。こういった場面ではあまり資産を動かしてもメリットはなく、ほったらかし投資が一番よい投資法だと思います。一番のほったらかし投資と言えるiDeCoについては既にプラス転換が見えてきています。

それでは今月も長期投資で行きましょう!

そろそろ本当の底かな(淡い期待)

先月の投資成績です。なかなか株式投資にとっては厳しい相場が続いています。kackyファンドは暗号資産の価格が崩壊してブッチギリの大損になっています(´;ω;`)まあ、一時は700万まで行っていたビットコインが200万円まで下がってしまったのですからまあこうなりますよね。暗号資産の下落は、暗号資産でビジネスをしている企業にとっても打撃を与えていて、特に暗号資産に投資してきた企業は経営危機を迎えたり、倒産する企業も出てきました。具体的にいえば、セルシウスやスリーアローズキャピタルといった企業が経営危機や破産を迎えています。Coinbaseといった優良上場企業でさえも従業員の削減に追い込まれています。

ただ、私のような『暗号資産ガチ勢』にとってはこの辺りの暴落は2018年や2020年に経験済みのため、そこまで将来を悲観はしていません。むしろバブルでゆるふわに稼いでいた人たちを清算する上では市場の正しいプロセスが動いたとみています。これからどうなるかは本当に難しく、物価上昇がどうなるか、景気後退がどこまで進むか、食糧危機がどうなるか、ウクライナ情勢がどうなるか、コロナウィルスはどうなるか、色々な状況が絡まりあって複雑な相場を迎えています。しかし、それでも最後は長期投資家が報われるのではないかなと思います。

それでは今月も長期投資で行きましょう!

今は買い時

先月の投資成績です。先月もかなり株式市場はアップダウンを繰り返して、月中はかなり下がったところもありましたが、月末に盛り返して結果的にはほぼ横ばいで着地しました。

しかしながらkackyファンドは暗号資産がかなりの下げを見せたためにそこの部分だけでかなりの損失を出しています。要因としてはNASDAQに代表されるグロース株の下落もありますが、なにより印象的だったのはステーブルコイン(ドルなどの基軸通貨に連動するよう設計された暗号資産)プロジェクトのテラの破綻でしょう。

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/37308

数日にして4兆円もの時価総額を誇った暗号資産がほぼ無価値になってしまうのですから、暗号資産投資家の私としてもショックな出来事でした。

ただ、私自身はこういった実現性の怪しいプロジェクトへは投資しない方針のため、直接的な被害は出ていません。むしろ、最近はこういった暴落を買い時とみて暗号資産や株式市場には積極的に買いを入れています。

正直短期的には苦しい状況ではあります。こうやって成績を出してしまうと『ボロ負けやん・・・』と暗い気分になることもあります。しかし、投資の世界は楽して儲けられる世界ではありません。凹む時期もあります。そして『ピンチはチャンス』ということもあります。私はレバレッジをかけてギャンブルをしているわけでもないのでまた相場が上がってくるのを待つ時間的猶予もあります。なので短期的な下落に臆することなく投資を続けていく所存です。

こういう事情を察して温かく応援していただけるとありがたいです^^;

それでは今月も長期投資で行きましょう!

インフレシフト

先月の投資成績です。先月は株式がかなり激しく上下しました。さらに為替はドル円が1$=130円となるなど20年ぶりの水準となる円安を記録し、普段とは違った動きでした。

特に大きく値下がりをしたのはNASDAQを中心としたグロース株です。kackyファンドは暗号資産の比率が高く、値動き的にはグロース株に近い動きをするため、こちらも大きく値下がりして、ファンドリレーでも最下位に転落してしまいました。残念です。まあ、こんなこともあります。

さて、先月は少しポートフォリオの変更を行いました。これまでは、国内株式に関しては内需を中心にした銘柄が多く、結果的にデフレ時に利益が出る構造になっていました。しかし、今年に入っての物価の高騰をみて、これからはインフレが継続していく世の中の変化を感じました。故に国内の内需株を色々と手じまって、海外資産に転換しました。具体的には米国ETFで、S&P500高配当株式指数に投資するもの(SPYD)です。このETFは米国株のなかでも配当利回りのよい安定した銘柄に投資するもので、インフレに対して強い特性があります。さらにドル建てで保有するため、円安に対しても強くなります。私としては長く持っていた銘柄だったので名残惜しい気持ちもありましたが、世の中の変化に対応していく必要があると感じ決断しました。まだまだ投資生活は続くので、世の中の変化に対応できる投資であり続けていきたいです。物価の高騰は生活にとっては大きな打撃なのでなるべく早く収束していただきたいです。

かといって、グロース株に関しては実はそこまで悲観はしていません。むしろこういう下げ相場こそが買い時だと考えており、資産の余裕を満たす限りは積極的に買いを入れるつもりです。バリュー、グロースのバランスを保ちながら長期的な利益拡大を常に狙っていきます。

それでは今月も長期投資で行きましょう!