ほったらかし投資術 インデックス投資ガイド

インデックス投資ナイトまでにこの本についてはレビューしておかなくてはと、ずっと思いながらズルズルとここまで来てしまいました。恐縮ですが、レビューさせていただきます。

 

序文に水瀬さんの投資家としての経緯が書いてあるのはとてもよいですね。投資の初心者からすると、インデックス投資と言われても何がいいのかさっぱりわからないものです。他の投資法を試された人はそれは身にしみて解っているわけですが、そこを経験を交えて語る、ということがとても大切だと思います。

 

インデックスの銘柄入れ替え時に10ベーシス(0.1%)ほどの損失があるというのは驚きでした。それを織り込んだ上でもアクティブ投信に比べて優位性がある(信託報酬には0.1%以上の差がある)というのはインデックス投資を支持する上で説得力があると思います。

 

でも、それはまたインデックス投資を上回る投資法に関して含みを持たせているところが心憎いですね。山崎さんは別の本では個別株を買え、と言っていたような気もしますし。私もインデックス投資は、長期投資の選択肢のひとつに過ぎないと考えています。インデックス投資よりもコストの安い投資法は存在しますし、リターンを上げる投資法も存在すると思います。でもきっとインデックスほどわかり易くないし、投資信託にはならないだろうと思います。

 

ETF(上場投資信託)がごくごく当たり前に登場するところがインデックス投資家!!って感じがしました。ETFなんて単語が出てくるのはカン・チュンドさんの本だけかと思っていましたが、この本では頻出単語です(試験にでるw)。初心者にはわからんかも。。ETFの使い方ってなかなか難しいですよね。ここらへんはインデックス投資ナイトへ引っ張るということで。

 

反面、最後の方の個々の投信のガイダンスはいらないかなーと思いました。インデックス投資はアセットアロケーションがリターンの大半を占めるのであって、個々の投信の良し悪しは枝葉に過ぎません。初心者がこれをみて投信を選ぶのは逆にミスリードを招いてしまうおそれがあります。レーダーチャートのいいものを買えばいい、ってものじゃないわけでして。要するにeMAXISシリーズを好きな配分で買えばいいじゃん!くらいの単純明快な結論にまとめてほしかったですw

 

以上、簡単なブックレビューでした。

2009年3月20日

AERA BUSINESS

久しぶりのブックレビューですね。ぐっちーさんのブログの宣伝に乗せられて買ってしまいました。最初webから注文したのですが、一向に返事がなく、近くの本屋に行ったらあったので買ってきてしまいました。※最新情報、webでも在庫ができたようです。楽天ブックスから注文できます。

内容に関して、こういう経済誌ものの中ではずば抜けて秀逸ですね。大体、経済誌といわれるもの、ダイヤモンドとか東洋経済とかに書かれてる内容は、本屋で立ち読みして「ふーん」と読み捨ててしまうようなその場限りのものが多いのですが、この雑誌は家に置いておいて時々読み返してみる、そんな深い内容だと思います。

一番のお勧めは、「滝川クリステルと読み解く世界経済の危機」ですね。その中の水野和夫ゼミは必読です。

  • 今日のバブル、そして金融危機がなぜ起きたか
  • これからどうなっていくのか
  • これから何をすべきか

このことについて、現象だけでなく、本質や思想について踏み込んだとても深い内容になっています。

私は「マネーゲームの本質」についてまだ全部うまく理解できていません。「ゲームが終わると利益が極大化する」の理屈がよくわかりませんでした。勉強して、また読み返して理解したいと思います。

今日買ったばっかりなのでまだ全部は読みこなせてません。これからじっくりと読み込んでいきたいと思います。これで600円は安い買い物です。

2008年6月8日

【新版】内藤忍の資産設計塾─あなたとお金を結び人生の目標をかなえる法

ブックレビューにチャレンジしてみます。
この本はマネックスの内藤忍さんが、個人投資家に向けて資産の形成の仕方をロジカルに説明した内容になっています。

まあ、基本的には長期投資のためのアセットアロケーションのことが書いてありました。基本中の基本というところでしょう。ただ、私としては資産のバランスをとることが必勝法でなく、資産のバランスを意識しながら、自分の考えるポートフォリオを組むことが重要だと思うので、そこを読み違えなければいいですね、と思います。

実際私のポートフォリオは7割ほど国内株式で組んであるのでアンバランスではありますが、意図的にやって儲けているので一向に問題ないです。というか、今落ちてきている海外株をバランスを取るために買い足すというのはどうかしてると思います。儲かってるアセットを儲かってないアセットで食いつぶしてプラマイゼロにしたいですか?

最初の方は確かになるほどなということが書いてありましたが、個々のアセットのことに入るとなんとなく退屈というか、月並みで内容が薄かったです。最後の方はすっとばかしてしまいました。

この本が買いかといわれると正直迷います。初めの方だけしか読みどころがなかったので立ち読み程度ですかね。